イングランド遠征4日目。
大会2日目となるこの日は、プレミアリーグの強豪マンチェスターシティとアーセナルとの対戦となった。
1試合目の対戦相手であるマンチェスターシティは、昨日アーセナルに敗れているため勝点3を是が非でも取りに来る様子。
前半の開始早々に東京は自陣でのミスからボールを奪われそのまま失点。
さらに相手の質の高いビルドアップと個人の高い能力を活かしたサイド攻撃を止められず、失点。0-2と苦しい展開。
それでも攻守において良い距離感で連動するシーンが増え相手コートに徐々に進入する。
すると岩根がペナルティエリア内まで持ち込み相手のファウルを誘う。これで得たPKを岩根が自ら決め 1−2。
ここから巻き返しを図りたい東京だったが、日本では体感する事のできない相手のテクニックとフィジカルに耐えられず、失点を重ね1−5で試合終了。
続く2試合目はここまで2勝しているアーセナル。
身長が185㎝以上の選手が6名出場し、その他にもテクニカルな選手を要するチームではあったが、東京は、果敢に立ち向かう。
前半開始からコレクティブな守備で相手選手がフラストレーションを溜めるシーンも見受けられる。
それでも相手のクロスボールから失点し、先制点を奪われてしまう。
しかし、直後にDFラインからビルドアップしたボールを梶浦が相手ペナルティエリアまで持ち込み、相手DFを引き付け、生まれたスペースに走った森次に繋ぐとこれを右足で決め同点とする。
その後は相手に押し込まれ苦しい時間が続くが体を張って凌ぐ展開。
自陣ゴールライン沿いを中央へドリブルで進入され、角度のない場所から信じられないような軌道で直接ゴールを決められ1−2。
このままタイムアップとなり、世界トップレベルを体感しグループリーグを 1分け2敗の3位で終える。
最終日となる明日の9位、10位決定戦はベルギーのアンデルレヒトとの対戦となり、今日の2試合で痛感した世界との差を埋めるべく、勝利を目指して戦う。