GAME RESULT試合結果

第17節 2005/7/17(日)
観衆 43,104人 
天候 晴、無 気温 27.4度 湿度 75% 
主審:吉田 寿光 副審:山口 博司/下村 昌昭 四審:宮島 一代

J1 第17節

味スタ

HOME

FC東京

4-0

試合終了

前半1-0

後半3-0

AWAY

横浜F・マリノス

FC東京 横浜F・マリノス
20' 今野 泰幸
50' 鈴木 規郎
83' 鈴木 規郎
86' 馬場 憂太
得点者
23' 石川 直宏 → 鈴木 規郎
72' 栗澤 僚一 → 三浦 文丈
78' ルーカス → 馬場 憂太
選手交代 45' 山崎 雅人 → 坂田 大輔
58' 那須 大亮 → 久保 竜彦
67' 大島 秀夫 → 熊林 親吾
15 シュート 11
9 CK 9
13 FK 14
74' ルーカス
警告 03' 山崎 雅人
49' 田中 隼磨
退場
FC東京先発
GK 1 土肥 洋一
DF 20 加地 亮
DF 3 ジャーン
DF 2 茂庭 照幸
DF 17 金沢 浄
MF 23 梶山 陽平
MF 6 今野 泰幸
MF 18 石川 直宏
MF 27 栗澤 僚一
FW 13 戸田 光洋
FW 9 ルーカス
FC東京控え
GK 21 遠藤 大志
MF 7 浅利 悟
MF 10 三浦 文丈
MF 14 馬場 憂太
MF 15 鈴木 規郎
横浜F・マリノス先発
GK 21 榎本 哲也
DF 7 田中 隼磨
DF 22 中澤 佑二
DF 3 松田 直樹
DF 5 ドゥトラ
MF 4 那須 大亮
MF 6 上野 良治
MF 23 大橋 正博
MF 10 山瀬 功治
FW 15 大島 秀夫
FW 27 山崎 雅人
横浜F・マリノス控え
GK 1 榎本 達也
DF 2 中西 永輔
MF 13 熊林 親吾
FW 11 坂田 大輔
FW 9 久保 竜彦

【選手・監督コメント】

ホームでの勝利をめざし、横浜FMに立ち向かう


 第17節は、ホームで横浜F・マリノスと対戦する。前節清水戦で、リーグ戦では第4節以来となる勝利を果たし、順位も13位に浮上。チームの意気は上がっている。だが、昨季のチャンピオン=横浜FMも、現在7勝5分4敗勝点26で3位。特に再開後の4戦では、3勝1分と負けなしで好調だ。安貞桓がチームを離れ、MF奥がケガと、一見戦力ダウンのようにもみえるが、「誰が出てきても頑張れる、そこが横浜FMの強さの証。FW大島は自分の仕事をまっとうできる選手だし、フレッシュなMF山瀬、MF大橋はモチベーションも高い」と警戒を強めていた。セットプレーからの得点力もあり、気が抜けない戦いになりそうだ。

 しかし、現在は4バックの布陣を敷く横浜FMだが、「4バックのほうが、我々にとっては戦いやすい」と原監督。4バックになっても左サイドバックのドゥトラ、右の田中がアクセントになることに違いはなく、サイドでの攻防がポイント。「両サイドが上がってできたスペースを使い、クロスを入れていきたい。ただ、相手のセンターバックには高さがあるので、普通に上げるだけではダメ。中に入る選手もタイミングを合わせ、GKとDFの間を狙えば、つけ入る隙は必ずある」と目論んでいた。

 「怖がって引くと相手はどんどん出てくるので、怖がらずにいく」と続ける原監督。横浜FMよりも切り替えの速い攻めを仕掛け、ホームで待ち望んだ勝利を果たしたい。東京は前節と同じスターティングメンバー。横浜FMは、前節スタメンのFW坂田が控えに回り、FW山崎が今季初先発。夕方になっても厳しい蒸し暑さが残る味の素スタジアム、4万3104人の観客のもと、19時4分に東京のキックオフでスタートした。


TOKYO Challenge The Champions 

Yokohama F Marinos were the visitors to Ajinomoto Stadium for the 17th. game of the season. TOKYO had posted the first league win in four months against Shimizu S-Pulse on the Wednesday night and were suitably buoyed by what seemed an upturn in their fortunes, but the defending champions were expected to provide a sterner test; with a W3 D1 record since the restart they were clearly the in-form team. Ahn had left the club and influential midfielder Oku was injured but, "Whoever plays, plays well. That's the strength of the club. Oshima is a fine striker, Yamase has recovered from injury and midfielder Ohashi is highly motivated". The F Marinos also carry a major threat from set plays and a tough game was envisaged. 
The visitors' decision to field a back four seemed to play into TOKYO's hands. As manager Hara pointed out," It's easier for us to play against that system if we can get forward along the wings and use the space. Their centre backs have a height advantage so just playing crosses into the box won't get us very far. We have to get the ball in between the keeper and the defence. We can't allow ourselves to be frightened of them and play too deeply". 
TOKYO sent out the same starting eleven that began the previous game. Yokohama preferred to leave Sakata on the bench and Yamazaki made his first appearance of the season. A boisterous crowd of 43,104 saw the match kick off on a hot and humid evening.

速い攻撃でチャンスをつくり、今野がセットプレーから先制


 立ち上がりから両者ともに負けられない気持ちを前面に押し出し、緊迫した展開が続いた。開始1分で東京は左CKを奪い、栗澤のキックにルーカスが競るが、ヒットせず。3分には横浜FM・ボランチの上野がミドルシュート。6分には速いパス回しから、もう一人のボランチの那須がエリア右まで攻め上がり、シュート。土肥がセーブでCKに逃れ、そのCKから上野が放ったシュートも、土肥がキャッチ。9分にはエリア右外から、DFドゥトラがFKを蹴ったが東京DFの壁が阻む。 序盤は横浜FMペースで試合が進んだが、東京もよく奪い返して速攻を仕掛け、ルーカスを起点に、戸田のスピーディな動きを中心にリズムをつかんでいった。

 18分には相手陣内中盤右寄りからのFK。栗澤のキックにジャーンが飛び込むが、相手DFがクリア、右CKに。 19分にはこのCKをゴール前で粘ってつなぎ、再び栗澤がクロス。ゴール正面にこぼれ、梶山がミドルシュートするが、ゴール右下隅で相手GKの好セーブにあう。再びCKを得て迎えた20分。栗澤の蹴った右CKに、中央に飛び込んだ今野がどんぴしゃのヘッドで合わせてゴール! 常々目標としていたセットプレーからの得点で先制点を奪った。

 23分には、早い時間に相手と交錯し、右足を打撲した石川が鈴木規に交代するアクシデントが。鈴木規は右MFに入った。だが先制を機に、セカンドボールを拾っては切り替えの速い攻めでルーカスに栗澤、梶山が絡み、そこからサイドに展開する東京のサッカーが機能。28分には相手のミスパスを今野が奪い、前線右サイドにパス。鈴木規が右エリア内まで持ち込み、思い切りのよいシュート。GKセーブでCKに。

 30分にはエリア左、サイドライン際からのFKを鈴木規が蹴り、相手DFに当たって左CKに。このCKのこぼれから金沢が拾ってゴールを狙うが、正面のルーカスがオフサイドに。41分にはカウンターから栗澤が中央を駆け上がり、相手DFを引き付けて左へラストパス。今野が左エリアまで侵入、フリーでシュート。GKにセーブされ、追加点のビッグチャンスは逃してしまったが、1点リードで後半へと折り返した。


Konno Grabs The Opener 

Both sides began in a determined, if tense, mood. TOKYO won a corner in the first minute, Lucas failing to make contact with Kurisawa's ball in; at the other end Marinos' midfielder Ueno tried his luck from outside the area. In the 6th. minute Doi produced a fine save to tip Nasu's well-struck drive over the bar and then held Ueno's shot from the corner. Dutra smashed a free kick into the TOKYO wall in the 9th. minute as the visitors dominated the opening exchanges. TOKYO fought back with Lucas the attacking pivot and Toda used his speed to increasing effect down the left flank. 
In the 18th. minute the Marinos' defence cleared Kurisawa's long free kick into the box out for a corner. Kurisawa curled the ball in and received it straight back; he centred again, Kajiyama pounced on the loose ball and drilled a low drive that Enomoto turned around the post with a superb one-handed save. Kurisawa took the corner and Konno burst between two defenders to bury a powerful header into the back of the net for the opening goal. 
TOKYO were forced into a substitution in the 23rd. minute as Suzuki replaced the injured Ishikawa. The goal lifted TOKYO who were suddenly faster to the ball right across the field as Lucas, Kurisawa and Kajiyama began to control possession. Konno pounced on a loose midfield ball in the 28th. minute and fed Suzuki on the right. Suzuki raced down the wing, cut inside and uncorked a fierce left foot drive that Enomoto tipped over the bar. 
In the 30th. minute Suzuki blasted a free kick into the Marinos' defensive wall and gained another corner. Kanazawa played the ball back into the box after the defence cleared it but Lucas was given offside. In the 41st. minute Kurisawa raced free into the Marinos's half on a rapid counter attack, drew the defence to him and slipped the ball to Konno. Konno struck hard and low but Enomoto saved with his feet and a clear chance to double the lead was wasted. The first period finished 1-0.

規郎の左足が炸裂!攻めに出た横浜FMの裏を突き、集中力の勝利!!


 横浜FMは後半開始からFW山崎に代えてFW坂田を投入。開始直後に攻め込みを許し、MF山瀬が左エリアに侵入。土肥がゴールを飛び出すが、DF陣が踏ん張り、シュートは打たせず。47分には横浜FMのCKのこぼれを拾ってカウンターを仕掛け、戸田が抜け出してCKを奪う。開始からめまぐるしく攻防が入れ替わる展開が続いた。49分には速攻を仕掛けた戸田が、エリア左角すぐ外で横浜FMのDF田中に倒され、FKを得る。50分、このFKを鈴木規が直接狙い、ニアに蹴り込み、ゴール! 豪快なキックで追加点を奪った。

 横浜FMは、58分にはボランチの那須に代えてFW久保を投入。前線の人数を厚くして反撃に挑んできた。だが、東京は集中を切らさずによく守り、ことごとくこぼれ球を拾っては速い攻撃を仕掛けた。67分には「久保を投入して3トップ気味にしたが、どうしても大島とだぶってしまったので、そのままでは久保も大島も2人とも死んでしまうと考え(横浜FM・岡田監督)」と、FW大島に代えてMF熊林を投入。もとのバランスに戻しつつ、それでも攻めに出ようとする横浜FM。東京も72分にはここまで奮闘した栗澤に代えて三浦を投入。梶山を一列前に上げる布陣に。

 74分には横浜FMがリスタートからロングボールをつなぎ、ゴール前で東京DFのこぼれを拾ったMF山瀬がダイレクトシュート。わずかに枠を越え、事なきを得る。76分にはダイレクトパスをつながれ、エリア内でFW久保→MF山瀬とわたり、ゴール至近距離でシュート体勢に入られるが、文字どおり東京DFが身体を張って防ぎ、CKに逃れた。

 78分にはルーカスに代えて馬場を投入。馬場の1トップの布陣に。その直後の80分には、土肥のゴールキックを相手DFがフィード、中盤でつながれ東京ゴール前に流れたボールに、オフサイドラインをくぐり抜けたFW坂田が土肥と1対1に。この決定的なピンチは土肥の好セーブで切り抜けた!横浜FMの反撃によく耐えると、83分、自陣でのルーズボールを梶山が拾い、前線にスルーパス。鈴木規とドゥトラが競り、一度は阻まれるが、こぼれを拾って再び鈴木規が抜け出し、冷静にGKの動きを見てゴールに流し込む。貴重な3点目を奪った!

 86分には右の鈴木規から中央に上がった今野にわたり、今野が前線にスルーパス。抜け出した馬場のドリブルが一旦はDFに阻まれるも、こぼれを拾って、相手GKをよく見極めたループシュートを放ち、ダメ押し点を奪う。結果的にDF松田も上がり、前掛かりになる横浜FMの裏を突いて2得点。フレッシュなメンバーの活躍で、合計4得点を挙げ、守っては無失点で完封。狙いどおりの展開で連勝を果たすとともに、ホームでは4月10日磐田戦以来のうれしい勝利を挙げた!

 【選手コメント】《鈴木規》「(石川が足を痛めるアクシデントに)まさかこんな早い時間から出ることになるとは思わなかったが、2点取れてよかった。FKはとにかくゴール全体を狙って打った。ずっと蹴らせてもらっているし、スタンドからのコールもあるので、期待に応えられてよかった。右サイドでの出場だが、どんどん縦に勝負していこうと考えていた。それが2点目のゴールにもつながったと思う。次節の神戸戦でもいい結果を残して、8月からはレギュラーを取るつもりでがんばっていきたい」《今野》「CKからの得点はクリからいいボールが来た。今日に限らずいつも意識していることだが、自分は背も高くないので、とにかく一瞬の動きでマークをはずすこと、人をおとりに使おうと考えている。今日はディフェンスをコンパクトに、集中して戦えたことが勝利の要因。こぼれ球を拾えたのも、みんなが前から奪いにいき、競り合いで頑張ってくれたから。守護神・土肥さんにも感謝したい」

 【原監督の会見要旨】「前節ようやくアウェーで清水に勝って、チーム状態は上向きだったが、ホームではずっと勝っていなかった。F・マリノスは昨季の王者だし、セットプレーを含めてここぞという時の点の取り方を知っていて、勝負強さがある。そういう王者に対して我々のよさを思い切り出して、ホームで勝点3を取りたいと考えていた。今日は多くのお客さんが集まってくれたが、苦しい時にもずっと応援してくれたサポーターのためにも勝利をめざし、いい準備はできていた。石川がいきなり足を痛め、その間にCKから点が入ったが、かなり痛そうだったので鈴木規を入れた。鈴木規は肩の脱臼から戻ってきて、勝負どころで入れようと思っていたが、こんなに早く入れる予定はなかった。ただFKや左足のひと振りがあるので、信じていた。ルーカスも足首の負傷からまだ100パーセント回復していないが、前節から彼を真ん中に、栗澤をルーカスの近くに置いて、両サイドはスピードのある選手という本来の東京の形に戻した。それで我々のリズム=真ん中でボールが収まり、そこからサイドへ、サイドに開くとまた真ん中が空いてくるというリズムがうまくつくれたと思う。今までチャンスがありながら、なかなかゴールが入らず、逆に最初のピンチに失点してしまうという悪い流れの時期があったが、やっと自分たちのリズムがつくれるようになってきた。セットプレーからもやっと点が入ったし、いい方向に来ていると思う。ずっと応援してくれていたサポーターのおかげだし、選手も苦しい中で踏ん張って、チーム状態はよくなってきている。あと、今日のポイントは今野と梶山の2人。梶山の膝の具合は常に気にしているが、今野の強さ、梶山の展開力ですごくいいバランスになってきてると思うので、うまく活かしていきたい。今月中にもう1試合あるので、今日の勝利に喜ぶことなく、いい準備をして神戸に勝って8月を迎えたい」

 【横浜FM・岡田監督の会見要旨】「結果を見てわかるとおり、久しぶりに完敗した。相手は縦にボールを入れてこぼれ球を拾ってくる、あとはカウンターということはわかっていたが、それにはまってしまった。FC東京はよく走っていてすばらしかったと思う。我々は少しコンディションが悪く、走れなかった。セットプレーから不用意に失点してしまって、今の我々だと2点、3点を追いつくのは厳しい。そういう意味では0対2で負けるのも、0対4で負けるのも変わらない。大敗して逆にすっきりするような気持ち。ただ、まさか全部勝てるとは思っていないので、まだまだ最後まであきらめずに戦う」


Suzuki Drops The Hammer 

The Marinos replaced Yamazaki with Sakata at half time and began the second half on the attack, threatening through Yamase and winning a corner. The TOKYO defence repelled the danger and countered through Toda. The game continued in see-saw fashion until the 49th. minute, when Tanaka fouled Toda on the left of the Marinos area. Suzuki took a long run up and hammered a low drive through the wall and inside the near post. TOKYO had a vital two-goal cushion. 
The Marinos sent on striker Kubo and withdrew defensive midfielder Nasu in the 58th. minute. The TOKYO defence responded capably, snuffing out attacks and launching rapid breaks that threatened to extend the lead. Marinos manager Okada realised his three man front line were getting in each other's way and replaced Oshima with midfielder Kumabayashi in the 67th. minute. The switch restored their balance and they began to draw nearer to the TOKYO goal. In the 72nd. minute Miura replaced the battling Kurisawa and Kajiyama pushed slightly further forward. 
In the 74th. minute Yamase collected a long ball and shot fractionally wide of the post. Kubo set up Yamase again in the 76th. minute but some desperate last-ditch defending forced his effort around the post for a corner. In the 78th. minute Baba replaced Lucas and moved into the lone striker's position. In the 80th. minute the Marinos created their best chance of the game as a through ball played Sakata in on goal with only Doi to beat. The TOKYO No.1 produced a superb save to deny Sakata and preserve the two goal lead. In the 83rd. minute Kajiyama picked up a loose ball in midfield and lofted it forward for Suzuki to chase. Dutra seemed to have the danger under control but somehow lost possession, then slipped, allowing Suzuki to run clear on goal. Suzuki clipped the ball over Enomoto with great aplomb and TOKYO had a three goal lead. 
In the 86th. minute Suzuki found Konno in a central position; Konno picked out Baba with a fine ball that beat the offside trap. A defender seemed to have done enough to prevent Baba shooting, forcing him wide inside the penalty area but Baba produced a sublime chip over the onrushing Enomoto that scraped the underside of the crossbar and nestled into the net for the fourth goal. The final two goals came about as Marinos had pushed defender Matsuda forward. The final whistle blew on an immensely satisfying 4-0 win, another clean sheet and the first home victory since April 10th. 


Players' comments 
Suzuki: 
"I didn't expect to get on the pitch so early in the game and I'm delighted with my goals today. I was just aiming to hit the target with the free kick. I've been allowed to take them and there was a great shout from the stands so I was very pleased to repay that with a goal. I played on the right today and was determined to make an impact on the flank. That's where the goals came from. We hope to get a good result in the Vissel game next week and I'm going to do my best for a regular place from August". 

Konno: 
"Kurisawa played a great ball in from the corner. I'm not so tall but I managed to get away from my marker. We aimed to keep a compact defensive formation today and that's the main reason we won. We fought for the loose balls, pressed from the front and battled right across the field. I really want to thank Doi, as well."


F.C.TOKYO manager Hara 
"After finally breaking out of our slump the other night we really wanted a win at home for the fans who've supported us through thick and thin. We were able to prepare well for this game. We'd taken the lead but then Ishikawa was injured and we sent Suzuki on; we had planned to introduce him much later in the game as he's only just returned from having a dislocated shoulder but Ishikawa was in trouble and couldn't continue. He's got a good left foot and we trust him with the free kicks. Lucas still isn't 100% recovered from his ankle injury and, as in the last game he played centrally, with Kurisawa in support and fast players on the flanks in the typical TOKYO formation. We've suffered a lot from not scoring recently and then conceding against the run of play; today we were able to score first, find our rhythm and then hold the lead. We also scored from set plays as well, which is very encouraging. The continued support of the fans has been very important to get the club over this difficult period but we're on our way back now. The key men today were Konno and Kajiyama; their balance was excellent, with Konno's strength and Kajiyama's control of the play vital for us. I was worried about Kajiyama's knee but it held up throughout the game. There's still one more game in July, though. We want to prepare thoroughly, beat Vissel and look forward to the games in August". 

F Marinos manager Okada: 
"Well, that was a comprehensive defeat. We knew how our opponents would play; long balls, picking up knockdowns and counter attacking. The way they ran today was outstanding, though. Our condition wasn't good and we didn't run at all. We gave away goals with slack marking at set plays and it was always going to be difficult to pull back two or three goals today. It makes no difference if you lose 2-0 or 4-0 in that situation. Conversely, a big defeat can somehow refresh the team. Of course, we don't expect to be able to win every game but we'll be fighting all the way to the end of the season".