<マッチレビュー>
前々節、ホームで北海道コンサドーレ札幌に3-0で勝利し、東京はリーグ戦4試合ぶりの勝利をおさめた。しかし、前節はアウェイゲームで浦和レッズに0-3で敗れて連勝ならず。松木玖生選手の強烈なフリーキックがポスト直撃するシーンなどもあったが、ゴールをこじ開けることができなかった。
今節はホームに戻り、ファン・サポーターの後押しを受けて、内容と結果を両立させて勝点3を積み上げたい一戦。ルヴァンカップも含めると今シーズン4度目の対戦となるジュビロ磐田が相手だ。東京はこれまでの3試合で磐田に1分け2敗と勝利できておらず、自陣のスペースを埋めてくる堅牢な守備と勢いのあるカウンターに苦しんできた。焦れずにボールを動かしながら相手の守備組織の隙を突いてゴールを奪い、また攻撃から守備への切り替えをスピードアップさせてカウンタープレスをかけて、カウンターの芽を事前に潰しつつ分厚い攻撃を仕掛けて主導権を握りたい。
1st HALF-幸先良く2点を奪い主導権を握る
試合はいきなり動いた。前半4分、ペナルティエリア右脇でフリーキックのチャンスを得ると、バングーナガンデ佳史扶選手が速いボールを入れる。ニアで相手ディフェンダーがクリアし切れなったボールがゴール前で高く上がる。落下地点を予測した木本恭生選手が相手ゴールキーパーとの競り合いに勝ち、頭で流し込んで東京が先制した。
先制後も東京がボールを保持して、相手陣内で攻撃を組み立てる時間が続く。レアンドロ選手を中心にバイタルエリアでゴールを向いてプレーする機会が多く、インサイドハーフの安部柊斗選手や松木選手が背後を狙って飛び出していくが、ラストパスがあと一歩合わない。
ペナルティエリア付近まで押し込みながらもチャンスを作れずにいると、思わぬ形で道が開く。前半14分、相手ゴール―キーパーへのバックパスにレアンドロ選手がプレスをかけていく。奪い切れなかったものの、ゴール―キーパーのパスは渡邊凌磨選手の足元へ。渡邊選手がペナルティエリア内にボールを持ち出しグラウンダーのシュートを放つと、相手ゴールキーパーの足下を抜けてゴールイン。東京が前線からの強烈なプレスを起点に追加点を決めた。
前半19分には紺野和也選手がペナルティエリアの深い位置までボールを運ぶが、ゴール前へ送ったパスはわずかに味方に合わずにクリアされてしまう。その後は自分たちのミスから相手に攻撃機会を与えるなどリズムに乗り切れない時間帯もあったが、前半の終盤にはボールを保持して緩急をつけた攻撃で相手を押し込む。
前半42分にはカウンターのチャンス。渡邊選手がペナルティエリア内でパスを松木選手へ通すが、松木選手がワンタッチで合わせたシュートはクロスバーに撥ね返された。
2nd HALF-追加点は取れずもクリーンシートで勝利
後半に入っても、東京がボールを保持して試合を進めていく展開。高い位置でボールを失っても、後方が押し上げてコンパクトな陣形を保っていて、すぐに奪い返して2次攻撃、3次攻撃を仕掛けて相手ゴールへと迫っていく。立ち上がりから何度も相手のペナルティエリア付近まで攻め込み、直接フリーキックなども含めて何度となくシュートシーンを作ったが、なかなかゴールにつながらない。
ボールを保持しながらもゴールを割れずにいると、カウンターから磐田にゴールに迫られる。終盤には積極的にシュートを狙ってくる相手に対して、体を張ってゴールを守り切る。
攻め切れずにいる状況で流れを変えたい東京は、後半の半ば以降に次々と交代カードを切る。試合終盤にはディエゴ オリヴェイラ選手や山下敬大選手がボールをおさめてタメを作り、後方からの攻撃参加を促して、安部選手がスペースへ抜け出してゴール前にクロスボールを入れるシーンを作った。お互いに陣形が間延びしてオープンな展開になった終盤だが、磐田のカウンターにもディフェンスラインの選手が冷静に対応。クリーンシートで2-0の勝利をおさめた。
MATCH DETAILS
<FC東京>
STARTING Ⅺ
GKヤクブ スウォビィク
DF長友佑都/木本恭生/森重真人/バングーナガンデ佳史扶(後半43分:鈴木準弥)
MF松木玖生/東慶悟(後半36分:梶浦勇輝)/安部柊斗
FW紺野和也(後半26分:三田啓貴)/渡邊凌磨(後半26分:ディエゴ オリヴェイラ)/レアンドロ(後半43分:山下敬大)
SUBS
GK波多野豪
DF東廉太
GOAL
前半4分:木本/前半14分:渡邊
<ジュビロ磐田>
STARTING Ⅺ
GK三浦龍輝
DF山本義道(後半0分:ジャーメイン良)/大井健太郎(後半39分:森岡陸)/小川大貴/リカルド グラッサ
MF上原力也/山本康裕/遠藤保仁(後半20分:松本昌也)
FW大森晃太郎(後半20分:吉長真優)/大津祐樹(後半20分:金子翔太)/鈴木雄斗
SUBS
GK梶川裕嗣
MF黒川淳史
GOAL
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[アルベル監督インタビュー]
Q、試合を振り返ってください。
A、プロサッカーという世界にいる者たちは、常に冷静さを維持しなければいけないと思います。勝ち負けはありますが、それで心が浮き沈みしてしまうということは、ファン・サポーターのような反応をすることになってしまいます。
ボールの価値を伝えていますが、それは決して簡単ではありません。選手にひとこと「今日からボールを大切にプレーしよう」と声をかければ、すぐにできるようになるわけではありません。しっかりとコンセプトを理解しなければ、表現することはできません。トレーニングを積み重ね続けなければいけませんし、私は監督として選手を説得し続けなければいけません。選手たちにはあらためて、もっとも素晴らしい守備の仕方というのはボールを保持することである、と伝えています。
今日の前半、いつも言っているとおり、ゴールが決まることによって試合展開は大きく動きました。今日は幸運にも恵まれ、前半の早い時間帯に先制点をとることができました。その先制点はありましたが、それを抜きにしても、前半45分間、相手からボールを奪って我々がボールを保持することによって、彼らの攻撃を抑えることができていました。磐田はクオリティが高い選手が揃っています。ですから、彼らにボールを譲ってしまうと、とても危険な攻撃をしてくるチームです。選手たちには1試合ごとの勝敗に右往左往するのではなく、1年を通じて時間をかけてボールを持つことの大切さを伝えたいですし、それを習得してほしいと願っています。
ときにはできていて、ときにはできていないということがあるのはなぜかと疑問に思う方もいると思います。この成長のプロセスの間に、3か月前と今では我々のプレーの内容は変わってきていると思います。移籍していった選手もいます。怪我人も多く抱えています。ベテラン選手は、過密日程が続くと疲労が溜まってしまいます。だからこそ、順調に右肩上がりに成長することはできていません。我々はそう成長できるように望んでいますが、シーズン開始当初には新型コロナウイルス感染症など、様々な要因があって、成長のプロセスは常に右肩上がりにはならないものです。今シーズン、今後も良い試合もあるでしょうし、そうではない試合もあるでしょう。例えば今日であれば、我々が簡単に多くのボールを失ってしまったことは改善点です。45分だけでなく、90分を通じてボールを保持するプレーができるように、引き続き日々のトレーニングを通じて選手たちに伝えていきたいと思います。私はその作業を、今シーズンの最初から伝え続けています。そして今も引き続き伝えたいですし、シーズン終わりにもあらためて繰り返し伝えたいと思います。
Q、後半、相手がボールを持って勢いよく攻めてきましたが、チームとしては焦って蹴ってどんどん攻めていかないことが理想でしたか。
A、選手たちにはカウンターを狙っていこうとは言っていません。前半と同じプレーを後半にも求めていました。もちろんカウンターからチャンスを作れれば最高ですし、ハイプレスでボールを奪ってからの攻撃というのも我々の武器のひとつですから、継続的にやりたいことです。しかし、後半に我々がめざしていたのは、前半と同じようにボールを保持してプレーすることです。
ここで疑問が生まれると思います。選手たちは監督の言うことをきかなかったのだろうか。決してそうではありません。長い時間やり続けるには、もっと時間が必要ですし、選手たちがそれを心から納得していなければ90分間表現し続けることができません。
昨日の午後、アルビレックス新潟のプレーを見ていましたが、素晴らしいプレーをしていました。私の新潟での1シーズン目、どのようなレベルのプレーをしていたかは、多くの方が知らないと思います。なぜならば1シーズン目、ボールを保持することがどれだけ大切かをしっかりと理解している選手が少なかったからです。今シーズン指揮を執っている監督が素晴らしい仕事をしていることもありますが、選手たちが同じプレースタイルで3シーズンを過ごしており、自信を持ってプレーできるようになったからこそ、継続的に良いプレーができているのだと思います。
何度も言っていますが、今シーズンの私にとってもっとも大切な仕事のひとつは、チームにベースを構築することです。重要なコンセプトを選手たちが理解するように導くことです。そして、若手選手にチャンスを与えるのも私の仕事のひとつです。
Q、シーズン序盤戦に比べて、チームの戦い方が変わってきているように感じます。
A、私が期待できるプレーができるようになってきたのは、アウェイでの清水エスパルス戦での後半からです。あの45分間は、我々が期待するプレーができていたと思います。ですが、あの試合でプレーしていた複数の選手が今はいません。そして、他の複数の選手は今、怪我をしています。移籍がなく、怪我もなくプレーできたいたとしたら、今は違う状況になっていたと思います。
ホームでの鹿島アントラーズ戦、点を取った後は苦労した時間帯もありました。天皇杯の長崎戦も継続して良いプレーができていましたが、残念ながら勝つことができませんでした。
そして今日、前半は良いプレーができていたと思います。アウェイでのサガン鳥栖戦も前半は良いプレーができていたと思います。同じ選手たちと成長を続けていければ、また違った状況でしたでしょうが、それができないがゆえに期待通りの成長線を辿ることができていません。
今シーズンのスタートの時には、勝点を重ねるためにダイレクトプレーを活用していました。シーズン中盤のこの時期に我々が下位で争っていたら、すべてが変わってしまうのがサッカーの世界です。当然、ファン・サポーターの皆さんはチームの勝利を求めています。だからこそ我々は勝利をめざさなければいけません。当然、クラブもチームの勝利を期待しています。そして、選手たちも勝利を期待しています。やはり、良いプレースタイルかどうか、価値あるプレースタイルかどうかは、試合に勝っているかどうかで判断されるのがこの世界の常識です。
ただ、今シーズン、このプレースタイルに慣れた選手たちばかりで構成されたチームかというと、そうではない状態でシーズンをスタートしました。18歳の(松木)玖生がチームに加わり、彼がチームの中で良いプレーを続けてくれています。そしてクバも加わり、木本も加わってくれました。私は魔法使いではありません。私にできるのは、時間をかけて継続的に成長を促すことです。
そして外国籍選手たちは、チームのために汗をかいてくれています。レアンドロもチームのために走り続けて、プレスにも貢献してくれています。ディエゴもアダ(イウトン)も守備に貢献してくれています。
成長のプロセスというのは、長いスパンでとらえなければいけないと思います。同時に物事をポジティブにとらえなければいけないと思います。新しいチームでの1シーズン目というのはとても疲れるものです。1シーズン目というのは、私は多くの人を説得するのにエネルギーを注いでいます。1シーズン目というのは疲れるものですが、それに耐えるのが私の仕事でもあります。
[選手インタビュー]
<木本恭生選手>
Q、ゴールシーンを振り返ってください
A、セットプレーから相手が触って、宙に浮いていたシーンでしたがゴールキーパーに少しぶつかってでもゴールに向けてボールを飛ばすことができて入って良かっです。
Q、今日はゴールが取れそうな感じはありましたか。
A、その感覚は全然ありませんでしたが、狙いをもって毎試合取り組んでいて、中々ゴールが取れていなかったので、今日こそ!という強い気持ちで臨んで、ゴールが取れてよかったです。セットプレーで点を取れると試合の流れにものれますし、時間帯もよかったなとおもいます。
Q、移籍してきて、初ゴールはセットプレーからとなりました。
A、センターバックなので、基本的に点を取るならセットプレーだと思っていました。毎回狙っていましたが、ボールがなかなか来なかったり、来ても自分が合わせることができなかったりだったので、早く点を決めたいと思っていました。
Q、縦パスを狙うなど、攻撃の視点では今日はいかがでしたか。
A、特に前半ですが、いいボールの動かし方ができていて、ボールを持ちながら時間を使うことができました。前節の浦和戦は少しボールの失い方が悪くて、体力的にもバテてしまったので、その点から修正をし、急がず、ボールを大切にしながら自分たちの時間を作ることが前半はできていたので、そのサッカーが後半も続けることができれば、もっといいゲームができるのかなと思います。
Q、後半は相手がメンバーを変えてきた中で、押し込まれる展開もありました。
A、2-0という状況になると押し込まれる展開もよくあると思います。もっと自分たちが主導権をもってやりたいという中で後半は守り切ったという印象が強いかなと思います。
Q、ゴール後はチームメイトにいじられていました。
A、自分のキャラがそんなキャラですので、みんなにいじってもらって嬉しかったです。
Q、後半は自分たちが相手にリズムと主導権を渡してしまった印象もあります。
A、後半は疲れもあってイージーなミスもあり、相手にボールを渡してしまったシーンがあるので、そこは課題かなと思います。前半についてはボールも動かせて、点も取れたので、前半のようなサッカーがベースになれればいいかなと思います。
<渡邊凌磨選手>
Q、試合の入りからチームとして動きが良かったと思います。
A、今日の試合は自分とレアンドロが連携しながらポジションを変えようと試合前から話していたのでそこがうまくいきました。ワイドに紺野選手と佳史扶選手が高い位置でポジションをとれていたのでそこからの攻撃もうまくいったと思います。
Q、今週の練習で連携の部分をすり合わせることができたのですか。
A、練習でもしましたし、お互いがポジショニングをみながら動くことを意識して頂点に誰かが必ずいるように声をかけながら試合ではプレーしました。
Q、試合の流れとしては2点取ったところで勝負は決まったと思いましたか。
A、3点目をもちろん狙っていましたが、2点目が入ってから少しペースダウンしてしまったのが反省点です。3点、4点を取れればもっと楽に試合を終えられていたと思います。
Q、点差が開いたことで相手はより押し込んでくる状況だったと思いますが、チームとしてどのように対策しましたか。
A、試合前からこの展開を予想していて、アルベル監督も相手がもし負けていれば最後ロングボールを蹴って押し込んでくると言われていました。ディフェンスラインを上げることを全員が意識していてプレーしていました。そのなかで押し込まれてしまうのはしょうがないことですし、ボールを蹴られれば押し込まれてしまうので、いかにセカンドボールを拾えるかがすごく重要でした。危ないシーンも何個かありましたが中盤でボールを奪ってから時間を使うことができたので失点しなかったと思います。
Q、ゴールシーンを振り返ってください。
A、ボールが来た時にファーストタッチをミスしてしまい、相手にボールをつつかれると思ったのでスピードをダウンさせました。ボールに来ないでスペースを消すディフェンスをしてきたので、キーパーを見ることができてゴールを決めることができました。狙い通りではないですが入って良かったです。
Q、股下は狙ったのですか。
A、そこしかなかったので、そこに思いっきり振り切りました。
Q、プレスがうまくいっていたと思います。結果として相手のミスからのゴールでした。
A、僕らの意図している守備は、前線から行くというもので、今シーズン始まってから取り組んでいることです。あの守備がどのチームに対してもできるようにしていくことがこれからの課題だと思います。そこから1点決めることができたので、それが僕のゴールではなかったとしてもあの位置でボールを奪うことは大事だと思います。
<安部柊斗選手>
Q、4試合ぶりの復帰になりました。
A、フレッシュな気持ちでプレーできたのと、チームが勝てたのが何よりもよかったです。
Q、永井選手と髙萩選手が移籍して迎えた初戦でもありましたが、何か思うところはありましたか?
A、永井選手と髙萩選手にはたくさんのことを学んできたので、すごく寂しいですけど、選手としての選択として気持ちはわかるのでそこは尊重して、2人が抜けたから勝てないと言われないように、その2人の穴を埋めるだけのことをしなければいけないので、そういった意味では勝てたのでまずは良かったと思います。
Q、早い時間帯で2点リードできた中で、前半30分くらいから流れが変わったと感じましたが、ピッチ上ではどのように感じていましたか?
A、前半の入りがすごくよかった中で、暑さで運動量が落ちてきた部分があったと思います。ただ、失点しないで防げたことは良かったので今後、改善して運動量が落ちてくる時間帯を修正していきたいと思います。
Q、アルベル監督はボールを保持することが一番の守備と捉えていると思いますが、その点についてどのように考えていますか?
A、そこはアルベル監督の言う通りだと思います。自分たちがボールを持っていれば守備をする必要がないのでその時間をもっと増やしていければと思います。
Q、復帰戦で早速、ファールを受ける回数も多かったですが、フィジカルコンディションはどうですか?
A、復帰戦ということもあり体力的にはすごくきつかったですけど、(リハビリ期間で)リフレッシュできたので、キレもよかったかなと思います。
Q、リハビリ期間に外からチームを見て感じていたことはありますか。
A、ボールを失う回数も多かったですし、ディエゴやレアンドロにボールが入った時に孤立してしまうシーンがあったので、今日はそこのサポートを意識して試合に入りました。
Q、東選手がアンカーとして出場する機会が増えている中で、どのような関係でプレーしていますか?
A、東選手はすごく足元の技術が高く、周りも見ることができる選手で、自分にもサポートの声をかけてくれるのですごくやりやすいです。東選手をサポートできる位置を取りながら、攻撃に良いアクセントをつけられるようなポジションを取って前を向いてボールを運べたらと思っています。
<松木玖生選手>
Q、大きな勝利でした。試合を振り返ってください。
A、前半から自分たちがイメージしているサッカーはできていると思いました。良い時間帯で2得点をとることができて、試合を優位に進められたかなと思います。
Q、磐田の遠藤保仁選手とマッチアップする場面がありましたが、意識していたことはありますか。
A、試合前に、遠藤選手から攻撃がはじまるとスカウティングで聞いていたので、そこは僕と(安部)柊斗君がより厳しくいくことをイメージしていました。
Q、守備の局面で、遠藤選手のパスコースをふさいでいた印象です。
A、あそこからパスを出させなければ、攻撃は相手がイメージする方向性に進まないのではないかと思っていました。完璧な守備をすることはできませんでしたが、ある程度は抑えられたので良かったです。
Q、攻撃はレアンドロ選手を起点にシュート場面を作れていました。
A、ゴールはずっと求めているものですし、そこで決め切るかどうかで差が大きいと思います。そこで決め切れるように努力していきたいと思います。
Q、2点をとって優位になったあとに、ボールが行き交うような展開になりました。その問題点をどう感じていますか。
A、後半の残り15分くらいでディフェンスラインに疲れが出てきて引いてしまった部分はあったので、ボールサイドに寄せることができれば、最後まで素晴らしい試合ができたのではないかと思います。
Q、チャンスで決め切れなったのは残念でしたが、松木選手と渡邊選手のところで中を上手く使えていたのではないですか。
A、いつもはウイングの選手の状況を見てポジションをとるのですが、今回は相手を見ながら良いイメージを共有できました。
Q、センターフォワードを固定しないような流動的なポジションだったと思いますが、そこはチームですり合わせができていましたか。
A、特にレアンドロが自由に動けるように自分たちもポジションを変えていきながら、レアンドロが落ちてきた時にディフェンダーが食いついてきたら背後が空いてくると思うので、それはトレーニングの中でもできていたと思います。