「明日開幕戦!!2008シーズン!!」 塩田仁史2008.3.07

2008シーズン開幕を明日にひかえ、僕の中に大きな期待や不安があり、正直言ってなかなか文章を書き出せずにいました。今、このホームページを見て下さっている皆さんもワクワクやドキドキ、楽しみや不安が入り混じった気持ちなのだろうか?と考えています。

今季は、新たに城福監督の下「Moving Football」でボールも、人も動くサッカーを目指し、1月20日にチームをスタートさせました。まず、チーム初の試みとしてグアムキャンプを行い、パスをしながらボールを前線へ運ぶという事を徹底的にやり、休みもあまりない暑い中で、過酷なキャンプを行いました。多彩な練習内容を理解しようと監督の一言一句を聞きもらさぬよう、チーム皆が集中した姿勢で充実した日々を過ごす事ができました。

2次キャンプは、宮崎県都城市でのキャンプでした。ここでは、プレシーズンマッチや数多くの練習試合をこなし、実践的なトレーニングを中心に目的意識を高く持ち、ここでも集中した練習を行う事ができました。
その中で出てきた課題を実践できるよう、何度も修正をする作業を繰り返しました。
城福監督のサッカーは、選手達皆の判断スピードと呼吸が本当に大事だと感じています。新加入選手を含め、たくさんのコミュニケーションが取れたと思うし、皆が何を考えているのかが分かり合えたと思います。

そして、3月1日には全員が揃い、気持ちを一つに川崎との練習試合に臨みましたが、結果は完敗でした。試合後のロッカーでの様子は、悔しさとこれでシーズンを戦っていけるのか?という不安で、うなだれていました。自分も正直言ってその1人でした。
けれど、城福監督が皆を集めて、激しい口調で「お前達には、迷いがあるのか?俺には迷いはないぞ!俺が迷った時は辞する時だ」と言ってくれました。
城福監督の覚悟の言葉を聞き、胸が熱くなり「もう1度やり直そう、最後まで諦めずに戦ってやる!」という気持ちになりました。

ここまで色々と書いたけれど、僕は今シーズンの始まりに監督やスタッフ、そしてチームの皆を信じようと決めました。それが、川崎戦で気持ちが揺らいだのは恥かしい事だと思います。だって、まだ何も始まっていないじゃないか!このサッカーが開幕前に完璧とはいかないかもしれない。でも、すごく可能性を秘めたサッカーであるし、監督が言っているように、どんどん右肩上がりにチームの成熟度が増していけば良いと思っています。何度も言いますが、僕は監督を信じるし、仲間を信じる。
開幕戦には、監督がいつも言葉にする熱い情熱を持ち、強い気持ちで選手・スタッフチーム一丸となって全員で挑みたいと思うし、最後の最後まで絶対に諦めずに戦います。

最後に、これから長く厳しいシーズンが始まります。良い時も、悪い時も、嬉しい時も辛い時もある1年だと思います。どんな時でも、精一杯戦うので、ファンの皆さんもいつも以上に僕達に力を貸してほしい!力の限り声援を送ってほしいと思います。
12人目の選手である皆さんの声援が本当に僕達の力になります。明日から始まる長いシーズンに皆で気持ちをこめ、最後に喜びを分かち合えるよう共に戦いましょう!!

test下田2008.3.05

test下田

test廣長2008.3.05

test廣長

当サイトに掲載されている文章、写真、映像等の無断借用、転載は禁止いたします。