GAME RESULT試合結果

第34節 2017/12/02(土)
観衆 30,548人 
天候 晴、 気温 12.5度 湿度 41% 
主審:福島 孝一郎 副審:岡野 宇広/間島 宗一 四審:中村 太

J1リーグ 第34節

味の素スタジアム

HOME

FC東京

0-0

試合前

前半0-0

後半0-0

AWAY

ガンバ大阪

FC東京 ガンバ大阪
得点者
▽ 石川 直宏 57'
▲ 永井 謙佑
▽ 東 慶悟 80'
▲ 久保 建英
▽ ピーター ウタカ 80'
▲ 大久保 嘉人
選手交代 ▽ 髙木 彰人 58'
▲ ファン ウィジョ
▽ 長沢 駿 81'
▲ 呉屋 大翔
14 シュート 2
5 GK 10
4 CK 9
11 直接FK 11
2 間接FK 1
2 オフサイド 1
0 PK 0
チャン ヒョンス 59' 警告 今野 泰幸 18'
ファン ウィジョ 64'
退場
FC東京先発
GK 33 林 彰洋
DF 22 徳永 悠平
DF 14 チャン ヒョンス
DF 5 丸山 祐市
MF 37 橋本 拳人
MF 38 東 慶悟
MF 2 室屋 成
MF 6 太田 宏介
FW 8 髙萩 洋次郎
FW 9 ピーター ウタカ
FW 18 石川 直宏
FC東京控え
GK 1 大久保 択生
DF 4 吉本 一謙
MF 7 米本 拓司
MF 15 永井 謙佑
MF 41 久保 建英
FW 13 大久保 嘉人
FW 20 前田 遼一
ガンバ大阪先発
GK 1 東口 順昭
DF 22 オ ジェソク
DF 2 三浦 弦太
DF 15 今野 泰幸
DF 4 藤春 廣輝
MF 8 井手口 陽介
MF 35 初瀬 亮
MF 10 倉田 秋
MF 7 遠藤 保仁
FW 37 髙木 彰人
FW 20 長沢 駿
ガンバ大阪控え
GK 18 藤ヶ谷 陽介
DF 32 野田 裕喜
MF 23 中原 彰吾
MF 24 井出 遥也
MF 39 泉澤 仁
FW 11 ファン ウィジョ
FW 13 呉屋 大翔

【ハイライト映像】

【選手・監督コメント】

《徳永悠平選手》
「勝ちたかったです。
 でもチャンスは作れたし、気持ちは見せられたと思います。
 何より、勝つためにはまず失点を抑えなければと考え、みんなで集中してコミュニケーションをとってうまく守ることはできました。
 失点ゼロで抑えられたことはうれしかったですね」

(シュートを打つかな…という場面もあったが?)
 「そうですね。左足で打とうか……とも思ったのですが、ちょっと膝が痛くて(苦笑)
やめました」

(今季について)
 「結果は出なかったけれど……来季良い結果がでるように頑張ってほしい。チームを離れますが僕も期待しています」

(試合が終わった瞬間に思い浮かんだことは?)
 「特別な感情はなかったのですが、今までの映像を見て思い出がよみがえってきました。

 自分は本当に、このチームしか知らないので。
 当たり前のことが多すぎて……これからのことは想像し難いです。
 環境が変わっていくことが楽しみでもありますが、もちろん寂しい気持ちもあります。
 ただ、来季からまた戦いが始まるので、次のステージでも頑張ろうという気持ちも強かったです。
 まだまだ自分のサッカー人生は続くので、良い人生にしたいという思いもありました。

 東京での14シーズンで悔いが残るのは、やはりリーグ戦で優勝ができなかったこと。
 ここから先に必ず獲ってほしいし、自分もそれにチャレンジできるように頑張りたいです」

《石川直宏選手》
「本当に勝ちたかった……。今はその気持が一番です。
チャンスを与えてもらって、プレーしているうちにいろいろと欲も出て、『シュートを打ちたい、ゴールしたい、勝ちたい』という気持ちがどんどん強くなりました」

(引退するようなパフォーマンスではなかったと思うが?)
「(笑)。そこを見せたかったんですよね。

 今週水曜日の紅白戦で主力組に入ったのですが。それまでJ1もJ3にも出場できず、メンバーに入ることもできていませんでした。でも、監督が示すひとつの形として、僕をスタメンのポジションに“入れてくれた”んだと思います。
 その時、みんなは驚いたし、『なんでナオなの!?』という気持ちもあったはず。
 でも、僕がFC東京に来た時、練習に合流して2~3日ぐらいで駒沢での試合に出たのですが、あの時も本当にゲームに飢えていて。周りがなんと言おうと関係なかった。
 そういう気持ちを示せば、示しきっちゃえばいいじゃん、と自分に言い聞かせました。

 正直にいうと不安もあったし、ずっと離れたところで積み重ねながらも、みんなの表情や姿勢を見てきました。

 そこに入って何ができるのか…という思いもあったけれど、僕にしか感じられない、できないこともあるはずだと。それで堂々とピッチに立って、とにかく出し尽くそうとしました。
 結果には結びつかず、本当に残念ですが、何か感じてもらえることがあったら良いなと思います。

 今日は最高の状態でピッチに立つことができました。
 朝起きた時から、いつも膝や腰、ふくらはぎをチェックして、階段を昇り降りする感覚なども確かめていたのですが、こんなに痛みも違和感もなく、身体が軽い状態でプレーできたのは何年ぶりか……と。
 アドレナリンもそうだし、みんなの想い、自分の想いも含めてすべてが状態を良くしてくれたんじゃないかと感じて、不思議な感覚でしたね」

《東京・安間貴義監督の会見要旨》
「自分が監督に就任してから、ボールを動かしながら相手を崩していこうとトライしてきた。
それに対して、選手たちが本当に努力してくれた結果、鳥栖戦から良い崩し、良いディフェンスが出来るようになってきた。
ただ、今日の試合のとおり、決定機を作りながらも最後に得点を決めることが出来なかった。その勝負弱さが今シーズンずっと続いてしまったと感じる。

選手は、最後まで顔を上げて日々のトレーニングから積み上げてくれていたし、最後の最後まで勝とうとしてくれた。
本当に1年間支えてくださった、ファン・サポーターのみなさま、クラブスポンサーのみなさまには感謝している。

今シーズン、期待されていたチームだということは理解していたし、それに応えることが出来なかったことは本当に反省している。
選手、スタッフ、会社を含めて、僕たちはファン・サポーターのみなさま、クラブスポンサーのみなさまに支えていただいている。
その根本的なところをもう一度見つめ直して、やるべきことをやり、段階を積みながらみんなが臨んでいるタイトルに向かっていかなければいけないと感じた。
今シーズン、ありがとうございました」

《質疑応答》
Q=今日の試合の目的は?
「最大の目的は、今シーズンずっと応援してくださったファン・サポーターのみなさまに、勝って恩返しをしようということ。その目的を達成することは出来なかったが、G大阪のカウンター攻撃に臆することなく、得点を取りにいった姿勢は誇らしかった。
ナオもしっかりと最終戦にコンディションを合わせてきて、戦力としてグランドに立っているし、トクも全てを出し切ってくれたと思う。それに対しては満足している」

Q=森重選手をベンチから外した理由は?
「トレーニングで痛みを我慢しながら紅白戦に出場している姿が見えた。
今日の試合は、ナオや、トクや、森重を出場させるためではなく、応援してくださる方に勝利を届けたかった。その目的を達成させるために、攻撃的な選手を多くベンチに入れた。
森重にとっても、ここで無理をして、大きな負傷をしてしまった時の代償はとてつもなく大きいと感じた。最終戦のピッチに立てなくて1番悔しいのは本人だと思うので、この悔しさを来シーズン爆発させてほしい」

《G大阪・長谷川健太監督の会見要旨》
「最後の最後まで勝負にこだわって、選手は頑張ってくれた。
多くのサポーターにたくさんの勝利を期待されつつ、なかなかプレゼントすることが出来なかったので、本当に申し訳なかった。
選手も、「すみませんでした、勝ちたかったです」と言いながらロッカールームに帰ってきた。本当に最後まで勝利にこだわって戦ってくれた選手たちを誇りに思う。
5年間、本当にあっという間に終わったてしまったと思っている。ただ、彼らと過ごした時間というのは人生の中でも忘れられない5年間になったし、ガンバというクラブ、選手、サポーター、すべての人に感謝している」

Q=ガンバでの指揮が終わった今の気持ちは?
「勝って終わりたかった。まだ、明日明後日とシーズンが完全に終わってから色々と感じることはあると思うが、今はその気持が強い」

Q=最後のロッカーで何と声をかけましたか?
「選手それぞれに自分から短い言葉をかけた。来シーズン以降、プレーヤーとして成長して、優勝争いに絡んでタイトルを取れるようなチームになってほしい」