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2019.4.22[アカデミー]

【U-15深川】フランス遠征6日目

フランス遠征6日目

大会3日目の本日は、午後から試合の為、午前中はリフレッシュの時間に充てました。
しっかりと休んで午後の試合に向けて準備をしました。

第1試合は上位リーグ第2戦、マルセイユとの対戦。
前の試合でモナコとマルセイユが引き分けた為、勝利すれば決勝トーナメント進出が決まります。


試合前に宮沢監督が選手たちに「勝たなくては上に進めない試合。この試合からトーナメントと同じ。昨日同様、一体感を持って全員で戦おう」と試合に入ります。

立ち上がりから気持ちのこもったプレーを見せる選手たち。激しい球際、素早い切り替え、そしてハードワークと東京のモットーを体現してくれました。0-0のまま前半終了。

後半も同様に激しいプレーが続くなか、徐々に東京ペースとなり、良い形を作れるようになってきました。
しかしそんななか、29分相に手の攻撃を跳ね返しきれずにこぼれ球を拾われ失点。
ただそこで諦めずにプレーし、34分に渡邊がドリブルからシュート。コースにいた宮川に当たるも、宮川が冷静に相手GKを見てシュートを決めて同点。

勢いに乗って残り時間攻め立てるも、相手はうまく時間を使い、そのままタイムアップ。
悔しいドローとなりました。
勝つチャンスもありましたが、その一方で勝負へのこだわりという面で、相手の方が一枚上手で、世界との差を感じさせられました。

試合後、宮沢監督は「正々堂々と良く戦った。そしてよく追いついた。ただ結果は引き分け。相手が時間稼ぎの為にあらゆることをしてきたが、これが世界のサッカー」と選手たちに伝えました。

1試合目の結果で、9位〜12位の順位決定トーナメントに進むことになり、その1回戦はギャンガンとの試合となりました。
出場時間の少ないメンバーを中心に戦いましたが、第1試合の敗戦、決勝トーナメントへ進めないというショックと、試合間の休み時間も少なく、試合に入りきれないまま、前半で4失点。


ハーフタイムには宮沢監督から喝を入れられ、後半に向かいました。
後半は持ち直し、相手に身体をぶつけ、気持ちを出して戦い、27分ブライアンの突破からPKを獲得し、岡田が冷静に決めて得点。
守備は集中して無失点で抑え、後半だけでは1-0としましたが、トータルでは1-4の敗戦となりました。


夕食時には他チームの選手との交流を行い、選手達は臆する事なく積極的に話しかけ、たくましさや成長を感じられました。


上位リーグの厳しさ、海外の厳しさを感じる1日となりましたが、その一方でそのレベルのなかでも出来る事と出来ない事、通じる部分と通じない部分を感じ、良い経験となっています。明日は最終戦となります。最後まで戦い、良い経験をして、良い結果もつかめるように頑張りたいと思います