遠征2日目は午前・午後の2部練習を実施。午前中は天然芝グランドでの練習となりました。同施設内には多くの子供たちがサッカーをしていて、FC東京が練習を始めるといつも多くの見学者で囲まれます(そしてビデオ録画されます)。練習の雰囲気が目を引くのか、日本の選手育成が注目されているのか、日頃とは違った環境での練習は選手たちにとっても良い経験となることでしょう。
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FC東京の練習には常に多くの見学者が
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天然芝グランドの練習
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午後の練習では明日の試合に備えてセットプレーの守備も確認。実戦さながらの真剣なトレーニングは、他クラブのコーチからも「FC東京のトレーニングはとても規律があって選手たちも集中しているね」と高評価をもらいました。
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集中してトレーニングを行う
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セットプレーの確認
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さて、昨日も少し書きましたが、ここでいま遠征に来ている「恒大足球学校」についてご紹介します。ご存じ昨年度ACL覇者の「広州恒大」の下部組織として創られたこの学校は48面ものグランドと、体育館、図書館、学生寮、宿泊施設を完備した寄宿制の学校で、「恒大」とは中国の巨大企業グループの名称です。レアル・マドリードとも提携していて、多くのスペイン人コーチを見かけました。生徒数は2,500人を超え、ギネスにも認定されたほどです。ただこの2,500人全てがセレクションされたエリートというわけではなく、むしろ学費を払えば誰でも入ることはできる、いわば日本で言うサッカースクールと寄宿制の学校(小学校、中学校)が一緒になったようなもの、と言えます。
ここに来る前は3,000人近い規模のサッカーエリート教育機関、と思っていましたがそうではないようです。またスタッフの方によると、学校運営は生徒の学費(かなり高額だが)だけでは賄えておらず、多くは恒大が負担していて、また地元に多くの雇用を生んでいることからも恒大の企業としての社会貢献、という面も強いようです。
施設はとても綺麗で何より食事(もちろん本場の中華料理!)がとても美味しく、気候も最高、そして人々の対応もとても丁寧なのでトレーニング環境としてはとても良い環境で、選手の今後のことを考えるともう少し苦労したほうがいいのでは、と思ってしまうほどです。明日からの大会でしっかりと結果を残し、この環境に報いたいとおもいます。
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48面の練習コート
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生徒の人数はギネス記録にも認定されている
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