本日は朝から時折小雨交じりの曇り空。
午前中は日本代表内田選手が在籍するシャルケ04のアリーナ(スタジアム)見学を行い、ブンデスリーガビッグクラブの施設を目の当たりにした選手たちは、あらためて世界への夢を膨らませていたようだ。
シャルケアリーナからバスで約1時間かけて試合会場のドルトムント練習場へ移動。
ドイツ遠征第2戦、VSドルトムントU-19は現地時間18時キックオフ。(本日は40分ハーフ)
昨日のレバークーゼンとは違い、ドルトムントDFラインからのビルドアップ、中盤のポジションチェンジに戸惑い、ボールを奪うポイントを絞れない。
すると開始2分、ゴール前に簡単にボールを運ばれあっさり失点を喫してしまう。その後もしばらくは自分たちのペースを掴めずにいたが、10分過ぎあたりから徐々に流れを掴み始める。相手のボールの出所を押さえた、効果的なボール奪取からの素早い攻撃で、大熊健太、佐藤亮、生地慶充らFWを中心に何度も決定機を作り出すが、相手守備陣の身体を張った粘り強いディフェンスでなかなかゴールを割らせてもらえないまま前半終了。
後半も同様の展開が続いたが、62分にカウンターから、DFラインの裏を取られゴール前で必死に粘るも、相手の迫力に押し込まれてしまい痛恨のオウンゴール。2点差とされてしまう。
70分に途中出場の南大輔が前線からの迫力あるプレスで相手GKからボールを奪い1点差に迫る。
勢いに乗る東京はその後も立て続けに相手ゴールに襲いかかるが得点を奪えない。
終了間際には相原克哉の右サイド突破からのクロスに、半谷がスライディングで合わせゴールかと思われたがオフサイドの判定。
1-2で試合終了となった。
格上、年上の相手に対しても自分たちのサッカーが出来たことに自信は持てたが、反面ゴール前の迫力や厳しさ。
また昨日同様、隙を逃さない勝負強さという意味ではまだまだ甘さがあり、この2試合で非常に勉強させられた。
こういった経験を少しずつ積み上げて、チームとしても個人としてもさらなるレベルアップを図りたい。
FW大熊健太選手のコメント
「ドルトムントは身体が強いし、足元でつなぐ技術もあって、全てのスピードが速かった。」
MF安部柊斗選手のコメント
「ポゼッションがとても上手くて見習うことがたくさんあった。個人的には最後の質を上げていきたい。」