U-15 深川GAME RESULT試合結果

2018年U-15 深川試合結果

12/27(木) 
味の素フィールド西が丘
(キックオフ 13:20)

高円宮杯 JFA 第30回全日本U-15サッカー選手権大会

FC東京U-15 深川

4-1

川崎フロンターレU-15

FC東京得点者

18野澤零温(37分、71分)、9茂木秀人イファイン(67分)、19八木貴裕(77分)

FC東京出場選手

GK 16彼島優
DF 3武田倭門、4石井玲於奈、5大矢ショラ、6柳生将太
MF 8米陀大洋→13三浦成貴(77分)、14梶浦勇輝、10安田虎士朗→17伊藤大地(80分+1 分)、34生地慶多→23松本愛己(70分)
FW 9茂木秀人イファイン→7肥田野蓮治(79分)、18野澤零温→19八木貴裕(73分)

寸評

[リザーブ]
GK:1鈴木尋
DF:12江座凜太朗 
MF:
FW:


本日も、FC東京U-15深川への熱いご声援ありがとうございました。
引き続き、熱いご声援のほどよろしくお願いいたします。

[次戦] 
高円宮杯 JFA 第30回全日本U-15サッカー選手権大会決勝
12月28日(金)13:00キックオフ
vs ツエーゲン金沢U-15
会場/味の素フィールド西が丘


○試合レポート
天候は晴。冷たい風が吹く味の素フィールド西が丘。
中学生年代の日本一を決める『高円宮杯U-15サッカー選手権大会』準決勝に臨む。対戦相手は川崎フロンターレU-15。
試合前、太田監督は「ここは俺たちのホームだ、青赤の魂をもってしっかり戦おう!」と選手に声をかけ鼓舞する。
決勝進出をかけ、若き青赤の選手たちはファン・サポーター、そして準々決勝で敗退したU-15むさしの想いも背負いピッチへ走り出す。
13:50に東京のキックオフで試合開始は開始された。

[前半]
キックオフ直後の1分。東京がサイドからチャンスを作る。
茂木秀人イファインが相手陣内右サイドを突破しマイナスのクロス。
中央に野澤が飛び込むがDFに先にボールに触れられシュートは打てず。
この試合最初のチャンスは東京が作った。

4分、川崎にこの試合最初のチャンスをあたえてしまう。サイドからクロスを許したが、DF陣がしっかりと対応し得点は許さず。
立ち上がりは東京が積極的にボールを保持し攻撃を組み立てる展開。サイドを上手く使い川崎を押し込んでいく。

11分、東京は川崎のパスを出足鋭くカットすると、シンプルにDFラインの背後のスペースへボールを送る。
野澤が相手DFを巧みにかわしシュートを放ったがボールは枠を捉えきれず。得点には至らない。

安田、梶浦、野澤、米陀を中心に攻撃を組み立てる東京。
立て続けに川崎のゴール前に進入していく。

16分には不用意なファウルから川崎にゴール正面でFKを与えてしまう。
直接ゴールを狙われたが、壁にボールか当たりピンチを脱した。

19分、東京がビックチャンスを迎える。茂木秀人イファインと野澤のコンビネーションで相手DFラインを突破すると、野澤がDFを背負いながらシュート。
ボールは枠を捉えていたが、GKにセーブされ得点ならず。
続く21分にも相手陣内左サイドで梶浦か粘りファウルを受け、FKを獲得。クロスは一度クリアされたがセカンドボールを拾った梶浦がミドルシュート。
チャンスはものにできなかったものの、効果的なプレスと、積極的な仕掛けで攻撃の時間を増やしていく。

チャンスを作るものの得点を奪えずにいると、徐々にペースは川崎へ。
川崎のピッチを幅広く使ったパス回しの前になかなかボールを奪うことができない。
しかし、焦れることなく中を締める粘り強い守備で対応し、川崎にシュートは打たせない。

38分、相手にペースを握られる中でも我慢強くプレーしたことが実を結ぶ。
中盤で相手のパスを奪うと、素早く裏のスペースへ浮き球のパス。
これに反応した野澤がGKとの1vs1を冷静に決め、東京が先制。1-0
大事な試合で、欲しかった先制点を奪った。

得点後は東京がリズムを掴む。
ボールをしっかりと動かしながら、相手ゴールに迫っていく。

このまま前半終了。1-0でハーフタイムへ。

[ハーフタイム]
太田監督コメント
「たくさんボールに触れて、前向きなプレーをしよう。楽しんでプレーすることを忘れないように」

[後半]
両チームメンバー交代なしで後半がスタート。
後半の立ち上がりも東京のペース。

相手の両サイドの裏のスペースを積極的に使いボールを運んでいく。
川崎にボールを奪われても慌てずにグループで対応する。

7分、自陣ゴール前にクロスを入れられたが、彼島が冷静な判断で飛び出しキャッチ。チャンスは作らせない。

この時間帯から両チームともなかなかゴール前に進入できない時間が続く。中盤での激しい奪い合いから梶浦や米陀がチャンスを作ろうとするが、最後のところでミスが出てインターセプトされる場面が増えた。

19分、東京がチャンスを作る。DFとうまく駆け引きした茂木秀人イファインがGKとの1vs1となったがGKのブロックに合い追加点を奪えず。
川崎がボールを動かそうとするなか、東京は奪ってから縦に速い攻撃を狙う。
24分には川崎にCKを与えたが、全員で声をかけ合いながらゴールを守り、相手にスキを与えない。

28分、東京が待望の追加点を奪う。2-0
クロスボールをキャッチした彼島が素早く前線にフィード。このボールに反応した野澤が相手陣内右サイドの深い位置までドリブルで侵入し、丁寧なクロス。
中央でフリーになった茂木秀人イファインが冷静にボールを押し込み東京が突き放しに成功した。

30分には、生地に代えて松本を投入。左サイドにいた安田が右へ、松本が左サイドにポジションをとる。

試合時間が残り10分を過ぎてから東京が一気に試合を動かす。
31分 東京が高い位置でボールを奪うと、前線の野澤がボールをキープ。
相手DFを振り切ると中央へカットインし、そのままシュート。これが決まり東京がリードを3点に広げた。3-0

33分この日2得点の野澤に代わり、八木が前線に入る。
37分、投入されたばかりの八木が結果を出す。相手陣内での細かくパス交換から、中央に切り込みシュート。
これがサイドネットに突き刺さり、東京4点目。4-0

得点直後、米陀と茂木秀人イファインに代えて、肥田野と伊藤をピッチへ。

東京は、試合終盤になっても中盤での激しいプレスを継続。セカンドボールを次々に回収していく。
アディショナルタイムには安田に代えて伊藤を投入した。

試合終了間際に、川崎にゴール前の混戦から押し込まれ、失点したものの、終始主導権は渡さず試合終了。
決勝に駒を進めた。

明日は、U-15むさしが敗れたツエーゲン金沢U-15と対戦する。
試合後太田監督は「相手は力のあるチーム。しかし、負けるわけにはいかない。むさしの想いも背負い、FC東京として勝利したい」と力強く語った。