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2015.3.26[アカデミー]

(追記)【U-18】ドイツ遠征レポート5日目

※写真を追記致しました。
 

U-18ドイツ遠征も本日で折り返しの5日目。選手たちは徐々に疲労が蓄積してきている様子。午前中はホテル周辺の散歩と、ストレッチで軽め
の調整を行い、身体を休めてボーフム戦に備えた。
ホテルからバスで約2時間、本日の会場はボーフムアカデミーの練習場。ドイツ遠征第3戦、VSボーフムU-19は夕方から降り出した冷たい小雨
の中、現地時間18時30分キックオフとなった。

立ち上がり3分、自分たちのミスから決定的なピンチを招くも、GK山口康平とDF渡辺拓也の粘り強い守備でゴールを割らせない。
その後は東京らしい積極的な前向きのプレーでリズムを掴む。本日先発出場のFW南大輔が、ダイナミックな動き出しから立て続けに決定機を作り出すも、相手GKの攻守に阻まれ得点を奪えない。
すると19分、中盤でボールを奪われ右サイドからのクロスボールを相手FWに豪快なヘディングシュートを決められてしまう。
ドイツ遠征で痛感している一瞬の隙をつかれての失点に佐藤監督からも檄が飛ぶ。
東京もそこから気落ちすることなく、更に積極的に前へ仕掛ける。
その姿勢が実を結んだのが26分、中盤でボールを奪うと安部柊斗からDFライン裏へ飛び出した佐藤亮に絶妙なパスがつながる。
佐藤は相手GKをかわして、難しい体勢ながらも落ち着いてゴールを決め同点に追いつく。
さらに29分にはコーナーキックから大熊健太がヘディングシュートを叩きこみ逆転に成功!2-1のリードで前半を折り返す。


後半はお互いに数人の選手が交代し一進一退の攻防が続く。
72分、中盤での素早いリスタートからゴール前まで運ばれ失点。同点とされてしまう。
その後は中盤の守備が緩くなり押し込まれる展開に。我慢強く対応しながら、最後まで勝利を目指して全員で戦うも2-2で終了。

決定機の数では相手を上回るも結果はドロー。ドイツチームの決定力の高さ、相手の隙を逃さないしたたかさ、局面での球際の強さなど、この遠征で試合を重ねるたびに痛感している。また一つ貴重な経験を積み重ねることができた。明日も積極的にチャレンジしたい。


FW南大輔選手のコメント
「決定機を何度も外してしまいチームに貢献することができなかった。最後の質、一瞬の判断を大事にしていきたい。」
DF柳貴博選手のコメント
「ドイツチームに勝ちきれないのは自分たちがまだ弱いから。しっかり勝ちきれるチームにしていきたい。」