この日のスケジュールは午前中にトレーニング、午後にはNACブレダとのトレーニングマッチでした。
午前のトレーニングは昨日同様のグランドで行った。
宿舎からグラウンドへ向かうと、何やら聞き馴染みのあるBGMが。
なんと、『You'll never walk alone』で私たちを出迎えてくれました。
そして本日まで私たちの遠征をアテンドしてくださったバスさんが最終日ということでユニフォームをプレゼントし、記念撮影。
昨日のトレーニングマッチの課題を受けて、当初予定していたトレーニングの内容を大幅に変更。
強度の高いトレーニングメニューをこなした。
そのまま急ぎ足で宿舎に戻り昼食を済ませ、バスでNACブレダのグランドへ移動。
このトレーニングマッチは「最大値限界を見せる」というテーマが追加され臨んだ。
立ち上がりから組織的にボールを動かしてくる相手チームにペースを握られる展開となるが、全員が集中を切らすことなく身体を張ってボールを奪いにいく。
徐々に良い状況でボールを奪える場面が増え、むさしがリズムをつかみ始める。
そのなかで20分、前野が積極的なプレスで相手DFからボールを奪取し、そこに連動していた俵積田にパス。
これを確実に決め、先制ゴールを奪う。
前半を1-0で折り返すが、「これじゃあ、まだまだ足りない。もっと点を取りに行こう」という声が選手たちから挙がるなど、非常に前向きな姿勢で後半に臨む。
すると47分、低い位置で得たフリーキックを土肥がゴール前にいるマリークに配球。
マリークが自分よりも大きい相手に競り勝ち、そこに走り込んでいた前野が追加点を決める。
その後もペースを落とすことなく最後まで全力で戦い切り2-0で勝利。
前日のゲームでの課題を受け、自分たち自身が「変わる」ことができた非常に有意義な試合となった。
これを継続して本大会の試合に臨んでいきたい。