8/16(水)
帯広の森球技場A
(キックオフ 12:20)
第32回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 グループステージ
FC東京U-15 深川
1-1
浦和レッドダイヤモンズジュニアユース
FC東京得点者
18青木友佑(7分)
FC東京出場選手
GK | 1熊倉匠 |
---|---|
DF | 3木村哲大、4新良介、10安斎颯馬→22梶浦勇輝(74分)、12三浦大、21菅原一真 |
MF | 5常盤亨太、6佐久間賢飛、8安田虎士朗→2佐藤恵介(56分) |
FW | 9金子凛→13野澤零温(52分)、18青木友佑 |
寸評
[リザーブ]
GK:20村上健
DF:15篠塚颯吾、29大矢ショラ
MF:7笹沼航紀、11川口祐馬、14稲村隼翔
FW:
〇試合レポート
第32回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会・関東予選 敗者トーナメント1戦目が前橋総合運動公園にて13時にキックオフされた。
帯広(全国大会)行きの切符を手に入れるべく、一丸となって挑む。
前日とはうって変わって晴天に恵まれた午後の北海道帯広市。
昨年に続き、11回目の出場となるFC東京U-15深川はこのグループステージ第2日に浦和レッドダイヤモンズジュニアユースと対戦する。
初戦となった15日にはSQUARE富山FC U-15と対戦し、3-0のスコアで勝利し、連勝を目指してこの試合に挑む。
【前半】
立ち上がりから深川が勢いを見せた。
開始1分に青木友佑がオープニングシュートを放つと、3分には安斎颯馬がヘディングで狙う。
守備陣もコンパクトさと連動性を保って安定しており、GK熊倉匠も相手の最初のシュートをしっかりと身体の正面でキャッチするなど、攻守一体となった、良い試合への入りを見せていた。
そんななか、先制点を深川が奪う。
7分、菅原一真が左サイドで起点となり、高い位置まで攻め上がっていた新良介にパス。
そこから青木につなぎ、2試合連続となる今大会3点目をゲット。
幸先よく試合の主導権を得た。
その後も、GKのパワフルなロングキックを起点にフィールドを広く使って攻めてくる浦和に対し、ボール保持者を複数人で素早く囲む組織的な守備で応対。
FW陣も高い位置から精力的にプレスを仕掛け、ときにはそのまま奪いきるなど優勢に試合を進めていく。
【後半】
後半も試合展開は大きくは変わらない。
深川は前半同様にコンパクトな陣形を保ち、浦和が鋭いドリブルで何度も脅かしてくる。
これに対して、前線の選手も後方に下がり、攻守一体となってボールを奪う。
ただ、浦和の攻撃は手強く、何度も危ない場面が生まれかけたが、そのたびに深川はグループとして対峙し凌ぎ続ける。
そしてボールを奪うと新良介のフィードなどから相手の背後を積極的に狙い、45・48分と立て続けにゴールへ迫る。
もちろん浦和は強敵だったが、それにチームとしてしっかりと対応した深川は見事なパフォーマンスを演じていたと言っていい。
GK熊倉の活躍も見事だった。
1点を追う浦和が後半はより力強く攻め立ててきたが、クロスやラストパスなどを鋭い身のこなしでキャッチするなど、チームを盛り立てた。
DFラインとの連携も良好で、前線の選手も後方の選手も誰もがハードワークで浦和に立ち向かった。
ただし、「いいゲームをしているからこそ、1-0というスコアは怖いぞ」と太田匡人監督がハーフタイムに選手たちに発したように、ちょっとした出来事が得点につながってしまうのがサッカー。
そしてそれが現実となってしまう。
79分、同点さらには逆転を目指して猛攻を仕掛けてくる浦和にゴール前で混戦を作られてしまい、オウンゴールから同点にされてしまう。
直後に試合は終了し、勝点3が1へとあっと言う間に変わってしまったのである。
あまりにも悔しい結末ではあるが、これを受け入れ、自分達の力で乗り越えていくしかない。
そして、その力があるからこそ、帯広の地までたどりついたという部分も思い返したいところである。
17日のグループステージ第3戦では、帯広市グリーンパークAで F.Cuore U-15と12:20から対戦する。
ここでしっかりとグループステージ突破を自力で決めたいところだ。
本日も日差しの強いなか、FC東京U-15深川への熱いご声援をありがとうございました。
引き続き、熱いご応援を宜しくお願い致します。