GAME RESULT試合結果
第20節 2016/8/07(日)
観衆 5,145人
天候 晴、弱 気温 29.3度 湿度 60%
主審:イ サンギ 副審:鶴岡 将樹/岩崎 創一 四審:大塚 剛史
J3 第20節
栃木グ
1-1
試合終了
前半1-0
後半0-1
栃木SC | FC東京U-23 | |
---|---|---|
40' 廣瀬 浩二 |
得点者 |
82' 林 容平 |
57' 上形 洋介 → 西谷 和希 84' 廣瀬 浩二 → リカルド ロボ 90' 大石 治寿 → ジャーン モーゼル |
選手交代 |
60' 柳 貴博 → 内田 宅哉 73' 平岡 翼 → 半谷 陽介 |
9 | シュート | 13 |
5 | CK | 7 |
12 | FK | 14 |
74' 広瀬 健太 |
警告 |
38' 蓮川 壮大 73' 生地 慶充 77' 内田 宅哉 |
退場 |
GK | 21 | 吉満 大介 |
DF | 17 | 山形 辰徳 |
DF | 4 | 広瀬 健太 |
DF | 5 | 尾本 敬 |
DF | 7 | 菅 和範 |
MF | 8 | 廣瀬 浩二 |
MF | 2 | 西澤 代志也 |
MF | 30 | 本間 勲 |
MF | 38 | 宮崎 泰右 |
FW | 13 | 上形 洋介 |
FW | 9 | 大石 治寿 |
GK | 1 | 竹重 安希彦 |
DF | 18 | 坂田 良太 |
DF | 29 | 島川 俊郎 |
MF | 14 | 西谷 和希 |
MF | 20 | 山本 大稀 |
FW | 11 | ジャーン モーゼル |
FW | 32 | リカルド ロボ |
GK | 31 | 圍 謙太朗 |
DF | 26 | 柳 貴博 |
DF | 33 | 蓮川 壮大 |
DF | 40 | 岡崎 慎 |
DF | 42 | 生地 慶充 |
MF | 48 | 水沼 宏太 |
MF | 28 | 伊藤 純也 |
MF | 43 | 鈴木 喜丈 |
MF | 19 | 平岡 翼 |
FW | 16 | ネイサン バーンズ |
FW | 23 | 林 容平 |
GK | 41 | 波多野 豪 |
MF | 30 | 内田 宅哉 |
FW | 21 | 半谷 陽介 |
FW | 35 | 矢島 輝一 |
FW | 45 | 松岡 瑠夢 |
【選手・監督コメント】
10連勝中の首位栃木SCのホームスタジアム『栃木県グリーンスタジアム』に乗り込んでの2016明治安田生命J3リーグ第20節。
東京はホーム連戦を連敗しており、流れを変えたい一戦。
前回の対戦では、先制を許すもムリキのPKで同点に追いつき引き分け。
東京はGKに圍。DFラインには第16節以来の出場となった柳。
真ん中には先日のクラブユース選手権(U-18)優勝コンビの蓮川と岡崎。左には生地が入る。
中盤の底に伊藤と鈴木、二列目には水沼・バーンズ・平岡が並び。
ワントップには林が入った4-5-1。
栃木は4-4-2の布陣を敷き、前線にここまで7得点の大石が入る。ベンチにも外国籍FW2名が入っており選手層も非常に厚い。
暑さが若干残る17時キックオフとなった試合は栃木ボールで開始された。
【前半】
開始直後から両チームともに積極的に仕掛ける。
東京は右サイドからのグランダーのクロスを林が中央で合わせ、ネットを揺らすもファールの判定でノーゴール。
反対にピンチを迎えたのが5分、左サイドからのクロスをニアで合されると、右ポストに当たる。
このこぼれ球を詰められるも圍が身体を広げ飛び込みシュートコースを消し枠外へ。
8分には自陣中央からカウンターを仕掛けるとバーンズが中央をドリブルで持ち上がると、右サイドを駆け上がった柳につなぐ。
柳は切り返しから左足でクロスを入れるも弾かれてしまう。
お互いにPA周辺まではいくものの、決定機を作れないでいると29分、中盤中央で伊藤がボールを持ち顔を上げると、ロングシュートを放つがポストに阻まれる。
さらに36分には平岡が左サイドでタメを作り右サイドの水沼に展開する。
水沼はドリブルから無回転ミドルでゴールを狙うもGKがパンチングで大きく弾かれてしまう。
すると、先に試合を動かしたのは栃木。
38分、PA内で蓮川がファールの判定を受けPKをとられてしまう。これを左スミに決められ先制を許してしまう。
終了間際の45分にも、セットプレーのクリアーボールを拾われ、左サイドからフリーでシュートを許すも圍がセーブ。
前半は東京がシュート3本に対して、栃木は倍の6本を放つという内容で前半を終える。
【ハーフタイム】
中村監督コメント
「自分たちのプレーに集中しよう。ひとつのパスにより多くの選手が関わるようにしよう。
球際では引き続き闘い続けよう。」
【後半】
両チーム選手交代を行わずに後半に臨む。
お互いに立ち上がりは主導権を握るべく球際での激しい攻防が繰り広げられるなか、徐々に東京が攻勢を強める。
53分、DFラインの岡崎が大きく左サイド深くに走りこんだ生地にロングパスを通す。
生地は一対一を仕掛けると、一瞬相手をはずし左足でクロスを入れるとニアに林が飛び込みその後ろへ流れる。
ここに水沼が飛び込むもわずかにあわない。
60分、柳から内田に交代し、そのまま右SBに入ると、63分に右サイド深くで内田が倒されFKを得る。
これを水沼がファーサイドに飛び込んだ蓮川に合わせるも、ミートできず。
お互いに中盤でのプレスが弱まり、攻守の入れ替わりが激しいオープンな展開へと移り始める。
ボールを保持する時間は東京の方が長いが、栃木は鋭いカウンターで応戦する。
73分には平岡から半谷に切り替え攻撃に変化を加える。
すると80分、粘り強く攻勢を仕掛けていた東京は左CKを得ると、ゴール前の混戦からファールを受けPKを獲得。
これを林が右スミに流し込み同点。
同点直後、左右両サイドからピンチを招くも守備陣が身体を張って凌ぐと終盤にもチャンスを作る。
86分、自陣PA前中央で伊藤がプレスバックからボールを奪いバーンズにつなぐと、林・半谷と共にカウンターを仕掛ける。
相手陣内中央ボールを受けた林がバーンズにスルーパスを通すも、バーンズの突破はDFに防がれる。
さらにアディッショナルタイムに再びバーンズが決定機を作る。
90+2分、半谷が右サイドから斜めに切り込むと、タイミングよく飛び出したバーンズにラストパスを通す。
バーンズは飛び出してきたGKと一対一になるもシュートはGKに当たってしまいチャンスを逃す。
試合は最後まで粘り強く攻め込み続けるもこのまま終わり、栃木の連勝をストップさせ、勝点1を積み上げた。
本日も、FC東京U-23への熱いご声援誠にありがとうございました。
引き続き、温かいご声援のほど宜しくお願いいたします。
【中村監督の会見要旨・コメント】
「先ず、この夏の暑い日にも関わらず、たくさんのファン・サポーターが来てくれて、前回ホームで勝つことができなかった。
本当にファン・サポーターの方には感謝をしていますし、今回来て頂いて、選手たちが戦っている所を是非見せたかったですし、見に来てよかったと思えるような試合をしようと思い、試合に入りました。
前回同様勝ちたかったですし、選手に勝たせたかった。
10連勝している首位栃木さんが相手ということで試合内容は非常に難しくタイトな内容だったが、昨日のJ1磐田戦の逆転勝利を受けて、最後まで戦う姿勢を見せてくれたと思いますし、ファン・サポーターの皆さんも選手を信じて応援をしてくださいました。
そういった意味では満足する内容でもありました。
ただ、選手たちに伝えたのは、決定機を作られたのも事実ですし、2点目をとられていたという可能性も十分あったという部分で、より質と力をつけなければいけないと思います。
(ボールを保持する時間が長かったと思いますが?)全員がボールを受ける意識を持ち、足元だけでなく、相手の裏や左右両サイドや中も含め、しっかりとパスコースを作りボールを動かすという意識が高かったと思います。
(栃木の攻撃に対して守備陣も非常に粘り強かったと思いますが?)相手は長いボールに対して、貪欲に競ってきてこぼれ球を拾うという、非常に真面目で勤勉なチームであり、それを上回る必要があると選手に伝えていました。選手が非常に良く集中力を切らさず保ってくれたと思います。
(次戦に向けての意気込みは?)本当にみなさんが応援をしてくださるので、次こそ勝点3をとって一緒に喜びたいと思います。」
【選手コメント】
《伊藤》
「(試合の感想は?)個人的にはJ3で初スタメンという事で気合も入っていましたし、積極的に得点に絡んでいこうと思いゲームに入りました。
結果的に得点はとれませんでしたが、シュートの意識を高く持てましたし、チームとしても最後まで諦めない姿勢をみせれたと思うのでよかったと思います。
(自身が絡む時はチャンスができていたかと思いますが?)自分がボールを持った時にはあまりプレッシャーを感じませんでした。簡単に後ろにはたくのではなく、できるだけ前を向いて、前に配球できることでチャンスもできるので、前への意識を高く持つようにしていました。
(課題は?)より攻守にアグレッシブにプレーをしないと活躍できないですし、より上にいくには得点に絡まないといけないですし、守備でも貢献しないといけないと思います。
まだまだやらないといけないことが多いので、これからも様々な事に向き合って高めていきたいと思います
(次戦に向けての意気込みをお願いします)次、自分が出場したら、チームに貢献したい気持ちが強いので、チームを勝利に導けるプレーが多く出せるようにしたいと思います。」
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