アメリカ遠征10日目は、大会を通して吹き続いていた風も和らぎ、雲ひとつない快晴となった。
試合前のミーティング | 5位決定戦のスタメン |
SPORTING KANSAS CITY との5位決定戦は、立ち上がりこそ相手の力強さに手を焼いたものの、すぐに丁寧なパスワークと献身的な守備を続ける東京がペースをつかんでいく。
17分、荒川が左サイドで仕掛けDFを振り切ると、その折り返しに原が合わせ先制に成功する。
続く22分、ペナルティエリア付近で杉山が対峙する相手を左右に揺さぶると迷わず右足を振り抜く。
先制点をアシストした荒川 |
GKは一歩も動けずボールはゴールに吸い込まれ、追加点を挙げる。
守備ではCBの篠原、長谷川(光)コンビが相手FWにしっかり身体を当て自由を奪い続ける。
終始、東京の集中した守備が光る前半となった。
ハーフタイムの「勝って終わりましょう!」という中村忠コーチの言葉通り、後半もゴールを重ねる。
54分、CKを得ると品田のキックから最後は長谷川(光)の打点の高い強烈なヘディングシュートが決まり3-0と突き放す。
チャンスを確実にものにしていく東京が理想の試合運びを見せる。
63分にも杉山がゴール前でフリーでボールを受けると右足を一閃。4点目を奪う。
最後まで集中力を切らさなかった守備陣も完封。
4-0で勝利し、今大会を16チーム中 5位で終えた。
試合後は決勝戦を観戦 | 優勝はブラジルのアトレティコ・パラナエンセ |
11日目となる本日は、早朝にランニングを行った後、ダラス市内を回り空港へ。
空港では通訳の奥田氏と別れ、一団は帰国の途に就いた。
お世話になったレストランのTrishさんと記念撮影 | 空港への道中、市内を観光 |
本遠征において欠かすことのできなかった奥田通訳を始め、現地に在住される日本の皆様、レストラン「DICKEY`S」の協力の元、順調な日々を送ることができた。
「感謝の気持ち」を忘れず、日本での活躍を誓う。
無事に到着 |
※日本時間15:30、成田空港へ無事に到着いたしました。
今後ともU-18への熱いご声援、よろしくお願いいたします。