遠征6日目。
いよいよ本日より、「Gothia cup」が開幕。
FC東京は 「U–17エリート」のカテゴリーに出場する。
4チームによるグループリーグを3試合戦い、その成績による順位トーナメントが行われる。
(グループリーグの試合時間は30分ハーフの60分)
東京のグループリーグ初戦の相手は地元スウェーデンリーグ1部のDjurgardens lF U–17。
立ち上がりは緊張からか、全体的に動きが鈍くなかなかリズムをつかめない。
それでも10分を過ぎると、徐々に相手陣内でボールを動かせるようになる。
15分、GK野澤のパントキックに上田が相手DFと競り合いながら裏へ抜け出したところに、相手GKが飛び出してきて交錯するも、こぼれ球に素早く反応した上田がそのままゴールに押し込み先制に成功!
さらに22分、沼田のピッチ中央での鋭いボール奪取を起点に安田、梅原のコンビネーションで相手DF中央を崩し、梅原がゴール!
2–0で前半を折り返す。
後半に入っても集中力を切らさず、相手の反撃を許さない。
50分にはFKのこぼれ球を拾った立川が思い切りよく振り切き、強烈なシュートを放つも相手GKに弾かれ惜しくも追加点ならず。
その後は選手交代を繰り返しながらゲームを進め、最後はU–15から参加のGK鴨下を含めて、遠征メンバー全員がピッチに立って試合終了。(大会規定により自由交代制)
大事な初戦を全員の力で勝ち取った。
明日の相手はスペインの強豪、Deportivo Alavesとの対戦。
上位トーナメントへの進出目指して全力を尽くす。
夜にはこの大会のオープニングセレモニーに参加。
Nya Ulleviというイエテボリ最大のスタジアムで今大会に参加する79ヶ国、1,736チームの選手、スタッフが一堂に会した。
壮大で華やかなセレモニーを選手たちは心から楽しんでいた。