4月3日(月)から4月12日(水)まで実施している日程でスペイン・ポルトガル遠征7日目のレポートをお届けします。
遠征7日目の9日(日)も散歩、ストレッチからスタート。
『第37回レアル・ソシエダU-17国際トーナメント』2日目は大会初日に各グループ同順位同士で試合を行い2位のFC東京U-18はモロッコのムハンマド6世フットボールアカデミーと試合を行いました。
ムハンマド6世フットボールアカデミーは2009年に育成の充実を図り国の全面バックアップのもと立ち上げたアカデミーで、22年のカタールW杯でアフリカ勢初となるW杯ベスト4へ進出したモロッコ代表の躍進にも大きく貢献しています。
大会初日と同じ「ズビエタ」内のグランドで10:00にキックオフされた試合は、昨日に引き続き立ち上がりから強度の高いプレーでの攻防が続きます。先に2失点をし、追いかける展開となったFC東京でしたが、綺麗な崩しから尾谷ディバインチネドゥ選手のゴールで一点を返します。その後も得点を奪いに、果敢なプレーを続けるも最後まで次の得点を奪えず1-2で敗戦。大会独自ルールでもある、勝つと0.5点の勝ち点が加点されるPK戦では、GKの新堀選手が昨日の北川選手のPK戦のセーブに負けじと2本の止め、4-3でPK戦の勝ち点を得ました。
試合には昨日、選手たちが試合観戦をしたラ・リーガ ヘタフェ戦で、FC東京U-18の選手たちの目の前でリーグ日本人最多得点記録更新となるゴールを決めた久保建英選手が自身のトレーニング前の時間を利用しFC東京U-18の試合を観に来てくれ、ベンチに入り後輩たちのプレーを見学してくれました。
また、この日は、普段見学のできないレアル・ソシエダトップチームのトレーニング日でしたが、イースターの日曜日ということもあり、一般見学を受け入れ、多くのファン・サポーターが見学に訪れていました。トレーニング後には、久保選手の計らいで、FC東京U-18の選手たちとの交流の時間を作ってくれ、先ほどのFC東京U-18の選手たちのプレーを観ての印象やアドバイスをくれ、写真撮影やサインに快く対応してくれました。その後も、小さな子どもたちをはじめとしたファン・サポーター一人ひとりのリクエストに丁寧に応じる久保選手の様子も目の前で見ることができ、選手達は特別なひと時を過ごしました。
午後には、サン・セバスティアンの街を散策、美しい景色を堪能したり、お土産を買いました。その後は宿舎に戻り、大会3日目最終戦は世界的クラブの、レアル・マドリーとの最終戦に備えました。
◇大会についてはこちらよりご確認ください。
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◇大会公式HP
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