【韓国遠征6日目】
遠征最終日は本田が様子をお知らせします。
サッカーのことに触れる量は少ないですが、ぜひご覧ください!

前日夜に洗濯が上手くできず、寝る時間が遅くなった選手たちが複数名いるなかで朝を迎えました。遠征あるあるですが、これも大切な失敗体験です。
日頃の生活環境がどれだけ人に助けられ、支えられて生きているのか?
自分で行動をする習慣がどれだけあるのか?
そして、前日にお土産を買いましたが、予想通り買いすぎてしまい、キャリーケースに入らない問題が発生、バタバタの帰国準備となりました。
スヨンさんから荷物便で荷物発送をする提案があり、選手たちが安堵していましたが山口コーチから、「自分で準備をしたケースの容量を考えず、計画的に買わないからだ!別便で送ると別料金になる可能性もある。みんな同じ条件で持ち帰りなさい」とのお話しがありました。
綺麗に荷物整理できている選手もいれば、この荷物どうやって持って帰るの?状態の選手もいます。
山口コーチ、平田フィジカルコーチは最低限の説明はしますが、全てに介入はしません。様々な成功、失敗体験が彼らの未来に繋がります。
今回、現地で山口コーチ、スヨンさん、パクさんが相談を重ね、サッカーだけではなく様々な体験を選手たちは積むことができました。サッカーの経験だけではなく、毎日、地元の食堂で安価で伝統料理をいただき、休息日には韓国一のテーマパークに行き、様々な韓国の文化に触れました。
この経験が選手の人生を豊かにしてくれると信じています。
そんな、バタバタの準備から出発、最終日の対戦チームはトンジン中学校 ベスト4(京畿道市)です。

最終日は天候にも恵まれ、最後の試合を2-1の勝利で終えました。
帰国に向けた準備、移動でも素晴らしいアクシデントが多くありました。アクシデントも山口コーチには予想通りです。
大切なことはその時を迎えた時にどんな行動を起こせるのかです。
誰かが失敗するのを見ているだけではなく、成功に向けて人に影響を与える、及ぼす人になって欲しい。そんな人がFC東京のトップチームにいて欲しいと思っています。海外遠征を通じて、多くの学び、失敗がありました。これが大切だと私たちは考えています。失敗を伴う挑戦を経て、選手たちは学び、感謝、成長に辿り着きます。
サッカーを追求しますが最後は〜ではありません。最初も最後も人です。
人の心を動かし、愛され、応援される選手をめざし、これからも多くの挑戦、失敗を積み重ねます。
ファン・サポーターのみなさま、期待していてください。
山口コーチに熱く指導を受けたこの選手たちの中から、必ず味スタのピッチに立つ選手が出てきます。
その日が来たらこの合言葉を送ってください。
「パッション!!」


最後に、ここまで遠征をサポートしていただいたコーディネートのスヨンさん、パクさんに深く感謝を申し上げます。
そして、今回の韓国遠征はクラブ関係者のみなさま、各中学校ならびに各ご家庭のみなさまの多大なるご理解とご協力により、無事実施することができました。
ここに深く感謝申し上げます。

・米本凪選手
今日は、韓国遠征最終日でした。朝から帰国の準備や試合への準備のところで遅れを取ってしまいました。その準備の遅れがウォーミングアップのところに影響してしまいました。試合が始まりそうになると全員で声を掛け合い切り替えて試合に臨むことができました。試合が終わった後は朝の反省を活かして全員で声を掛け合って素早く帰りの準備をすることができました。
サッカーでは昨日の課題であった試合への入り方の部分をみんなで意識して出来ていたので前半で開始早々点が取れたと思います。
この合宿では、それぞれの課題や自分の良さなどを一段と理解することができたと思いますこの経験を活かして、全員で成長していきたいです
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