GAME RESULT試合結果
第6節 2011/10/19(水)
観衆 6,230人
天候 曇、弱 気温 14.9度 湿度 55%
主審:福島 孝一郎 副審:数原 武志/秋澤 昌治 四審:中原 美智雄
J2 第6節
ニッパ球
0-1
試合終了
前半0-0
後半0-1
横浜FC | FC東京 | |
---|---|---|
得点者 |
90'+5 石川 直宏 |
|
75' 三浦 知良 → 八角 剛史 90'+2 佐藤 謙介 → 野崎 陽介 |
選手交代 |
58' 田邉 草民 → 石川 直宏 69' 羽生 直剛 → ロベルト セザー 84' 谷澤 達也 → 永里 源気 |
4 | シュート | 18 |
0 | CK | 6 |
14 | FK | 20 |
21' 宮崎 智彦 30' 中野 洋司 68' 佐藤 謙介 90' 中野 洋司 |
警告 |
45'+1 谷澤 達也 47' 田邉 草民 79' 椋原 健太 |
90' 中野 洋司 |
退場 |
GK | 31 | 関 憲太郎 |
DF | 39 | 藤田 優人 |
DF | 28 | 森本 良 |
DF | 26 | 中野 洋司 |
DF | 16 | 宮崎 智彦 |
MF | 6 | 髙地 系治 |
MF | 23 | 佐藤 謙介 |
MF | 24 | 荒堀 謙次 |
MF | 9 | 難波 宏明 |
FW | 10 | カイオ |
FW | 11 | 三浦 知良 |
GK | 1 | シュナイダー 潤之介 |
MF | 5 | 八角 剛史 |
MF | 13 | 野崎 陽介 |
MF | 22 | 井手口 正昭 |
MF | 40 | 小野瀬 康介 |
FW | 7 | エデル |
FW | 8 | フランサ |
GK | 20 | 権田 修一 |
DF | 2 | 徳永 悠平 |
DF | 3 | 森重 真人 |
DF | 6 | 今野 泰幸 |
DF | 33 | 椋原 健太 |
MF | 4 | 高橋 秀人 |
MF | 10 | 梶山 陽平 |
MF | 27 | 田邉 草民 |
MF | 39 | 谷澤 達也 |
FW | 22 | 羽生 直剛 |
FW | 49 | ルーカス |
GK | 1 | 塩田 仁史 |
DF | 14 | 中村 北斗 |
MF | 17 | 永里 源気 |
MF | 18 | 石川 直宏 |
MF | 32 | 上里 一将 |
FW | 9 | ロベルト セザー |
FW | 38 | 坂田 大輔 |
【選手・監督コメント】
アウェイの苦手意識を打ち払い、連勝記録に挑む
延期されていた第6節が開催、アウェイで横浜FCと対戦する。前節は3対0で勝利し、これまでのタイ記録となるリーグ6連勝を果たした。しかしここから2試合はアウェイ連戦となる。今季の敗戦はいずれもアウェイでのもの。ハードな日程の中で今節も厳しい戦になることが予想されるが、成長が試される一戦。90分を通して集中力を保ち、アウェイゲームの苦手意識を完全に払しょくし、さらなる連勝をめざしたい。 対する横浜FCは、現在勝ち点31で15位につける。リーグ戦はここ7試合白星がなく、天皇杯でもJFLの松本山雅に敗れ、自信を失いつつあったようだが、前節は原点に返って走り切る戦いで岐阜と打ち合いに持ち込んだ。結果として逆転はされたものの、運動量や闘志を取り戻している。なによりFWカイオを中心に、FW三浦、難波ほか、攻撃陣の組合せは多彩だ。 今節はFWカイオを最前線に、トップ下にFW三浦、サイドにMF難波と荒堀というこれまでとは違う布陣で臨んできた。大熊監督は「横浜FCはホームで怖いもの知らずで向かってくるはず。それでもこれまでの経験でクリアしてきた部分を、アウェイでもきっちりと表現できるかどうか」と話し、相手の対策を上回ることで勝利をめざす。 東京はベンチを含め、前節と同様のメンバーで臨むことに。気温がぐっと下がり、冷え込むニッパツ三ツ沢球技場にて、試合は19時33分に横浜FCのキックオフでスタートした。
Tokyo Aim To Dispel Away Day Blues
In a fixture postponed from gameweek six F.C.Tokyo took on Yokohama FC. Following a comfortable 3-0 win over Okayama on Sunday that earned a record-tying sixth consecutive win, Tokyo faced two away trips in succession, aware that all the defeats suffered this season had come on the road. Although the match was expected to be a challenging encounter it would serve to show how far the team had developed. Maintaining full concentration over the 90 minutes to banish the away day blues and earning a win to extend the winning streak was the order for the evening.
Opponents Yokohama lay in 15th.place with 31 points at kick off. The side was mired in a seven-game winless streak and had crashed out of the Emperor's Cup to Matsumoto Yamaga of the JFL. The team had tried to regain confidence by going back to basics with a hard-running performance in the previous outing against Gifu; although that game had also ended in defeat the dynamism and fighting spirit showed signs of returning. Forward Kaio was the focus of a diverse attack, supported by Miura and Namba.
The hosts lined up in a slightly different formation than usual: Kaio led the line with Miura playing a more withdrawn role, while Arabori and Namba played on the flanks. Tokyo manager Kiyoshi Okuma commented, "Yokohama fear no-one at home. Even so, the game will be a matter of whether we can reproduce what we've learned up to now in an away setting". Tokyo were unchanged from the previous game.
The temperature had fallen sharply after dusk and there was a chill in the air at Mitsuzawa Stadium as Yokohama FC kicked off shortly after 7:30pm.
ともに闘志を前面に打ち出し、激しいゲームに
立ち上がりから激しい試合になった。厳しいプレスを掛ける横浜FCに対して、東京も球際で競り負けず、切り替えの早い攻防に。序盤はチャンスには結び付けられなかったが、慌てずに戦い、徐々にフィニッシュまで持ち込む場面が増えだした。 18分には、谷澤が右サイドのライン際で相手をかわして中に切り込み、ゴール前にラストパス。ニアの梶山がスルーし、正面の田邉が絶好のシュートチャンスを迎えるが、一歩手前で相手DFに競られ、ヒットさせることができなかった。23分、田邉の突破をファールで阻止され、エリア手前・やや右寄りでFKを得る。森重がカーブをかけて直接狙ったが、GKにセーブされた。 25分には梶山がインターセプトから素早く攻めに切り替え、前線に飛び出すルーカスにパス。ルーカスは相手DFを背負いながらコントロールし、早いタイミングで右足で狙ったが、シュートは大きく浮いてしまった。続く26分には豪快なカウンターを仕掛け、田邉が中央をドリブルで上がり、右に展開。受けた谷澤の右クロスに合わせ、再び田邉がゴール前まで詰めてダイビングヘッドを放ったが、右に切れ…。 31分には谷澤がトリッキーなFKを仕掛け、右サイドからグラウンダーで中央でフリーの徳永に。徳永はダイレクトでシュートを狙ったが当たりが弱く、ゴール前の壁に当たって混戦に。こぼれたボールにエリア内の今野が反応してシュートしたが、枠をとらえることができず。スコアレスのまま前半を終了した。
Grit To The Fore In Fierce Encounter
The game began at a furious intensity with Yokohama FC pressing Tokyo hard. The visitors responded by aggressively attacking the ball as the game rapidly shifted from end to end. There were few chances created in the first quarter but Tokyo slowly began to move the ball into threatening positions. In the 18th.minute Yazawa evaded a defender down the right, took the ball to the byline, then cut inside and stroked a pass across the face of the goal. Kajiyama stepped over the ball at the near post, leaving Tanabe with what seemed like a golden opportunity to give Tokyo the lead until a defender stepped in to clear the danger at the last moment. Tanabe was clattered to the ground as he broke through the home defence in the 23rd.minute, earning Tokyo a free kick just outside the penalty area to the right. Morishige curled his effort on goal but Seki, the Yokohama keeper, was able to make the save.
In the 25th.minute Kajiyama intercepted the ball in midfield and quickly played it forward to Lucas. Lucas controlled the ball neatly and held off a defender before taking an early shot that flew well wide of the target. Tokyo launched a stirring counter attack in the 26th.minute, Tanabe racing forward before finding Yazawa out on the right. Yazawa crossed and Tanabe, having continued his run into the box, flung himself at the ball, making contact but steering it wide of the post.
Tokyo won a free kick in a central position in the 31st.minute. Yazawa attempted to catch the Yokohama defence off-guard by laying the ball off to Tokunaga on the right instead of shooting himself; Tokunaga shot but the effort lacked pace and hit the defensive wall, provoking a scramble for possession. Konno reacted fastest and pounced on the ball first but was unable to direct his shot on target.
The first period ended 0-0.
ドローの雰囲気が漂う中、ナオが値千金のボレー!! 劇的な勝利で7連勝!
後半も横浜の厳しいプレスをかいくぐってチャンスにつなげた。56分、素早いパスワークから左サイドを起点に厚みのある攻撃を仕掛け、田邉のパスから左エリアの高橋が決定的なシュート。だが集中を切らさない横浜DFのブロックに阻まれた。59分には田邉に石川を投入。その直後には左スローインからチャンスを活かし、椋原のクロスから、ニアの高橋がわずかに触って後ろに流し、ゴール正面の羽生がボレーを放ったがクロスバーに阻まれ……。
横浜もあきらめずに前に出て、攻守の入れ替わりが激しくなる中、62分には横浜・MF高地に左前線に切り込まれ、権田と1対1のシーンを作られる。しかし森重、今野が素早くカバーに入り、放たれたシュートは権田が身体に当てて守り切る。
69分には羽生に代えてロベルト セザーを投入したが、73分に石川が相手DFをぶち抜いて左前線に。渾身のクロスを送り、ゴール前のセザーがスタンディングのヘッドで合わせたが……大きく枠外へ。78分には今野の攻め上がりから、左寄りの石川→中央のセザーに。シュートは相手DFに競られて打ち切れなかったが、内側を上がった梶山に。梶山はエリア手前からミドルを放ったが、枠外に…。横浜の集中した守備陣の前に決めきれない時間が続いた。
88分にはセザーが右エリア手前でファールを受け、FKを得る。このプレーで横浜DF中野が二度目の警告を受け退場に。だがここでロスタイムに突入。ラストチャンスとばかりに、ここから左CKのこぼれを奪って石川がクロスを送る。今野のヘッドはかすめたが、ファーにこぼれたボールを梶山がスライディングで中に折り返し、再び今野がシュート! しかし枠を横切り……このままスコアレスで終了するかに思えた。
だがその直後、FKの流れから、徳永が右サイドを上がりクロスを送る。この横浜DFのクリアが、エリア手前の石川のもとにこぼれ、石川は迷わずダイレクトでボレー! ボールはGKの伸ばした手を越えて右下にイン! 終了直前に、石川のチームを救うまさに値千金のゴールで劇的な勝利をつかみ、初の7連勝を果たした。
【選手コメント】《石川》「ゴールはクロスのボールが上にあがっている間に、昨季の天皇杯(福岡戦)のゴールのイメージが沸いてきた。とにかく浮かないように、ぎりぎりまで待って蹴ることを考えた。どんな場面でも冷静だったことがゴールにつながったと思う。(ゆりかごのパフォーマンスについて)僕自身は忘れていた。そうしたらみんなが集まってきてくれて…それだけでなくスタンドのサポーターのみなさんが一緒に祝ってくれて、本当にうれしい。僕は強くなってJ1に昇格したいと思っている。まだまだその過程だが、苦しい中でも積み上げられている実感はある。厳しい日程が続くが、総力戦で戦っていきたい」
《今野》「内容としては満足のいくゲームではなかったが、交代出場の選手が、それも石川選手が決めてくれて、僕自身も興奮した。一体感があって最高だった。横浜FCは事前に分析したのとは多少システムを変え、コンパクトな布陣で僕たちにパスサッカーをさせないようにしてきた。ボールを奪ったらすごい勢いで前に出てきたし、本当に勝ちに来ていた。それでも落ち着いて対応できた。守備も悪くなかったと思う。引き分けの雰囲気が漂う中で勝ちに持ち込んだことで、チームの勢いが出ると思う」
【大熊監督の会見要旨】「今日の90分間は、これまでも苦労してきた象徴のような試合になった。こちらも相手を研究して臨んでいるが、横浜FCも4-1-4-1の布陣でこれまでとは違う工夫をしてきた。守備の意識が非常に高く、その後のカウンターの狙いもハッキリしていて、それをこじ開けるのは大変かなと感じていた。その中で、交代出場の石川が結果を出してくれた。この日程と、粘り強いJ2では先発メンバーだけでは戦えない。11人だけではなく18人、そして今は32人で勝ち取った1勝だと思う。まだ試合は続くし、スカウティングをしてもまた違う対策をとられることが絶対にある。臨機応変さや引き出しは多くなっているが、更に引き出しを多くして、一試合ずつ今日のような粘り強さを出して戦い、目標を達成したい」
【横浜FC・岸野監督の会見要旨】「勝負なので勝たなければ、とは思う。しかし選手は勝利を目指して力を出し切ったし、戦う姿勢をプレーで表してくれた。サポーターの声援もすごく力になったし、選手は最後まで食らいついて凄かったと思う。ただ、最後に点を取られるということは……退場者を出しても、みんなで守れるようにしていきたい。このようなゲームを最低限続けて、もっと攻める・もっと繋ぐ・もっと前に出ることを考えていきたい。
(前回の対戦からの修正点は?)いくつかあるが、起点になっているルーカスと、羽生を捕まえることを意識した。今日の前半も何度か谷澤が中に入ってフリーになるシーンがあったので、そこはハーフタイムで修正した。いつもよりラインコントロールもできていたと思うし、タイトなマーク、起点を作らせないことも今日はレベルが高かった。非常に集中していた。(4-1-4-1に布陣を変えたことが今日のようなゲームができた要因か?)FC東京は個々の技術が高いので、曖昧なところを増やすとそこを突いてくる。そのため自分のマークの相手をまずハッキリさせた。そこからいかに守りの幅を持たせられるか。それが前回の戦いからの修正点だった」
Dramatic Last-gasp Winner Earns Tokyo 7th.Straight Victory
Tokyo continued to create sporadic chances in the second half. In the 56th.minute some neat pass-work allowed Tokyo to attack in force down the left, Tanabe eventually setting up a shooting opportunity for Takahashi on the left of the Yokohama area. Takahashi let fly but a defender blocked his effort away. Ishikawa replaced Tanabe in the 59th.minute. Moments later Mukuhara crossed following a throw in on the left, Takahashi made the faintest of connections at the near post to flick the ball on into the middle where Hanyu crashed a volley against the bar.
The hosts began to push forward themselves as the end to end nature of the game intensified. In the 62nd.minute midfielder Takachi broke through on the left with only Gonda to beat. Morishige and Konno raced back to cover, while Gonda blocked the shot away with his body.
Roberto Cesar replaced Hanyu in the 69th.minute and was presented with a chance to break the deadlock shortly after but headed Ishikawa's whipped cross over the bar from a good position. Konno pushed forward in the 78th.minute and found Ishikawa on the left. Ishikawa moved the ball inside to Cesar who was prevented from getting a shot away by the close attentions of a defender. Cesar laid the ball off to Kajiyama whose shot from the edge of the area sailed narrowly wide of the post. Yokohama’s solid defence continued to frustrate Tokyo.
In the 88th.minute Yokohama defender Nakano fouled Cesar outside the area on the right, drawing his second yellow card of the game and departing for an early bath. The game moved into extra time still deadlocked when Tokyo won a corner on the left for what seemed to be the final chance of the game. Ishikawa stroked the ball into the danger area where it flashed off Konno's head and went beyond the far post; Kajiyama slid in and redirected it back towards Konno once again. The Tokyo defender shot but agonisingly wide of the post.
That appeared to be the end of the game but moments later Tokunaga collected a free kick and set off down the right wing before launching a cross into the penalty area. The home defence cleared the ball but only as far as Ishikawa, on the edge of the penalty area. Ishikawa took aim and lashed a ferocious first-time volley that beat Seki's despairing dive and bulged the net. With virtually the last kick of the game Ishikawa had earned Tokyo a vital win that stretched the winning streak to seven games, a new club record.
Players' comments
Ishikawa
"As the ball was in the air the image of the goal I scored against Fukuoka in the Emperor's Cup last year burst into my mind. I just tried to keep my shot down and waited until the last moment before I hit it. No matter what the situation keeping your composure will bring goals.
What about the cradle-rocking celebration? I'd forgotten about it myself. Then everyone got together and we celebrated with the fans in the stands. It was a very happy moment. I'm getting stronger and I want promotion back to J1. We're in the thick of the fight right now but it feels like we're getting somewhere. The schedule is relentless and we have to fight on with our full power".
Konno
"It wasn't a satisfactory performance but Ishikawa scoring the winner was incredibly exciting. The feeling of team unity was unbelievable. We analysed Yokohama in advance but they changed their system slightly, keeping a more compact formation to prevent us playing our passing game. As soon as they won the ball they pushed forward powerfully and were really up for the match. Nevertheless, we kept our composure and dealt with it. Our defence wasn't bad at all today, I felt. Snatching victory from a game that seemed to be heading for a draw like that will give us a great boost in the future".
F.C.Tokyo manager Kiyoshi Okuma
"The 90 minutes tonight was like a condensed version of all the hardships we've suffered over the course of the year. We researched Yokohama thoroughly but then they changed to 4-1-4-1 formation. Their defensive concentration was extremely high, they counter attacked crisply and I felt it was going to be very difficult to prise them open. And then substitute Ishikawa got the result for us. You can't play against this schedule and the persistence of J2 teams with only your starting eleven. It's not 11 but 18, and today's win was earned by the whole of the 32-man squad. The games keep coming and even though we scout them teams will change their tactics, that's for sure. We have to play it by ear and adapt ourselves to the circumstances to win hard-fought games like today's and to achieve our overall objectives".
Yokohama FC manager Kishino
"It's a contest so you have to win, I believe. However, our players gave their utmost today. The fans gave the team incredible support and it was amazing the way the team fought to the bitter end. That said, we want everyone to defend, even if someone is sent off. This kind of performance has to be the standard, with more in attack, more possession football and more forward movement.
What did we change from the last game? There were a few things but mainly we focused on stopping Lucas, their prime mover, and Hanyu. Several times during the game Yazawa came inside and escaped his marker and we put that right at half time. Our line control was much better than usual, I felt, our marking was tight and the way we prevented them from putting moves together was top quality. We concentrated very well.
What was the main reason for shifting to a 4-1-4-1 formation? Tokyo have technically gifted players and we felt that if there was any ambiguity about marking responsibilities then they could make us pay. The formation was used to clearly assign marking duties. That's what we modified from the last game".