5/29 鹿島戦 MATCH REVIEW & INTERVIEW

INTERVIEW2022.5.29

5/29 鹿島戦 MATCH REVIEW & INTERVIEW

<マッチレビュー>
前節、敵地で清水エスパルスにリーグ戦では5試合ぶりとなる勝利を挙げた東京。特に後半の45分はほとんどの時間でボールを保持して試合を支配した。前線からの守備、分厚い攻撃、ボールを保持して落ち着く時間を作るなど、めざすスタイルをピッチ内で体現。アルベル監督が「今日はFC東京のプレースタイルが変わり始めたスタートの日であった」と称賛する内容で勝点3を持ち帰った。

勝利から遠のいていた流れを変えてホームに戻った今節は、首位に立つ鹿島アントラーズと対戦した。ポルトガルのVitoria Sport Clubeへの移籍が決まった小川諒也選手にとってはリーグ戦では味の素スタジアムでの最後のプレー機会。7シーズン半に渡って東京で活躍してきた仲間のためにも勝利したい一戦を迎えた。

ボールを保持して落ち着いて試合を進めたい東京だが、鹿島が球際で厳しく戦い、ボールホルダーへの連動したプレッシングを仕掛けてきたことにより、ビルドアップして相手陣内に入っていく道筋を見出せない。ボールを奪って反撃に出た場面でも、攻め急ぐあまり簡単にボールロストして、縦に強く速く攻めてくる鹿島に押し返されて自陣に戻す展開を繰り返す。なかなか攻撃の形を作れないでいたが、前半23分に相手陣内深くまでボールを運ぶと、松木玖生選手が左サイドで開いてボールを受け、ペナルティエリアの中央エリアに入ってきたディエゴ オリヴェイラ選手にくさびのパスを入れる。ディエゴ選手がディフェンダーを引き付けてスルーすると、背後に入ってきた渡邊凌磨選手がワンタッチで合わせたがシュートはゴールの上へと外れた。ボールが縦方向に飛び交う展開の連続に苦しんだが、前半33分にパスのテンポを変えて試合展開を動かす。左サイドの高い位置でボールを持った小川選手が、中央エリアの渡邊選手にくさびのパス。渡邊選手とディエゴ選手がワンタッチでのワンツーで相手選手数名を引き寄せると、渡邊選手は引き寄せられた相手が抜けたペナルティエリア内のスペースへと侵入する。渡邊選手は追いすがる相手ディフェンダーよりも速くシュートをゴール右隅へと流し込んで、東京が先制に成功した。

先制したことでリズムに乗った東京は、ボールサイドへの連動した守備が機能しはじめ、中盤の攻防でボールを奪い返してマイボールの時間を増やしていく。前半41分にはアダイウトン選手が相手の背後に抜け出してゴール前まで迫るが、相手ゴールキーパーとの1対1の場面はシュートをブロックされた。ゴールにはならなかったものの、相手が前に出てきたことでスペースを活用して猛攻を仕掛ける。前半43分、相手の攻撃を撥ね返すと、自陣でくさびのパスを受けたアダイウトン選手が背後に背負ったディフェンダーをワンタッチで抜き去ると、そのままスピードに乗ってペナルティエリア付近まで運ぶ。フォローに入ってきたディエゴ選手を使うと、シュートまで持ち込めなかったもののタメを作って右サイドのスペースへ。ゴールの目の前に飛び込んできた渡邊選手が右足を振り抜いたシュートはゴール左上隅へと吸い込まれ、東京がリードを広げて試合を折り返した。

後半序盤にもアダイウトン選手がチャンスメイク。後半5分、左サイドタッチラインを割りそうなボールを拾うと、相手ディフェンダーを背負いながらペナルティエリアへ。ゴールに向かってコントロールしたところを後方から倒されてPKを獲得した。後半7分、このPKをディエゴ選手が冷静にゴール左隅へと流し込み、東京がリードを3点に広げた。

試合を決める追加点になるかと思われたが、後半9分に右サイドからクロスボールを入れられると、上田絢世選手にゴール右隅に流し込まれて1点を返される。相手が前がかりになって攻めてくる分、スペースができて攻撃に出る機会は増えてくるが、相手ゴール前に迫りながら決定的なシュートを打つことができない。後半43分にはショートカウンターを仕掛けてアダイウトン選手がペナルティエリア内に侵入するが、シュートは相手ゴールキーパーの正面に収まった。1点は失ったものの、攻撃後の守備への切り替えはスムーズかつ迅速で、最後までネットを揺らさせることなく試合を終えた。

リーグ戦が中断期間に入る前にリーグ戦で連勝し、内容の部分でも成長の確かな手応えを得ることができた。この2戦で得た自信を過信にすることなく、またトレーニングを積み上げて、さらなる成長を天皇杯と再開するリーグ戦のピッチで表現していきたい。


[アルベル監督インタビュー]

Q、試合を振り返ってください。
A、鹿島がクオリティの高い選手を揃えていること、そして最初からインテンシティの高い守備をしてくることは予想していました。福岡戦で犯した我々のミスを修正して、今日の試合に臨みました。最初に失点してしまうと、我々にとって難しい試合展開になってしまいます。それを避けることを求めました。まだチームは成長段階です。あのようなインテンシティの高い守備をしてくるチームに対して、しっかりとボールを保持していなすところまではまだ成長していません。ただ今日、暑いことは予想されていましたし、過密スケジュールの最後の試合でしたので、前半後半の20分ほどで彼らのインテンシティが下がることも予想していました。飲水タイムののち、良い形でボールを保持できるようになりました。そこからボールとともに試合を支配することができるようになった後に、決定的なチャンスを複数作ることができていました。幸運にも恵まれて、3つほど作ったチャンスから2得点することができ、その得点が試合の流れに大きく影響しました。

後半に関しては、スタートに苦しむことを予想していました。ただ、その時間帯に追加点をとることができたのは大きかったです。3-0にした後にしっかりボールを保持しながら試合を終わらせることを我々は期待しましたが、残念ながらそうならずに早い段階で失点してしまいました。あの失点が試合の展開に大きな影響を及ぼしたと思います。けれども、我々はその失点のあとから上手く対応できていたと思います。そこからふたつの展開を予想しました。ひとつは守備ブロックを下げて長いボールを多用する形です。しかし、守備ブロックを下げるのはとても危険だと思いました。鹿島は前線にクオリティの高い選手をそろえているからです。私はいつも、最善の守備はボールを保持した守備だと思っているので、それを選びました。難しい時間帯にクリアすればおさまるようなシンプルな状況の中でも、チームはボールをつなぐ選択をしました。

カウンターアタックというよりは、良い形で攻守を切り替えた中で追加点を奪えるようなチャンスを作ることができていました。試合を終わらせるために、終盤に入っても選手たちは勝負にこだわって戦う姿勢を見せてくれました。勝負の世界に生きる我々としては、しっかりと戦うということが非常に重要なポイントのひとつです。いつも言っている通り、今シーズンの我々の大きな目標は、日々成長することです。相手にも様々な戦い方やプレースタイルがありますが、別々の特徴を持った相手との試合を重ねるごとに、さらに成長することをめざしていますし、この試合を通じて成長することができたと思います。

改めて今日の対戦相手の鹿島を称えたいと思います。鹿島の監督にも初めて会いましたが、彼のことも称えたいと思います。素晴らしい人物だと感じましたし、チームを素晴らしい方向に導いていると思います。そして鹿島のファン・サポーターも称えたいと思いました。多くのファン・サポーターが味の素スタジアムにお越しいただきましたし、熱くチームを応援していたと思います。審判団の方々も称えたいと思います。素晴らしい判定をしていたと思います。最後に我々のファン・サポーターを称えたいと思います。この素晴らしい天候に恵まれた中、ホームゲームとしては(小川)諒也にとって最後の試合に多くの方にお越しいただき、素晴らしい雰囲気を作っていただきました。本当にありがとうございました。

Q、20分で相手のインテンシティが落ちるというお話がありましたが、試合前に選手に伝えてあったのか、飲水タイムに伝えたのか、どちらでしょうか。
A、事前に選手たちに伝えて準備してきました。前半の飲水タイムの後に相手の強度が落ちることを予想して、(渡邊)凌磨をより中央でプレーさせるような指示をしました。

Q、渡邊選手のポジショニングについて聞きたいのですが、ゲームプランとして鹿島のダブルボランチの片方が青木選手を捕まえに来るというのは予想されていたと思うのですが、一人が残った周辺のスペースを使いたいということが中央でプレーさせた意図でしょうか。
A、まずは(松木)玖生に青木の脇におりてきてもらい数的優位を作ることを狙っていました。その次のフェーズとして、ワンボランチ気味に残った相手選手の脇に、(安部)柊斗と(渡邊)凌磨を配置して、そのゾーンでさらに数的優位を作ることを目指していました。ゲームプランとして持っていましたが、それが上手くいくこともあれば、上手くいかないこともあると思います。

Q、FC東京にとってJ1リーグ300勝目となりました。
A、そして、私にとって、Jリーグでの100試合目となる記念の試合でした。今日は色々と祝うことがあるので、今晩はシャンパンとともにたくさん祝いたいと思います。もちろんそうした記念の勝利を収めることができたのは嬉しいことです。この数か月でおおよそ前半戦を終えました。短期間の過密スケジュールで前半戦が終わる形ですが、開幕当初にコロナで苦しんこともありました。その後にセンターバックに怪我人が多く出るという難しい時期も我々は乗り越えました。そしてレアンドロの怪我も長引いたことも大きなものでした。そうした色々な障壁があるなかで我々は明確なプレースタイルの変更に臨んだ数か月でした。
今シーズンの当初の数試合と最近のチームのプレーを比較すると、明確な成長が見られると思います。だから、私はこのチームをとても誇りに思っています。そしてあらためてクラブとファン・サポーターのみなさんが、忍耐強く温かくチームを支え続けてくれたことにとても感謝しています。イメージしてほしいのが、このプロセスの間に、クラブやファン・サポーターのみなさんがナーバスになってチームに不安を与えていたら、違う展開が待っていたと思います。今、我々はチームの基盤を構築するプロセスの最中です。そしてクラブの将来を担う若手選手の成長を促している段階です。長いスパンで考えているので、私は、ただちにタイトルをとったり、多くの勝利を重ねるような目標を設定することはしません。なぜならば、試合に勝つかどうかは、多くの要素に左右されるからです。リバプールも今シーズンは素晴らしいシーズンを過ごしたと思いますが、望んでいたタイトルをすべてとれたかというと、決してそうではありません。一方で彼らが失敗したかというと、決してそうではないと思います。私は勝つことのみを評価する価値観を受け入れることができません。勝つかどうかは多くの要素に左右されるからです。しかし、やるべきことを継続して良い仕事をやり続けることができれば、チームは常に上位争いをする立ち位置まで成長できると思っています。


[選手インタビュー
<渡邊凌磨選手>

Q、今日のふたつのゴールを振り返ってください。
A、ゴールキーパーとの駆け引きに勝てたゴールでした。狙いとしては、ファーに蹴るふりをしてニアに、2点目は1点目が頭に残っているかなという中で、ファーに決めることができました。

Q、アルベル監督からももっと中に入ってプレーするように指示があったと思います。
A、清水戦からもそうでしたが、自分でタイミングを掴んで、試合を見ながら、中に入っていくと良い形を作れることが多かったので、監督からはそのシーンを出していって欲しいと試合前から言われていて、それが上手くいって今日に繋がったのかなと思います。

Q、前節でも小川選手のゴールを導くシュートがありました。普段のトレーニングからキックのフィーリングが高まってきているのではないですか。
A、ルヴァンカップからゴールを決められそうで決められない試合が多かったので、何とか1点でも取りたいという気持ちで臨んで、今日は2点を決めることができてよかったと思いま。ただ、シーズンもまだ半分といったところではあるので、まだまだ得点を重ねられる機会も多いかと思いますので、今日の結果に満足せず、やっていきたいと思います。

Q、今シーズンここまで様々なポジションでプレーされる機会があったかと思いますが、現状と課題を教えてください。
A、どこのポジションであっても、100%でやることは変わらないのですが元々攻撃のポジションの選手ですので、得点に絡みたい気持ちは強いですし、サイドバックであってもその気持ちは変わりません。最近はいわれることは少なくなってきていますが、守備の面が課題ですし、改善しないといけないですし、そのことは攻撃時でも変わりませんし、ハードワーク+個人戦術の守備を高めなければいけないなと思います。

Q、今後、得点を量産するために必要なことは何でしょうか。
A、今日の感覚であったり、自分のいい時の感覚を忘れずにどこのポジションでも、得点・アシストでも結果として求められる中で、自分で決める意識をもって、勇気をもってのぞんでいきたいと思います。

Q、同じ年で海外に挑戦する小川選手になんと言葉をかけましたか。
A、自分自身も海外に行った当初は言葉の面で苦労したので、1年、2年と過ごす中で言葉は覚えていくのですが、コミュニケーションがうまく取れないというのは大変だと痛感したので、そこの努力を忘れないようにしたほうがいいかなと思います。


<ディエゴ オリヴェイラ選手>

Q、チームとしてどんな狙いを持って試合に入りましたか。
A、鹿島とは厳しい戦いになると思っていましたし、クオリティの高い選手が揃っています。そのなかで自分たちができているリズムでのプレーや相手陣地の高い位置での守備など、普段している自分たちのプレーができるかが大事な試合でした。それをうまく表現できて、先制点を取れたことが今日の勝利の大きな要因だったと思います。

Q、試合を通してハードワークできていたと思います。
A、普段の練習から質の高いレベルでできているからこそ結果に繋がったと思います。メンバーに入った18人だけでなく、メンバーに入れなかった選手を含めてチーム全体で質の高い練習ができているので、ハードワークの成果が試合に反映されています。そういった要因が強いと思います。

Q、相手のギャップのスペースを有効に使えていたと思います。
A、ギャップでボールを受けることは前節からできてきています。ですが、そこに入ることだけが自分の役割ではないので、ゴールから逆算したプレーが大事だと思います。そこに関わるプレーができたこと、チームとしてボールを失ったときの切り替えを素早くできたことが良かったと思います。

Q、2アシストと得点に絡むプレーが見られましたが。
A、ここ最近ゴールが奪えていないなかで、チームのために何か貢献しなければと思っていました。そのなかで2アシストできたことは結果としてポジティブに思っています。引き続きチームとしてゴールが奪えるように、得点やアシストで貢献し、結果が出せるように頑張りたいと思います。


<小川諒也選手>

Q、(リーグ戦では)味の素スタジアムでの最後の試合でしたが、どんな気持ちで臨みましたか。
A、いつもと変わらない気持ちではありましたが、どんな形でも良いからとにかく勝ちたいという気持ちでした。

Q、チームとしてなかなか得点が取れない時期もあったと思いますが、ここ2試合、複数得点を取れていて、攻撃面でどのような点が良くなっていると感じていますか。
A、バイタルエリアでのクオリティを上げることや選手同士のイメージの共有がうまくできていると思います。ゴール前でも落ち着いてプレーできています。無理にシュートやドリブルをせず、確実に味方の選手に繋いで、良いポジションを取って、最善のタイミングでシュートをするような良い流れの中からのゴールが生まれ、自分たちがやりたいサッカーができていると思います。

Q、リーグ戦はあと2試合ですが、どのような気持ちで臨みたいですか。
A、自分が出られるのは(リーグ戦では)最大で2試合なので、勝点6を絶対にとって、少しでもチームの順位を上げたいと思います。

Q、1点目のシーンを振り返ってください。
A、相手のディフェンスと中盤との間に(渡邊)凌磨が顔を出してくれていましたし、その前に一度、ディエゴが裏に抜けて相手のディフェンスを引っ張ってくれたことで、より(渡邊)凌磨が空きました。清水戦の得点もそうでしたが、斜めにボールを入れることで相手が前に出るのか出ないのかで選択が変わってきます。今回の場合は出てきたのでワンツーで抜けられましたし、出なければ前が空いてシュートを打てるので、攻撃に関して斜めのパスは効果的だったと思います。

Q、海外でのプレーにあたって言葉の勉強はしていますか。
A、海外を経験した選手に何をした方が良いのかという話は聞いていますし、コロナ禍になって英語を勉強していたので、ある程度はコミュニケーションをとれると思います。ただ、この前、(アルベル)監督にポルトガルでは英語は通じないと言われたので、これからポルトガル語も頑張りたいと思います。

Q、今回の移籍について、本田裕一郎先生(流通経済大学柏高校時代の監督)からはどのような言葉をもらいましたか。
A、今の流通経済大学柏高校の監督は榎本雅大さんで、まずは榎本さんに伝えた時はすごく喜んでくれていたと共に結果を出してこい、と言われました。

Q、良い手本として海外で活躍してきた長友選手が身近にいますが、理想の道を歩むために自身の中で考えていることやイメージしていることはありますか。
A、長友選手のすごいところはコミュニケーション能力がすごく高く、どこの国に行っても馴染めています。海外に行った時こそ、その部分は大事だと思うので、自分もそこは大事にしてやっていきたいと思います。

Q、左サイドでのプレーにおいては左利きのストロングを活かしていきたいと前から言っていますが、そこの部分は具体的にどう戦っていきたいですか?
A、左利きならではの持ち方だったり、独特な感じがあると思うのでそこは最大限活かしたいのと、オープンにボールを持ててプレーの幅は広がると思います。あとは左サイドからのクロスで自分のアシストは増やしたいと思います。


<松木玖生選手>

Q、首位の鹿島を相手に3得点で勝利しました。
A、相手が前線からハイプレスをかけてくることは分かっていましたし、それを剥がせれば自分たちのチャンスになるとチームで話していたので、良い時間帯にゴールを決めることができたことで試合を楽に進めることができました。

Q、チャンスを確実に決めることができていたと思います。
A、以前からの課題であったフィニッシュのところが改善されてきているので、そこは継続していきたいです。

Q、相手が前線から厳しくプレスをかけてくるなかで、ボールを繋ぐ意識をチーム全体で持つことができていましたね。
A、アルベル監督も言っていた通り、自分たちのスタイルを崩さないことは意識的にできていましたし、なおかつハイプレスをかけながらできていたので、今後の収穫になると思います。今後はさらに相手が分析してくると思いますが、自分たちのサッカーをしていきたいと思います。

Q、3点目を入れた直後に失点をしてしまいましたが、チームでどんな声かけをしていましたか。
A、あの場面は気の緩みが出てしまいました。このままいけば試合が悪い方向に進むと思っていたので、森重選手を中心にうまく良い声掛けをしながらまとめてもらいました。

Q、新しいスタイルの成熟度をどう感じていますか。
A、みんなで連動しながらボールを動かすことができたと思います。もっとこのスタイルを成熟させることができれば、90分を通して自分たちのプレーができると思います。