GAME RESULT試合結果
第27節 2005/10/15(土)
観衆 20,136人
天候 曇、無 気温 25.6度 湿度 58%
主審:砂川 恵一 副審:中井 恒/木城 紀和 四審:野田 祐樹
J1 第27節
味スタ
2-2
試合終了
前半0-0
後半2-2
FC東京 | サンフレッチェ広島 | |
---|---|---|
76' 阿部 吉朗 83' 馬場 憂太 |
得点者 |
55' 前田 俊介 82' 佐藤 寿人 |
56' 栗澤 僚一 → 鈴木 規郎 66' 宮沢 正史 → 金沢 浄 71' ルーカス → ササ サルセード |
選手交代 |
59' 下田 崇 → 佐藤 昭大 74' 大木 勉 → 髙柳 一誠 78' 李 漢宰 → ガウボン |
14 | シュート | 9 |
6 | CK | 9 |
12 | FK | 16 |
73' ササ サルセード |
警告 | |
退場 |
GK | 1 | 土肥 洋一 |
DF | 6 | 今野 泰幸 |
DF | 3 | ジャーン |
DF | 2 | 茂庭 照幸 |
DF | 8 | 藤山 竜仁 |
MF | 23 | 梶山 陽平 |
MF | 27 | 栗澤 僚一 |
MF | 16 | 宮沢 正史 |
MF | 14 | 馬場 憂太 |
FW | 11 | 阿部 吉朗 |
FW | 9 | ルーカス |
GK | 21 | 遠藤 大志 |
DF | 17 | 金沢 浄 |
MF | 7 | 浅利 悟 |
MF | 15 | 鈴木 規郎 |
FW | 38 | ササ サルセード |
GK | 1 | 下田 崇 |
DF | 5 | 駒野 友一 |
DF | 4 | ジニーニョ |
DF | 3 | 小村 徳男 |
DF | 17 | 服部 公太 |
MF | 34 | 茂原 岳人 |
MF | 8 | 森﨑 和幸 |
MF | 20 | 大木 勉 |
MF | 16 | 李 漢宰 |
FW | 11 | 佐藤 寿人 |
FW | 24 | 前田 俊介 |
GK | 31 | 佐藤 昭大 |
DF | 22 | 西河 翔吾 |
DF | 25 | 髙柳 一誠 |
FW | 10 | ガウボン |
FW | 27 | ジョルジーニョ |
【選手・監督コメント】
阿部吉が今季初先発、選手の特長を活かして連勝をめざす!
前節より2週間のインターバルを経て、第27節はホームにサンフレッチェ広島を迎え撃つ。前節大宮戦に勝利し、ここ4試合は2勝2分けの負けなし。勝ち点を31に伸ばして、順位も11位に浮上した。特に守備では4試合連続無失点と好調を維持している。J2降格圏にある17位との勝ち点差は6。15位、16位とは3差しかなく、ひと時も気を抜くことができないゲームが続くが、粘り強い戦いで勝ち点3をめざしていきたい。
今節は戸田が出場停止。また日本代表として土肥、茂庭が東欧遠征に臨み、13日(木)に帰国。中1日での試合にコンディションが懸念されるが、「2人とも、当然のように今日の試合に出るつもりで準備していた(原監督)」と頼もしい姿勢をみせていた。一方で、加地は両足に違和感を覚え、大事をとっての欠場となった。先発はルーカスと、今季初スタメンとなる阿部吉を2トップに置く4-4-2。右サイドバックには今野を起用し、中盤は梶山をワンボランチに、右MFに栗澤、中央に馬場、宮沢が左MFに入るダイヤモンド型の布陣をとった。またケガからあけた金沢が7試合ぶりにベンチに控えた。
広島は現在勝ち点39で8位につける。しかし直近の4試合では1勝3敗と、決して好調とはいえない。それでも失点は27でリーグ最少、攻撃ではFW佐藤、前田らが奮起し、毎試合得点を重ねている。「前線にスピードのある選手を揃え、そこにシンプルにボールを入れてくる。時間をかけさせ、サイドバックが攻撃に絡む攻撃ならある程度抑えることはできるので、前線への放り込みに注意して、できるだけFW陣を自由にさせないようにしたい」と原監督は警戒。攻守の切り替えを早くし、テンポよく攻めるサッカーで連勝を目論む。試合は秋の日差しが陰り、曇り空の味の素スタジアム、15時4分に広島のキックオフでスタートした。
Abe Starts As TOKYO Aim For Consecutive Wins
After a two-week break Sanfrecce Hiroshima visited Ajinomoto Stadium for the 27th. game of the season. TOKYO were enjoying a revival in their fortunes: two wins, two draws and four clean sheets in their last four matches. Their 31 points were good enough for 11th. place in the league but this was still only 3 points off 16th. place. The side wasn't out of the woods yet.
Toda was suspended. Moniwa and Doi had only one day's training with the team following their return from the Japan national team tour of Eastern Europe but manager Hara insisted they were both ready to play. Kaji was rested to allow lingering injuries to heal. Abe made his first start of the season and was paired with Lucas in a 4-4-2 formation. Konno appeared at right back, Kajiyama as defensive midfielder, Kurisawa on the right of midfield, Miyazawa on the left and Baba in the centre in a diamond formation. Kanazawa returned to the bench after missing 7 games with injury.
Sanfrecce lay in 8th. place with 39 points but were enduring a mini-slump: they had lost three of four and the much-vaunted defence was leaking goals. They still had the fewest goals conceded though, at 27. In-form strikers Sato and Maeda were racking up the goals. "The forwards have great pace," commented TOKYO manager Hara, "We can't allow them any time on the ball". Sanfrecce kicked off shortly after 3pm on a pleasant autumn afternoon.
ともに手堅い守備で得点を許さず
ともに手堅い守備から慎重な立ち上がりとなった。5分に馬場が放ったミドルシュートが、今日1本目のシュート。広島は9分にFW前田の右クロスをMF大木が落とし、エリア外からFW佐藤がシュートするがバーを越えた。12分には活発な動きを見せる阿部吉がミドルから積極的にシュートを狙ったが、これもバーの上。決定的に相手を崩すシーンは見られず、一進一退の展開が続いた。
その中でも16分、左サイドでのパス交換から、宮沢が走り込んできたルーカスへパス。ルーカスは相手DFと競りながらも、強引にエリアに侵入。シュートを放ったが、ボールは右ポストに阻まれ、こぼれに詰めた馬場も届かず。広島DFがCKに逃れて、先制のチャンスを逃した。東京は宮沢が中央の守備に回ることで、左サイドにスペースができ、広島の右サイドバック駒野の攻め上がりを許すことになる。ボールを支配され、そこからCKを奪われるシーンも目立ったが、最終的には危なげなく守りきった。
反面、攻撃では決定的なシーンはほとんどつくれず。24分には藤山がドリブルで上がり、ロングレンジからシュートするがバーの上に。35分、37分には今野がアーリークロスを送るが、チャンスには結びつかず。42分には広島FW前田と佐藤が右エリア内でパス交換。互いにシュート体勢に入るが、東京DFがしっかりマークして打たせず。結果的に前半は0対0で終了。後半に勝負をかけた。
Defence Dominates
Both sides began cautiously. Baba registered the first shot in the 5th. minute and Sanfrecce had to wait until the 9th. minute, when Sato fired Oki's knockdown over the bar from outside the area, for their first attempt. Abe, industrious as ever, fired over in the 12th. minute. The game ebbed and flowed with neither side able to impose themselves.
The first big chance fell to Lucas in the 16th. minute. A sublime short passing move involving Miyazawa opened up the Sanfrecce defence allowing Lucas to hold off a defender and clip the ball past the advancing Shimoda. The ball hit the inside of the far post and rebounded across the face of goal, just evading Baba's lunge. A defender hacked the ball way for a corner. Miyazawa was providing defensive cover in midfield, TOKYO were finding space down the right and penning left back Komano in his own half.
Chances were few and far between. Fujiyama blazed over the bar in the 24th. minute while Konno curled a couple of early crosses into the 'zone of uncertainty'. As the first half drew to a close Sanfrecce threatened but the TOKYO defence closed down Sato and Maeda so quickly neither were able to shoot. The period ended 0-0.
2度の先行を許すも、阿部吉、馬場のゴールでドローに持ち込む
後半は一転して激しい試合となった。開始直後の46分には馬場→ルーカスのスルーパスを相手DFがカットし、左CKを得る。馬場のキックから今野がボレーを放つもGK正面。52分には宮沢がエリア内に浮き球のパス。阿部吉がトラップしてゴール前に抜け出しシュートするが、出足の早い相手GKに阻まれる。しかし、リズムをつかみ始めた矢先の55分、広島の右からのパスをFW佐藤につながれ、攻め上がったMF森崎がゴール前までドリブル。これに東京DFが引きつけられ、ラストは右からワンタッチで中に周りこんだFW前田にゴールを決められてしまう。
東京は56分に栗澤に代えて鈴木規を左サイドに投入。阿部吉が右サイドに回る布陣を敷き、サイド攻撃から流れをつかむ。66分には宮沢に代えて金沢を投入、藤山が右に回り、今野がボランチに上がる。71分にはルーズボールを拾った梶山がミドルシュートとみせかけ、右サイドでフリーの阿部吉に。中に切り込みシュート体勢に入るが、DFに阻まれる。直後には疲れのみえたルーカスに代えてササを投入、再び2トップの布陣に。この交代でリズムをつかみ、アグレッシブな攻撃を繰り返した。
73分には梶山の右クロスを受けた阿部吉のボレーシュートから、CKを奪う。このCKをつなぎ、ササのキープ力からエリア前まで攻め上がった今野がシュートを放ったが、これは右ポストをヒット。しかし迎えた76分、藤山のロングボールをササがヘッドで競り、落ち際に走りこんだ阿部吉が、ボールを浮かせてトラップしながら回転し、左足でボレーシュート! 目の覚めるようなスーパーゴールがネットに突き刺さり、同点に追いついた。
ここから試合はますます激しくなる。だが、攻守の入れ替わりの速い中、82分に広島にCKを与えてしまう。左CKのクリアボールが味方に当たり、エンドライン際にいたMF森崎の前にこぼれ、ここからのクロスをFW佐藤に決められてしまう…。終盤の時間帯での失点だったが、ここで諦めることはなかった。直後のキックオフから、鈴木規が左サイドを突破。グラウンダーのクロスを、ゴール前で馬場が巧みに合わせてゴール! 再び同点に追いついた。
勢いにのり、その後も猛攻を仕掛けたが、40分、ササがゴール前で倒され、自身が直接狙ったFKはGKがセーブ。ロスタイムには、金沢のスルーパスからササが振り向きざまにシュートするがこれもGKがキャッチ。追加点は奪えなかったものの、激しい試合をドローに持ち込み、勝ち点1を得た。
【選手コメント】《阿部吉》「ホームだったので負けなくてよかったが、勝ちたかった。(ゴールは)1点リードされている状態だったが、ずっとササが落としてくれると信じて裏に走るようにしていた。練習でやっていた形で、狙いどおりにボールがきたので、あとは反応するだけだった。トラップはゴールに向かうように意識した。まだまだ上にいくチャンスもあると思う。一試合一試合全力で、残りの試合全部でゴールを取るつもりで戦いたい」《馬場》「前半を耐えれば、後半は絶対に広島の足が止まると思っていた。自分もイライラしないで、そこで0対0でいけたことが、後半のいいプレーにつながったと思う。後半は間延びして、必ず我々のスペースができると思っていた。そこで自分からチャンスをつくりにいった」
【原監督の会見要旨】「土肥と茂庭は、昨日の練習のコンディションを見て使うことを決めた。加地は、右足首だけではなく左足にも違和感がでてしまい、今日は今野を右サイドバックに使った。今野自身も不安があったと思うが、彼の強さを活かしたかった。土肥、茂庭のコンディションが100パーセントではないと考え、DFラインは藤山を慣れた左の位置で使いたかった。中盤は馬場、宮沢、梶山、栗澤ら、ボールをつなぐ選手を入れて、阿部吉をうまく使っていこうとした。広島は失点が少なく、やりたいサッカーがしっかりしている。守備が固いので、先制されると苦しくなる。DF駒野も代表帰りだったがよく走っていた。前半はボールはつながるが、前に送るのが遅かった。後半が勝負と考え、ハーフタイムには『もう少し早く阿部吉とルーカスに入れよう、前にボールを入れよう』と指示した。うまくいかなければ、鈴木規をサイドに投入し、相手DF駒野の裏に走らせようとしたが、その矢先に失点してしまった。リードされて中盤での拾い合いになると考え、今野をボランチに変更。藤山を右にもっていき、金沢と鈴木規で左からサイドを崩してクロスを入れようとした。ササの投入のタイミングを見計らっていたが、ササの場合は細かくつなぐよりも、今日の得点シーンのようにシンプルに使う方法がいい。その場合、ルーカスよりも阿部吉の方がササの後ろを狙って走れるだろうと思い、阿部吉を残した。先制されたが、いい形で追いついたので追加点がほしかったが、CKからアンラッキーな形で失点した。しかしそこで落ち込むことなく、直後のキックオフから馬場のすばらしい得点が生まれた。勝ちたかったが、最後まで諦めずに点を取りにいき、その点は非常によかったと思う。前半のルーカス、後半の今野のシュートなど、決定的なシーンが得点になっていれば勝てたかな…とも思うが、リードされながら追いついたことを評価して、次につなげていきたい」
【広島・小野監督の会見要旨】「前半はお互いにつぶしあい、我慢くらべという感じだった。均衡が破れてからは、ともに攻めあった。2回先行したが、2度追いつかれて結局引き分けた。勝ち点3を取れなかった悔しさももちろんあるが、それ以上に選手たちが最後の最後までよく戦ってくれたと思う。お互い力を出し切っての勝ち点1で、堂々と上を向いてよいと思う。何度か流れが苦しくなったが、集まってくれたサポーターが応援して励ましてくれたので、選手たちも最後の最後まで戦えた。あれだけの戦いをしたので、勝ちたかった気持ちは大きいが、一歩一歩成長させていきたいと思う。(前半のほうがサイドを使えていたが?)前半のFC東京は、宮沢が左に入るダイヤモンド型だったが、ボランチのポジションにいた。右サイドには栗澤がいて、そちら側にボールを持っていくと、激しいプレッシャーがかかるので、(広島の)左サイドにくいつかせて、右から攻めるようにした。そのまま攻めようと思ったが、FC東京も修正してきたので、後半はワイドに開かせ、トップへボールの道のりをつくることができた。最終的には、外側の選手がクロスをあげるより、相手の守りの選手を外に開かせてトップに当てたほうがチャンスがつくれたと思う。そういう意味では、前半より後半の方がいいプレーができていた」
Thrilling Fightback Earns Draw
The rather uneventful first half gave no indication of what was to come. TOKYO began the second period on the attack, earning a corner after Baba's neat through ball bisected the Sanfrecce defence. Miyazawa struck the corner long to Konno but Shimoda cleanly held his first time volley. In the 52nd. minute Miyazawa floated a pass over the Sanfrecce backline and into the path of Abe. Abe trapped the ball and shot just as Shimoda bravely flung himself at his feet to make a fine save. TOKYO seemed more focused than in the first period but disaster struck in the 55th. minute as Maeda fired past Doi from the edge of the area following a determined dribble by Morisaki. TOKYO replaced Kurisawa with Suzuki on the left wing. Abe roamed on the right side and TOKYO attempted to use their pace to get behind the Sanfrecce defence. Kanazawa replaced Miyazawa in the 66th. minute, Fujiyama moved to the right and Konno shifted into a defensive midfield position. In the 71st. minute Kajiyama elected to shoot when Abe was completely unmarked on the right. Sasa Salcedo came on for the tiring Lucas as TOKYO reverted to 4-4-2. The changes revitalised the side which began to attack with increased urgency.
In the 73rd. minute Abe smacked a volley against a defender and won a corner. Sasa held the ball up after the Sanfrecce defence cleared the corner and played it into the path of Konno whose low shot struck the post. Fujiyama played a long ball up to Sasa in the 77th. minute; Sasa outjumped a defender and flicked the ball on towards Abe, on the edge of the area. Abe displayed wondrous control to trap the ball on his chest, turn through 180 degrees as it fell and thunder a volley past the stunned keeper for a truly memorable goal. A piece of breathtaking skill had tied the score.
The game became fast and furious but it was the visitors who retook the lead in the 82nd. minute. Sanfrecce won a corner and an attempted clearance struck a TOKYO defender, the ball ballooning back to Morisaki almost on the byline. Morisaki crossed and Sato prodded the ball past Doi from close range. TOKYO refused to admit defeat and were back on level terms a minute later without a single Sanfrecce player touching the ball. Straight from the restart TOKYO moved the ball out to Suzuki on the left. Suzuki skated past a defender and hit a low cross that Baba flicked through a ruck of players to restore parity.
TOKYO had a chance to win the game in the 85th. minute when Sasa was upended just outside the area. Sasa took the free kick himself and pierced the wall but Sato, the Sanfrecce keeper, made a fine low save to his right. Sato again denied Sasa in injury time and a very hard-fought game finished 2-2.
Players' comments
Abe:
"We were determined to win as it was a home game. ( For his goal ) We were behind but I was sure Sasa would win his header so I ran into the space where I expected the ball to go. That move was something we've practiced in training; I trapped the ball with my chest, swivelled and hit it first time. It went very smoothly. We still have a good chance to move up the table and I'm hoping to score in all our remaining games".
Baba:
"We felt Sanfrecce would run out of steam in the second half. I tried hard not to get frustrated with my own play and just create some chances".
TOKYO manager Hara:
"I had a look at Doi and Moniwa in training and felt they were both fit to play. Kaji wasn't though; he has trouble with both feet so we put Konno in at right back. He probably has some doubts himself about playing in that position but we wanted to make use of his ability. Doi and Moniwa obviously weren't 100% so we selected Fujiyama on the left as they are used to playing with him. The midfield of Baba, Miyazawa, Kajiyama and Kurisawa are all skillful passers and we were hoping to use Abe to the best effect. Sanfrecce have a strong defence so we needed to be very accurate today. Komano had just returned from national team duty but he ran very hard all afternoon. We passed the ball around well in the first half but were slow in getting it forward. We tried to fix that in the second half but it wasn't really happening so we sent on Suzuki to run at Komano and try to get behind him. Then they scored, unfortunately. We really needed to regain possession as much as possible so we moved Konno into the midfield and asked our left side of Kanazawa and Suzuki to get forward and supply the crosses. We felt Sasa would combine better with Abe today and so we took Lucas off. We scored an excellent equaliser and were thinking about another goal when an unlucky ricochet at a corner allowed Sanfrecce to score again. The players fought back immediately and Baba finished off a superb move nicely for the second goal. Of course we wanted to win today and were unfortunate to hit the post twice. Still, the players never gave up and battled to the final whistle. We hope to take that spirit into the next game".
Sanfrecce manager Ono:
"Both teams cancelled each other out in the first half and it was a case of just being patient. The balance changed when both sides began to attack. We were ahead twice and were pulled back twice; of course we wanted to win and feel somewhat disappointed but the players fought to the very end. Both teams gave everything and only got a single point for their effort. We'd like to thank our fans who turned up and gave the team such great support today. We feel we are making steady progress as a team. We didn't get much joy attacking down the right in the first half and concentrated on the left side. The second half was much better though as we were able to use the wide positions and find space to cross the ball".