遠征9日目。
昨日までのグループリーグで、3戦全勝の1位通過を果たした東京は、決勝トーナメント1回戦をシードとなり、準々決勝からの出場。
午前中に行われた1回戦を勝ち抜いてきた、スウェーデンのBK Hackenとの対戦。
今日の試合は大会のメイン会場であるAFKアリーナでの一戦。
地元スウェーデンチームとの試合となったため多くの観客に囲まれ、非常に良い緊張感の中でのキックオフとなった。
立ち上がりから相手のフィジカル、テクニックの高さに防戦一方となる東京。
それでもGK野澤を中心に我慢強く対応し、なんとか前半を0–0で折り返す。
後半に入ると、今日2試合目となる相手に疲れが見え始め、東京も次第にチャンスを作り出せるように。
45分、佐藤の右サイドからのクロスに沼田が合わせるも相手GKに阻まれる。
51分には、効果的なサイドチェンジから右サイドを駆け上がった佐藤が、鋭いカットインを見せ、思い切り良くシュートを放つがGKにキャッチされてしまう。
その後は一進一退の攻防が続くも0–0のスコアレスで試合終了。
PK戦での決着へ。
お互いに2人目が失敗し、東京の4人目、古屋が決めた時点で3–2に。その後相手の4人目が失敗し、東京の5人目、上田がプレッシャーのかかるなか冷静に決め、4–2で勝利!
苦しみながらも全員で掴んだ準決勝の切符。
明日の相手は会場のあるイエテボリのチーム、IFK Goteborg。
遠征も10日目に突入し、体力的にも厳しい戦いになるが、チーム一丸となって決勝進出を勝ち取りたい。
明日は16時20分(日本時間20日23時20分)キックオフ。
会場は今日と同じくAFKアリーナ。