U-18ドイツ遠征6日目。
本日は午前中に、ホテルのある地元ノルトライン・ヴェストファーレン州の名門チーム、メンヘングラッドバッハのスタジアムと、TOPチームの練習を見学させていただいた。選手たちは、歴史と伝統あるクラブの偉大さを直に肌で感じながら、自分自身の夢に思いを馳せていたようだ。
ドイツシリーズ第4戦の相手は、ドイツ6部のアマチュアチーム「ティオトーナ」この遠征唯一の成人チームとの対戦。州郊外の街クラブ「シャーグ」のグランドをお借りして18時30分キックオフとなった。
試合序盤は相手の懐深く踏み込んでくる激しいディフェンスに戸惑い、なかなかリズムに乗れない。
それでも、西元類、吉村寿輝、半谷陽介らFW陣が積極的な仕掛けやシュートを見せ徐々にペースを掴んでいく。
そして32分、右サイドにいた吉村からのクロスを中央に走り込んだ半谷が落ち着いてボールをコントロールし、GKをよく見て左隅に流し込み待望の先制点を奪う。
その後も優位に試合を進めるが、40分に自陣ゴール前での不用意なミスから失点してしまい、1-1で前半を折り返す。
後半開始直後の46分、相手陣地中央でボールを受けた西元が思い切り良く左足を振り切り、約30mのミドルシュートをゴール右隅に突き刺す!
再びリードを奪うと64分には西元が鋭いフォアチェックからボールを奪い相原克哉へ。GKと1対1となった相原は冷静にゴールを決め3-1に。
さらに77分には佐藤亮、80分には城ケ瀧友輝が追加点をあげ、5-1で試合終了。ドイツ遠征初勝利を飾った。
明日は本遠征の最終戦となるシャルケ04とのトレーニングマッチ。今の自分たちの持っている力を全て出し尽くして戦い、またひとつ良い経験を積み重ねて日本に帰りたい。
FW西元類選手のコメント
「チームとして初勝利を掴むことができて良かった。明日も勝利に向かって全力でプレーする。」
MF城ケ瀧友輝選手のコメント
「フィジカルとスピードのレベルの高さに驚いた。自分たちが出来ることもあったので明日も自信を持ってプレーする。」
DF渡部卓選手のコメント
「フィジカルや高さに対して思い通りにいかないプレーもあったが、判断の速さや足元の技術で上手くカバー出来た部分もあったのでそれを活
かしたい。」