GAME RESULT試合結果
第22節 2019/8/10(土)
観衆 28,435人
天候 晴、弱 気温 29.5度 湿度 60%
主審:村上 伸次 副審:木川田 博信/森川 浩次 四審:阿部 将茂
J1 第22節
味スタ
1-0
試合終了
前半0-0
後半1-0
FC東京 | ベガルタ仙台 | |
---|---|---|
62' ディエゴ オリヴェイラ |
得点者 | |
71' 永井 謙佑 → ジャエル 83' 三田 啓貴 → 大森 晃太郎 86' ディエゴ オリヴェイラ → ナ サンホ |
選手交代 |
71' 石原 直樹 → 長沢 駿 78' 富田 晋伍 → 中原 彰吾 83' 関口 訓充 → 梁 勇基 |
6 | シュート | 10 |
4 | CK | 6 |
11 | FK | 11 |
警告 |
61' ヤクブ スウォビィク 80' 中原 彰吾 87' ハモン ロペス 90'+1 長沢 駿 |
|
退場 |
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 2 | 室屋 成 |
DF | 32 | 渡辺 剛 |
DF | 3 | 森重 真人 |
DF | 14 | オ ジェソク |
MF | 7 | 三田 啓貴 |
MF | 8 | 髙萩 洋次郎 |
MF | 18 | 橋本 拳人 |
MF | 10 | 東 慶悟 |
FW | 9 | ディエゴ オリヴェイラ |
FW | 11 | 永井 謙佑 |
GK | 1 | 児玉 剛 |
DF | 5 | 丹羽 大輝 |
DF | 29 | 岡崎 慎 |
MF | 39 | 大森 晃太郎 |
MF | 45 | アルトゥール シルバ |
FW | 16 | ジャエル |
FW | 17 | ナ サンホ |
GK | 24 | ヤクブ スウォビィク |
DF | 4 | 蜂須賀 孝治 |
DF | 23 | シマオ マテ |
DF | 13 | 平岡 康裕 |
DF | 2 | 永戸 勝也 |
MF | 17 | 富田 晋伍 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 18 | 道渕 諒平 |
MF | 7 | 関口 訓充 |
FW | 11 | 石原 直樹 |
FW | 9 | ハモン ロペス |
GK | 22 | 川浪 吾郎 |
DF | 39 | 金 正也 |
MF | 5 | 椎橋 慧也 |
MF | 6 | 兵藤 慎剛 |
MF | 10 | 梁 勇基 |
MF | 37 | 中原 彰吾 |
FW | 38 | 長沢 駿 |
【選手・監督コメント】
《ディエゴ オリヴェイラ選手》
「非常に苦しく、仙台のマークも厳しいなか、クオリティの高い選手が多くいた。そのなかで今日は、勝利を奪うことができてよかった思う。仙台は非常に強いチームだった」
(PKのシーンを振り返って)
「練習でのプレーもそうだが、いつも通りプレーすることが大切だと思う。1本目のPKで決められれば良かったが、やり直しのPKは落ち着いて決めることができた。大事な厳しい試合の中で勝利を掴むことができてよかった」
(得点ランキングで単独1位になりました)
「得点ランキングというものは気にしていない。大切なことはサッカーはチームプレーだということ。チームが勝つことを一番に考えてプレーしている」
(1回目のPKのシーンでは、相手も同じような動きをしていました)
「GKの動きは見えていた。もちろん私のスタイルもわかっていると思うので、いろんなGKがいるなかで、ああいった対策をしてくることもあるだろうと思う。全く気にならなかった」
(シマオ マテ選手と対峙してどうだったか)
「非常に強い選手で、フィジカルを活かして守備の範囲が広いなと感じた。素晴らしい選手で、彼が中心となった守備は非常に強固だった」
《三田啓貴選手》
(古巣との対戦で、復帰後初先発。監督から何か指示はあったか)
「何か特別なことはなかったが、『楽しみにしているぞ』ということは言われた」
(自身の今日のプレーについて)
「自分が得点を取ったり、絡んだりできればよかったが、後半にギアをあげて戦い、勝つことができたので、結果的にはよかった」
(ボール際や目の前の相手を上回るということを話していたが)
「ディフェンスラインが最後に身体を張って守ってくれたし、中盤も前線も最後までハードワークしてくれた。今日は本当に厳しくボールに行けていて、それが勝利を手繰り寄せる要因になったと思う」
(シーズン途中での加入で、プレーしながらチームに順応していかなければいけない)
「守備での約束事やセカンドボールを拾う位置など、両センターバックとも修正するために話した。
あと、前を向いたときに足の速い2トップがいるので、どういうパスをどういうタイミングで欲しいのかという部分はこれから合わせていく必要があると思う」
(久しぶりに味スタでスタメンとしてプレーしてどうだったか)
「入場の音楽を聞いて気持ちが高ぶったし、ファン・サポーターもそういう雰囲気を作ってくれて感謝している。やはり東京の選手で味スタのピッチに足を踏み入れることは特別な感覚があった」
(今日は2本のフリーキックがあったが、三田選手は蹴らなかった)
「距離をみて、森重選手やジャエル選手のシュートの方が可能性が高いと判断した。仙台の選手も僕が蹴ってくると予想したと思うので譲った」
(仙台にも恩返しになったか)
「勝負の世界なので、仙台に対してというよりも、東京のために優勝に向けて今日は勝点を積み上げられたことがよかった」
《林彰洋選手》
「小さなプレーの連続が、試合を振り返った時に効いていたなと感じることが多い。それは東京に加入してからの悔しい思いをたくさんしてきたし、自分だけではなく、みんながいろいろな悔しい思いをしてきた。そのなかで覚悟を持って今シーズンを戦っている。それは技術的な部分だけではなく、強い思いというものが大きく影響していると思う」
(メンバーが変わっても安定した戦いができている)
「シーズン前から、ディフェンスラインにはいろいろな要求をさせてもらっている。それがある程度、相手が攻めずらいという状況を作ることができているのかなと思う。その積み重ねが、90分を戦った後に、崩されなかった(失点をしない)という結果を掴めているのだと思う。チームとして決定機を作られても、耐えることができているのは、戦術以上に、気持ちが前面に出ていることが大きいのだと思うので、継続してやっていければと思う」
《東京・長谷川 健太監督会見要旨》
「難しい試合になったが、ディエゴがよく決めてくれた。
仙台との試合はこの1年半、ルヴァンカップも合わせて全く勝てなかったので、今日は何とかしたかった。
いつも、プレッシャーをかけに行っても、うまく外されてという展開が多かった。今日は、もっとアグレッシブにプレーできればよかったが、相手のいなしてくるサッカーをうまく封じて、逆に前半から攻略できたかなと思う。
チャンスは多くなかったが、良い形でディフェンスラインの背後に永井が抜け出してくれた。ああいうところを1回突けるかが大きかった。天皇杯を挟み、次のリーグ戦は広島戦なので、またしっかりと準備をしていきたい」
(両チームともチャンスらしいチャンスがなかった中で、1点を取りました。リード後の戦い方の狙いは?)
「追加点を取りにいく交代ではあった。ただ、相手を間延びさせることがうまい仙台なので、選手のギャップを使われたり、ロングボールからセカンドボールを拾われたり、という戦い方を今までもされた。今日は選手たちが最後までバランスを見ながら戦ってくれたと思う」
(あの時間帯で点が入っていなかったら、そのあと攻撃的なアクションを起こすつもりでしたか?)
「ホームゲームですし、勝ちたい試合だったのでそうするつもりだった。ただ、あまり攻め急いでも仙台にハマってしまう。そういうなかで、良い時間帯で先制点が取れたことが良かった。
前線では永井がいい動きをしていた。ただ、ディエゴがいつもよりエンジンがかからなかったが、ジャエルを投入することでエンジンがかかる。サンホもどのタイミングで入れようかと考えていた。彼も個の力で攻撃を活性化できる。
ジャエルは相手の組織を壊すにはうってつけの選手。期待値は高い。
サンホが欠場していた間にも、三田や大森が良いプレーをしてくれている。サンホのように流れを変えることができるスピード系の選手がベンチに控えていることは大きい」
《仙台・渡邉 晋監督会見要旨》
「いかにしてスキを与えずに、逆に我々がスキを突いていくか、そういう90分になるという話をして選手を送り出した。意図的に下がった前半の東京に対し、我々がそれを攻略しようとする半面、カウンターを受けないようにリスク管理をする、いろいろなものを考えながら過ごした45分間だった。そして、後半は確実にギアを上げてくると予測していた」
(0-0が妥当な試合だったと思うが、立ち上がりは我慢するプランだったか)
「試合を進めていくなかで、実際に我々がボールを失ってから速攻を受けた。そのシーンは、相手の狙いを引き出してしまったが、我々の攻撃のときのポジションバランスが問題だった。
そこはすぐにボランチの選手に伝えて、こういう形でリスク管理をしようという話をしたが、そうすると前に人数をかけられないので、もう少し迫力ある攻撃に転じたかった。自重したというのが現状。
1試合を通して考えなければいけないので、むやみに攻めに出てバランスを崩すわけにもいかず、前半は0-0でも構わない、というようなところはあった」
(立ち上がりから東京が速攻を狙ってくることは頭にあったのか)
「正直なところ、東京あそこまで引いてくるとは思っていなかった。前回のC大阪戦では、それが戦略的な采配だったと長谷川監督も言っていたので、なるほどそういう90分だったなとは見ていましたが、我々がC大阪のようにボールを持つのに長けたチームかというと、そんなことはなく、崩すことができなかった」