GAME RESULT試合結果
第29節 2005/10/30(日)
観衆 34,848人
天候 曇、無 気温 19.4度 湿度 43%
主審:上川 徹 副審:廣嶋 禎数/相樂 亨 四審:鍋島 將起
J1 第29節
味スタ
2-1
試合終了
前半1-1
後半1-0
FC東京 | ガンバ大阪 | |
---|---|---|
44' 馬場 憂太 71' 今野 泰幸 |
得点者 |
01' シジクレイ |
23' 戸田 光洋 → 鈴木 規郎 87' 阿部 吉朗 → 栗澤 僚一 |
選手交代 |
45' 松下 年宏 → 二川 孝広 45' 吉原 宏太 → 大黒 将志 75' フェルナンジーニョ → 入江 徹 |
22 | シュート | 11 |
8 | CK | 2 |
9 | FK | 20 |
警告 |
33' 吉原 宏太 48' アラウージョ |
|
退場 |
GK | 1 | 土肥 洋一 |
DF | 8 | 藤山 竜仁 |
DF | 3 | ジャーン |
DF | 2 | 茂庭 照幸 |
DF | 17 | 金沢 浄 |
MF | 23 | 梶山 陽平 |
MF | 6 | 今野 泰幸 |
MF | 13 | 戸田 光洋 |
MF | 14 | 馬場 憂太 |
FW | 11 | 阿部 吉朗 |
FW | 9 | ルーカス |
GK | 21 | 遠藤 大志 |
MF | 10 | 三浦 文丈 |
MF | 27 | 栗澤 僚一 |
MF | 15 | 鈴木 規郎 |
FW | 38 | ササ サルセード |
GK | 22 | 藤ヶ谷 陽介 |
DF | 4 | 實好 礼忠 |
DF | 2 | シジクレイ |
DF | 6 | 山口 智 |
MF | 24 | 松下 年宏 |
MF | 27 | 橋本 英郎 |
MF | 7 | 遠藤 保仁 |
MF | 14 | 家長 昭博 |
MF | 9 | アラウージョ |
FW | 8 | フェルナンジーニョ |
FW | 18 | 吉原 宏太 |
GK | 1 | 松代 直樹 |
DF | 3 | 入江 徹 |
MF | 10 | 二川 孝広 |
FW | 11 | 松波 正信 |
FW | 16 | 大黒 将志 |
【選手・監督コメント】
ホームで首位・ガンバ大阪を打ち倒せ!
第29節はホームにガンバ大阪を迎え撃つ。前節ヴェルディ戦に逆転勝利を果たし、順位も9位まで浮上。しかし下位チームとの勝ち点差はそれほど離れておらず、ここで手を緩めるわけにはいかない。集中を切らさず、連勝をめざしたい一戦だ。ところが27日(木)には梶山が背中の痛みを訴え、28日(金)には茂庭が腰を、ルーカスが足を痛めて練習に参加せず、多少の心配もあったが、週末には元気に復帰。加地については「この時点での出場はリスクが高い」と原監督は話し、先発はヴェルディ戦と同様のメンバーで臨む。
現在首位に立つG大阪は、前節大分に敗れたものの、ここまで「73得点48失点」と、その得点力は脅威的だ。DF宮本がケガのためチームを離れ、また今節は得点ランク3位につけるFW大黒(16得点)も控えに回った。しかし、第18節以来の先発となるFW吉原を含め、前線のFWフェルナンジーニョ、MFアラウージョは「前を向かれてエリアに入られると止めるのは難しい」と原監督。彼らをしっかりケアするとともに、パスの出どころとなるMF遠藤、橋本を抑えることも大きなポイント。「特に遠藤はダイレクトパスや柔らかいパスなど、あらゆる種類のボールを蹴ってくる。前線への飛び出しもあるし、FKも決定力が高いので彼の動きを消すことが重要」と警戒する。
その上で「守ろうとすればガンバにぺースをつかまれる。引くのではなく、全員で前から奪いにいって、アグレッシブに攻撃に転じたい(原監督)」。第7節4月23日のアウェーゲームでは、3対5の打ち合いの末に敗れた相手だが、今日も早い時間に試合が動けば、点の取り合いになる可能性もある。だが、それはある意味攻撃力を誇るガンバの狙いどおりの展開だろう。東京は「東京らしい」締まった試合で接戦に持ち込み、勝利をめざす。
Taking On The Leaders
League leaders Gamba Osaka visited Ajinomoto Stadium for the 29th. game of the year. The win over Verdy in the previous week had put some daylight between TOKYO and the relegation-threatened pack but there was no time for the team to take anything for granted. Kajiyama, Moniwa and Lucas had picked up knocks in training but were recovered by the weekend. Manager Hara felt it unwise to risk Kaji just yet and named an unchanged team to the one that beat Verdy.
League leaders Gamba had lost at home to Oita Trinita in the previous round but boasted phenomenal firepower in attack, with 73 goals in 28 games. Captain Miyamoto was injured and Japan striker Oguro was on the bench but Araujo, the league top scorer, and Fernandinho both started. "If you let them get into the area facing the goal they're very difficult to stop", commented manager Hara. Preventing Endo and Hashimoto from delivering service to the front men also posed problems, "Both are excellent passers. Endo has a wide range, from direct balls to delicate one touches. They can also make runs from deep positions and strike free kicks. We will have to guard them closely throughout the game". The reverse fixture in April had finished 5-3 to Gamba and another high scoring game was always a possibility.
開始直後に失点するも、ペースを取り戻し、馬場が同点弾
前日の雨から天気も回復した味の素スタジアム、試合は東京のキックオフでスタートした。ところが開始1分、G大阪の右スローインからCKに持ち込まれる。この右CKをMF遠藤が精度の高いキックでニアに蹴り、飛び込んだDFシジクレイにヘディングシュートを決められる。シジクレイに対するジャーンのマークが遅れてしまい、立ち上がり早々に失点を許した。
嫌な雰囲気が流れたが、東京は気落ちすることなく、そこからは激しいボールの奪い合いが続いた。そして10分を過ぎる頃には東京がチャンスをつくり始める。13分には、馬場の浮き球のパスに、右MF阿部吉が前線を抜け出し、CKを奪う。馬場の右CKにジャーンがヘッドで合わせるが、バーの上。16分にはG大阪の速いクロスを土肥がキャッチ。そこから速攻を仕掛け、梶山が中盤からミドルを放った。19分には相手陣内での速いパスワークから戸田がポストとなり、馬場がシュート。相手GKの正面を突いたが、徐々にプレスが緩くなってきたG大阪に対してボールを支配していった。
20分には藤山の攻め上がりから、右エリアに入ったルーカスがシュート。対するG大阪はMF遠藤を起点としたFKから東京ゴールに迫る。しかし21分、エリア左外からのFKは東京DFの壁が阻む。23分には、戸田が右足のかかとを傷めるアクシデントがあり、鈴木規に交代。直後に、G大阪の左FKからニアの至近距離でDF實好にシュートを打たれるが、左にきれた。東京はよくボールを奪ってペースを握ったが、28分に右の藤山→左の阿部吉にサイドチェンジし、金沢がクロス。相手DFのクリアをゴール正面で馬場が捉え、シュートしたがヒットせず、チャンスを逃した。
37分にはG大阪・エリア右外からのFKを東京DFがクリア。こぼれをつながれエリア右に入ったMF遠藤が強烈なシュートを放つが、土肥がセーブ!40分にはG大阪のFKを壁が阻み、そこから速攻を仕掛けようとしたが、パスがうまく合わず。このまま前半も終了かと思われたが、44分、梶山のサイドチェンジから左の金沢が中へ。梶山がリターンを受け、中央へ切り込みながら左横の馬場へ。馬場はわずかにドリブルでタメをつくり、そこから狙いすましたシュート。これが右ポストをかすめて中に跳ね返りゴールイン! 前半終了間際に同点に追いつき、期待を抱かせて後半に折り返した。
Baba Belter Ties Early Goal
TOKYO kicked off on a warm afternoon at Ajinomoto Stadium but found themselves behind while late arrivals were still taking their seats. Gamba won a corner in the first minute and Sidiclei rose to meet Endo's outswinger and bullet a header past Doi. Sidiclei evaded Jean's attentions all too easily and Gamba had the lead.
The home side then launched themselves at Gamba and began to make headway. In the 13th. minute Baba floated a pass over the visitors' defence and Abe won a corner. Jean met Baba's ball with a powerful header that flew just over the bar. In the 16th. minute Doi cleanly held a cross then launched a counter attack that ended with Kajiyama shooting from outside the Gamba area. In the 19th. minute Baba shot from distance, as did Kajiyama in the 23rd. Toda was injured and had to be replaced by Suzuki. Saneyoshi fired wide from point blank range following a free kick a few moments later. In the 28th. minute a sweeping crossfield move found Kanazawa steaming down the left but Baba failed to make firm contact with his centre and a good move came to nothing.
A key moment came in the 37th. minute. The TOKYO defence partially cleared a free kick and Endo pounced on the loose ball, raced into the area and unleashed a thunderous drive that Doi could only parry away. The ball evaded the onrushing Gamba players and TOKYO breathed a sigh of relief. The game seemed to be headed into halftime with the visitors ahead until Baba produced a goal out of nothing in the 44th. minute. Following some neat interplay in midfield Kajiyama slipped the ball to Baba around 25 metres from goal; Baba unleashed a beautiful drive that Fujigaya got his fingertips to but couldn't prevent from hitting the back of the net. TOKYO had tied the game on the stroke of halftime.
今野が勝ち越し弾を奪い、会心の勝利!
G大阪は後半、FW吉原に代えて大黒を、MF松下に代えてニ川を投入。原監督が試合前に「大黒とコンビが合うのはMF二川。彼らのコンビをどう投入してくるかがポイント」と話していたとおり、一気に勝負をかけてきた。しかし、序盤からペースをつかんだのは東京。47分には鈴木規の左クロスにルーカスどんぴしゃのヘディングを放つが、DFシジクレイの頭がブロック。こぼれをつないで、右エリアに侵入した梶山が決定的なシュートを放ったが、相手GKの好セーブに阻まれた。48分には鈴木規の左クロスに馬場がダイレクトで合わせてシュートするが、DFのブロックに合う。
53分、金沢のクロスのクリアをルーカスが拾ってシュートし、CKに。このCKから、今度は梶山が右エリアからシュートするも相手DFがブロック。こぼれからルーカスが鋭いクロスを上げたが、相手DFクリア。ゴールは生まれなかったが、左サイドの鈴木規の突破を中心に、波状攻撃を仕掛けた。57分には藤山のアーリークロスを相手DFがクリア。こぼれをエンドライン際で今野が粘り強く拾い、ゴール前のルーカスへ。決定的なシーンであったが、相手DFに阻まれる。63分には今野がインターセプトから猛然と攻め上がり、ラストはルーカスがエリア外からシュートしたが、右にきれた。
64分にはG大阪MFアラウージョに左サイドを崩され、ゴール前にパスをとおされる。FWフェルナンジーニョが走りこみ、シュートを打たれるが、バーの上に。65分にはG大阪にの決定的なシーンをつくられる。再び東京の左サイドから、MF橋本がエンドライン際に侵入。マイナスのパスに合わせ、ゴール正面でフリーの大黒がシュート。しかしミートせず、土肥がセーブ! 68分には速攻からFWフェルナンジーニョがゴール前に突進し、ラストは左から走りこんだMFアラウージョがシュート体勢に入るが、東京DFが早いよせで阻んだ。
集中したプレーでピンチを防ぎ、迎えた71分、金沢の左FKをジャーンがヘッドで競り勝ち、中央で待ち構えていた鈴木規がどんぴしゃのヘディングシュート。一度は相手GKのナイスセーブに阻まれたが、こぼれ球に相手DFより早く詰めた今野が押し込み、ゴール!! 追加点を奪って勝ち越した。82分には馬場のスルーパスにルーカスが飛び出し、GKと1対1になるが、シュートはセーブされ、決定的なチャンスを逃してしまった。
その後は、G大阪の反撃にゴールを脅かされる場面もあった。84分、MF家長の後方からのパスを受け、トラップで右エリアに抜け出した大黒がシュート。バーを越えたが、一瞬の怖さをみせつけられる。しかし、東京は決して守勢には回らず、攻めの姿勢を続ける。84には鈴木規が左サイドを疾走。ゴールエリアまで攻め上がり、角度のないところからシュートするが、GKのセーブでCKに。2分のロスタイムにはG大阪に攻め込まれたが、集中した守備ではね返し、奪っては前に出た。結果的に試合をとおして球際と競り合いの強さにまさり、放ったシュート数はG大阪の11本に対して22本。気迫あふれるプレーで首位G大阪に会心の勝利。ヴェルディ戦に続く逆転で、連勝を果たした。
【選手コメント】《今野》「ゴールは、相手がクリアしなかったので左足を伸ばした。ガンバは攻撃陣が強いし、立ち上がりに失点してヤバイかなと思ったが、前半から自分たちのリズムで戦えたと思う。楽しめてプレーできた。試合前に原監督に『ガンバは攻撃力があるが、我々も攻めることができる。ガンバを上回る攻撃力をアピールしよう』と言われていて、結果的に逆転で勝ててよかった」《馬場》「最近はシュートをたくさん打っているけれど、試合ではなかなか入らなかった。いつも力んでいたので、今日は思い切り打つのではなく、落ち着いて巻いたボールでゴールを狙った。あれが自分らしいキックだと思うので、どんどん得意なパターンを出していきたい。前半はツライ時間があったが、耐えれば後半は僕たちのペースになると信じていた。ガンバは元々戦いづらい相手ではなく、普通に力を発揮できれば勝てると思っていた。それほどチームの調子はいいし、みんなが身体を張ってプレーしている。この勢いをムダにしないで、残り5試合全部勝つつもりでやっていきたい」
【原監督の会見要旨】「73得点もしているガンバを相手に冷静に戦えた。ガンバは勝つ時には2点3点、多ければ6点7点でも入りそうな展開になることが多い。こちらが1点しか取れなければ負けてしまう相手だ。ただ失点は我々よりはるかに多いし、相性も決して悪くない。昨季は3勝しているし、今季5対3で敗れたアウェーゲームは、3点は取ったが、オウンゴールや得点後のキックオフからいきなり失点するなど、そこを許していなければ我々にも十分勝機はあった。東京の両ウイングが開く形は、ガンバとの相性がいいようなので、そこを突いていこうと話していた。だがガンバの攻撃力は破壊的で、MFアラウージョ、FW吉原、フェルナンジーニョ、大黒らにボールが入ってしまうと、1人2人のマークがついても巧く抜け出されてしまう。そこをしっかりマークすることと、彼らにボールを出させないことを徹底しようとした。前から全員で守備をして、全員で攻撃するという我々の良さを出していこうと心がけた。ところが開始1分で失点してしまって、嫌な予感がした。またやられてしまったなという感じはあったが、1点差なら何とかなると思っていた。何度か危ない場面もあったが、1点取られた後にまたカウンターで失点すると厳しくなるので、それだけは避けようとした。前半のよい時間に馬場のシュートが入って、ハーフタイムはこれで我々のペースになると話していた。西野監督が2選手を交代させて、早めに勝負してきたこともあり、ここさえ乗り切ればチャンスがあると思っていた。これだけ多くのサポーターが成績が悪いにもかかわらず応援してくれて、それに応えるためにも我々の良さを出そうとした。ガンバを怖れて、受けに回ってゴール前を固めてしまったら、おそらく逆にやられてしまう。選手が怖れずに、我々らしいサッカーでよく戦い、大きな勝ち点3が取れた。今日も藤山が最終ラインで踏ん張って、金沢も戻り、あと加地もコンディションがよくなってきてはいる。今日も茂庭が腰が重いこともあり、加地を使おうかなとも思ったが、またケガをさせてはいけないので慎重に考えている。これで加地も戻ってくれば、より攻撃的なスタイルが戻ってくると思う。もっともっとアグレッシブなサッカーを目指していきたい」
【G大阪・西野監督の会見要旨】「前節といい、今日といい、チャンピオンを目指すチームの戦い方ではなかった。相手の力を認めざるを得ないという展開。やられるべくしてやられた。いろいろな面からトライを考えていたが、全体的な面で機能していなかった。特に前のトライアングル=3人が攻撃をけん引しているわけだが、ここにきてあらゆる対応をされて、個人でも、3人の連係もことごとく寸断されている。大黒もフェルナンジーニョもストレスを感じながらプレーしている。そういう形になって、我々のディフェンスを考えると、今日のような内容になってしまう。それがすべて。前の3人の機能性が十分でない。次はナビスコカップの決勝で、今日はそれを想定してトライした。当然結果を出しながらチャレンジして、ベストな戦いをしようとしたが、そういう意味では収穫のないゲームとなった」
Konno Grabs Winner
Gamba made changes at halftime: Oguro replaced Yoshihara and midfielder Futagawa replaced Matsushita. Before the game Hiromi Hara had said, "Oguro works best with Futagawa. How and when they make use of that combination will be a key point". Gamba were clearly going for a win and were not prepared to settle for a draw. It was TOKYO, though, who began the second period strongly. Sidiclei blocked Lucas' powerful header after good work down the left by Suzuki in the 47th. minute. Kajiyama pounced on the loose ball and shot powerfully but Fujigaya produced a fine save to deny TOKYO the lead. A minute later the Gamba defence again blocked a goal-bound effort, this time from Baba.
In the 53rd. minute Kanazawa had a shot blocked away for a corner. Kajiyama was quickest to the clearanace but again the Gamba defence blocked his effort and Lucas' low cross was somehow scrambled away. TOKYO were enjoying a purple patch with Suzuki's pace down the left causing Gamba all kinds of problems. Konno's tenacity set up a glorious chance for Lucas in the 57th. minute but again some desperate defending from Gamba kept the scores level. Lucas flashed a shot wide of the right post in the 63rd. minute.
Gamba suddenly roused themselves and created two fine chances within a minute. Araujo raced down the left wing to the byline and cut the ball back in the 63rd. minute but Fernadinho scooped his shot over the bar. In a repeat move less than a minute later Oguro missed an absolute sitter, scuffing his shot from 6 yards out with only Doi to beat.
That miss would prove costly as TOKYO soon took the lead. Kanazawa curled in a free kick in the 71st minute, Suzuki outjumped the Gamba defence and smacked a firm header that drew a flying save from Fujigaya. The ball bounced up in front of Konno who poked it into the goal with great alacrity and TOKYO had the lead. Lucas could have killed the game off in the 82nd. minutes he raced onto Baba's through ball and bore down on the keeper; Fujigaya kept his eye on the ball and made a fine save.
As the game entered the final few minute Gamba launched a succession of attacks on the TOKYO goal. In the 84th. minute Ienaga opened a chink in TOKYO's defensive armour that allowed Oguro a sight of goal; Oguro shot fractionally too high and let the home side off the hook. Suzuki then ran the full length of the field, cut into the area and drew another good save from Fujigaya, winning a corner. Suzuki's pace kept Gamba off balance and the TOKYO defence held firm. The final score was 2-1, the second time in a week TOKYO had come from behind to win.
Players' comments
Konno
"For the goal our opponents hadn't cleared the ball so I just stuck my leg out. Gamba have a very strong attack and after we conceded so early in the game I thought things were going to be difficult but we fought back playing at our own rhythm. I really enjoyed the game today. Before the game the manager said, 'Gamba have a good attack so that will allow us to attack. Let's show we are better than they are'. To get the come from behind win was just great".
Baba
"I've been shooting a lot recently but they haven't been going in. I usually put a lot of power into them but today I decided to try to relax and place the ball. I think that shot is becoming my speciality. We were under some pressure in the first half but came through it and always believed we could win it in the second half. Gamba aren't the most difficult team to beat so we felt if we could play our normal game it was possible. The team is in really good form at the moment and we hope to win the last 5 games".
F.C.TOKYO manager Hara
"Gamba score a lot of goals; they can completely overrun teams but they have conceded more goals than us and aren't such a difficult opponent for us. We beat them three times last year and could easily have won the reverse fixture in April. There's always space for our wide men to get into. Their attack is very strong though and it's difficult to contain them. We had to mark them tightly and prevent them from getting the ball so we had to concentrate on defending from the front. Then they scored in the first minute and it was deja vu all over again. But we felt we could always make something; we had many chances but were concerned about scoring and then conceding again on a counter attack. Baba scored at a perfect time and we discussed playing the second half at our pace. Mr.Nishino changed two players at half time and went for the win; we felt that could work to our advantage. Even though our record this season isn't great a lot of supporters turned out today and they inspired us in the second half. We weren't afraid of Gamba, we played the game at our pace and took the three points. Fujiyama played in defence, Kanazawa has come back and Kaji is on his way. Moniwa had a back niggle today but we decided against playing Kaji as it might be a little early yet. When he comes back we will have our best attacking style. We want to be more aggressive".
Gamba manager Nishino
"We didn't play like champions last week and we didn't play like champions again today. The game allowed our opponents to play to their best and they did what we should have done. We tried various things but didn't play well as a team today. Our front triangle didn't work well together or individually. I think Fernandinho and Oguro are playing under heavy stress. Next week is the Nabisco Cup Final and I think we can look at today's game and say we've learned some things from our performance".