8/27 柏戦 MATCH REVIEW & INTERVIEW

INTERVIEW2022.8.27

8/27 柏戦 MATCH REVIEW & INTERVIEW

<マッチレビュー>
前節、セレッソ大阪との試合が台風の影響により延期になり、東京としては3週間ぶりとなる公式戦を迎えた。1週間前にはFC町田ゼルビアとの練習試合で実戦感覚と試合の中で確認したい戦術面の調整を実施。今節からのJ1リーグ再開に備えてきた。

アウェイゲームで戦う今節の相手は5位の柏レイソル。3位の鹿島アントラーズとは勝点1しか離れておらず、AFCチャンピオンズリーグ出場圏を狙える位置にいるチームだ。

前回対戦時には、マンツーマン気味の守備とボールサイドへの厳しいプレッシャーを前に、東京はビルドアップの形を作ることができなかった。その対戦時から3か月を経て、チームとしての成長の手応えを得たい一戦となった。

しばらく中盤のメンバーは固定されてきたが、この一戦では新加入の塚川孝輝選手がインサイドハーフとして初めてスタメン起用された。また怪我から復帰した中村帆高選手がメンバー入りを果たした。

1st HALF-松木のプロ2得点目&佳史扶がプロ初得点
立ち上がりから主導権を握ったのは東京。前線からの柏のプレスに対して慌てずにボールをつなぎ、横や後方にボールを動かすだけではなく、縦方向のパスでディエゴ オリヴェイラ選手のポストワークを活かしながらボールを保持する。

柏がコンパクトな守備ブロックで人とスペースの両方を潰してくるが、後方でつなぎながら様子を窺い、縦パスでスイッチを入れてから少ないタッチでボールを動かして、相手をはがして相手ペナルティエリア付近まで侵入していく。

前半17分、後方から細かくつなぐと見せかけて、木本恭生選手が自陣から鋭いフィードで相手守備陣の背後を狙う。絶妙なタイミングで塚川選手が2列目から飛び出し、相手ゴールキーパーとの1対1でループシュートを流し込んだが、惜しくもオフサイドの判定でノーゴール。

攻守の切り替えが速く、相手がボールを持つ場面でも自陣のスペースをしっかりと埋めてフィニッシュまで持ち込ませない。前半23分には左サイドで数的優位を作り出されてペナルティエリア内でシュートを打たれたが、椎橋選手のシュートはゴール上へと逸れた。

各選手が相手選手の間、各ポジションの間の絶妙な位置に立つことで、東京はただボールを動かすだけでなく、ゴール方向に向かって選手が連動してパスをつないでゴールへと向かっていく。序盤からリズムをつかんで試合を進めてきた成果が前半40分に結実する。

右に開いてボールを受けた紺野和也選手からスペースへと縦パスが入ると、ディエゴ選手がボールを受けて、ペナルティエリアの右角で起点となる。中に入らずに縦方向にディエゴ選手がドリブルで仕掛けると、ゴール前に流し込んだボールがファーサイドに抜けたところに松木玖生選手が飛び込んで押し込み、プロ2点目となる先制点を東京が挙げた。


攻勢を強める東京は前半45分、自陣で塚川選手が囮になって相手選手のプレスをいなし、背後に抜け出した紺野選手にスルーパスを送る。紺野選手がスピードに乗ってペナルティエリアまで運ぶと、中央の渡邊凌磨選手につなぐ。ゴール前にも味方はいたが、渡邊選手は左サイドへのパスを選択。相手の守備のスライドが間に合わない一番外のサイドからバングーナガンデ佳史扶選手が飛び込んでくると、勢いのままにシュートをゴール左隅へと流し込み、プロ初ゴールを決めた。


2nd HALF-4得点を挙げシーソーゲームに決着をつける
リスタートとなる後半立ち上がり序盤は積極的にゴールをめざしてくる柏に押し込まれたが、ひとたびボールを奪うとカウンターに出て柏ゴールに迫る。一度目の攻撃でフィニッシュまで持ち込めなくても、後方からチーム全体の陣形を押し上げ、セカンドボールを回収して分厚い攻撃を仕掛けていく。

相手の攻勢に対しても下がることなく反撃姿勢も見せていたが、後半9分にサイド攻撃でゴール前に押し込まれると、クリアし切れずにペナルティエリアすぐ外にこぼれたボールをドッジ選手に豪快にボレーシュートで合わされてゴール右隅へと流し込まれた。

直後にアダイウトン選手と安部柊斗選手を投入すると、この2選手がすぐに“仕事”をする。後半12分、右サイドの狭いエリアを長友佑都選手が抜け出すと、ゴール前にクロスボールを入れる。ファーサイドで勢いを持って飛び込んできたアダイウトン選手が強烈なヘディングシュートを打つと、ボールは惜しくもクロスバーに弾かれる。しかし、こぼれ球に詰めていた安部選手が頭で押し込み、東京がすぐにリードを2点に広げた。


試合が落ち着くかと思われたが、後半17分にまたもサイド攻撃から得点を奪われる。右サイドからゴールに向かうクロスボールが入ると、ディフェンダー間のギャップに飛び込んできたドウグラス選手をつかまえられず、ダイビングヘッドで押し込まれた。

シーソーゲームの様相を呈してきたが、東京はカウンターからリードを広げる。後半23分、柏の攻撃を受けて自陣ペナルティエリア内で耐える中で、柏がペナルティエリア手前で横にボールを動かしてストライカーの武藤選手にパスを通したところを狙い、松木選手が厳しく寄せてボールをカット。そのままカウンターを発動してボールをハーフラインまで運び、ルイス フェリッピ選手に預ける。相手のディフェンダーが自分に引き付けられるのを見て、フェリッピ選手は左サイドのスペースへ駆け出したアダイウトン選手にパス。アダイウトン選手がそのままのスピードでゴール前まで仕掛けると、ディフェンダーをかわして丁寧なシュートをゴール右隅へ流し込んで再びリードを2点に広げた。


これでもスコアは落ち着かない。後半29分、またも右サイドからゴール前にクロスボールを入れられると、クリアできずにファーサイドに流れたボールを大南選手に豪快に蹴りこまれ、またも1点差まで詰め寄られる。

勢いに乗るホームチームがゴールへの圧力を強める中、東京はなかなかボールを保持し続けることができない。後半39分には後方の連携が合わずにボールを失うと、ゴール前にまたも鋭いクロスボールを入れられる。このボールをニアサイドでクリアすると、一転してカウンターのチャンス。クリアボールを受けたアダイウトン選手が前を向くと、柏のディフェンダーの背後にループパスを通す。フェリッピ選手が呼応してスペースへと走り込むと、相手ディフェンダー2枚のプレスを受けながらも豪快なシュートをゴール右隅へと叩き込んで、Jリーグ初ゴールを挙げた。


東京の勢いは止まらない。後半45分、アダイウトン選手が松木選手とのワンツーリターンでペナルティエリア内でボールを受けると、ディフェンダーをうまくブロックしながら、ゴール右隅のコースを丁寧に狙ったシュートを流し込み、試合を決めるチームの6ゴール目。


3失点で守備の不安はのぞかせたものの、ボールを保持して押し込みながらでもゴールを奪い、カウンターでも確実にゴールを奪える攻撃の幅の広がりを結果と内容で証明する試合となった。上位を争う柏を相手に一歩も引かない戦いを見せた勢いを継続し、次節、9月3日(土)にはホーム味の素スタジアムに戻り、首位の横浜F・マリノスとの一戦に臨む。

MATCH DETAILS

<FC東京>
STARTING Ⅺ
GKヤクブ スウォビィク
DF長友佑都/木本恭生/森重真人/バングーナガンデ佳史扶(後半33分:中村帆高)
MF松木玖生/東慶悟/塚川孝輝(後半10分:安部柊斗)
FW渡邊凌磨(後半33分:/木村誠二)/ディエゴ オリヴェイラ(後半13分:ルイス フェリッピ)/紺野和也(後半10分:アダイウトン)

SUBS
GK波多野豪
FW/山下敬大

GOAL
前半40分:松木/前半45分:佳史扶/後半12分:安部/後半23分:アダイウトン/後半39分:ルイス フェリッピ/後半45分:アダイウトン

<柏レイソル>
STARTING Ⅺ
GK佐々木雅士
DF大南拓磨/高橋祐治(後半32分:上島拓巳)/田中隼人/古賀太陽
MF戸嶋祥郎(後半0分:川口尚紀)/ドッジ/椎橋慧也/マテウス サヴィオ(後半24分:アンジェロッティ)
FW小屋松知哉(後半0分:武藤雄樹)/細谷真大(後半0分:ドウグラス)

SUBS
GK守田達弥
MF加藤匠人

GOAL
前半9分:ドッジ/後半17分:ドウグラス/後半29分:大南


[アルベル監督インタビュー]

Q、試合を振り返ってください。
A、前半は我々が期待する展開でした。後半は我々が期待していない展開でした。前半の内容についてはとても満足しています。試合とボールをコントロールしながら、しっかりとゴールに向かう意図的なプレーが多くあったからです。今日のようにボールをしっかりと保持できている時間帯には、明確に相手を上回るプレーができていると選手たちにも伝えましたし、前半はその通りの展開でした。
後半については、立ち上がりからいくつかミスが重なり、そこから試合のコントロールを失う展開になってしまいました。後半の最初の10分が課題としてあると思います。そこは良いプレーができなかったがゆえに、我々が期待する展開になりませんでした。
その後に、一人ひとりのクオリティが明確にゴールにつながったことを嬉しく思います。後半にコントロールできていた時間帯もありましたが、同時にコントロールできない時間が交互にくるような展開でした。簡単にボールを失ってしまうと相手に決定的なチャンスを作られるのがサッカーだと思います。選手たちにはそれをしっかり理解してほしいです。
チームがそれを理解してプレーできるように成長するには、やはり1年、2年という時間が必要だと思います。しかし、今日の試合は前半にチームが期待する通りの成長した証を残してくれたので、そこにフォーカスして良い気持ちとともにスタジアムを去りたいと思います。
「FC東京は今、しっかりボールを保持したいんだ」という意思を、前半はしっかりと表現できていたと思います。そして今日、Jリーグ初ゴールを決めたルイス(フェリッピ)のことを称えたいと思います。そして、今日だけではなく、今シーズンの初日から素晴らしい努力をしてくれている全選手を称えたいと思います。
幸運なことに、今日試合に勝てたことにホッとしています。先週、私が不在にしていたので、もし負けていたならば、不在だったことに対して多くの指摘を受けていたと思うからです。勝てたことにホッとしているのが正直なところです(笑)。

Q、松木選手をスタメンで起用し続けてきた上での現在の成長について教えてください。
A、彼を起用し続けているのは、彼自身に明るい未来があり、そして将来日本サッカーを担うような選手へと育つ可能性があるからです。私の謙虚な気持ちから言いたいことですが、彼のような特徴を持った選手が、今後の日本サッカーのさらなるレベルアップに貢献してくれると信じています。
一方、長友は日本サッカーを代表する素晴らしい偉大な選手だと思います。彼のメンタリティは本当に素晴らしいです。玖生も同じようなヨーロッパでも通用する強いメンタリティを持っています。だからこそ、若い彼にはより多くのことを伝えたいと思っています。今日の彼は、失ってはいけないボールを3回、4回と失ってしまう場面がありましたので、そこは成長を促したいです。
今夏に塚川孝輝が加入して、インサイドハーフはうまくローテーションを回すことができるようになったことは、チームにとってとてもプラスになりました。

Q、後半に1点を返された時点でアダイウトン選手と安部選手を投入しました。強く出てきた相手に対して、同じく強く出る対抗策をとった理由を教えてください。
A、私が指示したのは、ボールとともに守備をするということです。私は、このコンセプトを日本のみなさんに伝えたいと思っています。最大の守備というのは、ボールを保持することです。サッカーはボールひとつでプレーするスポーツです。だからこそ、そのボールを支配することは、同時に最高の守備をしていることだと考えています。それをあの交代とともに求めました。


[選手インタビュー]
<バングーナガンデ佳史扶選手>

Q、Jリーグ初ゴールおめでとうございます。ここまでのプレーも含めて今日のゴールを振り返ってください
A、怪我から復帰して、今日まで中々結果が出せていなかった中で、数字の部分も含めてやっと結果を出すことができたことは良かったですし、本当にうれしいゴールになりました

Q、前の試合からこの試合まで2週間以上の期間がありましたが、どこの部分の連携を高めめようと取り組まれていましたか。
A、攻撃参加の部分が自分の特徴だと思っていますが、ここまで中々出せていなかったので、その部分をどんどんチャレンジしていって、先週の練習試合でも点を取ることができていたので、今日の試合もいい状態と感覚で臨むことができました。


<松木玖生選手>

Q、松木選手の先制点が試合の流れを作りました。よく足を伸ばしましたね。
A、札幌戦では、同じような場面でアダイウトン選手の折り返しに触れなかったので、何としてでも触るという気持ちで合わせにいきました。クロスが来るだろうなとは思っていたので、うまくファーに逃げることができて、相手のマークを外すことができました。

Q、プロ初得点から期間が空きましたが、2点目をとるまではどのような気持ちでプレーしてきましたか。
A、どの試合もそうですが、自分が得点やアシストをしてチームに貢献したいという気持ちが強くて、それが今日の得点につながりました。チームも勝つことができたので、それがよかったと思います。

Q、久しぶりのゴールだったからか、ゴール後はすごく喜びを噛み締めているように見えました。
A、自分も久しぶりにゴールを決めることができたのですが、オカダカズチカ選手(新日本プロレス)のレインメーカーポーズをさせていただきました。

Q、チームとして6得点ありましたが、勝ち切れた結果が何をもたらしてくれますか。
A、今日の試合はチームとしてもうまくいったと思いますが、これを継続しないと残り9試合で上位を狙えないと思うので、この結果を続けられるように、チームとして成長し続けていきたいです。

Q、公式戦がない期間がありましたが、そこでどのようなことに取り組んできましたか。
A、自分たちのサッカーを確立させようということは話してきて、ただ単にポゼッションすることだけではなくてカウンターもありながら、ボールを動かしながら相手も動かすような練習をしてきましたし、相手に対しての戦術的な部分も研究して、攻守両面で相手の隙を突けたと思います。

Q、アルベル監督は後半で内容が変わったと評価されていましたが、選手たちはどう捉えていますか。
A、後半で3失点してしまったので、そこは改善しなければいけないですし、今日だけではなくこれまでもクロスへの対応で失点してしまっているので、そこはもう少し練習で詰めていかないといけないと思います。相手チームの選手がひとり退場するまではなかなか落ち着くことができなくて、ひとり少なくなってからは自分たちらしいボールを回すサッカーができました。

Q、上位争いには何が必要だと思いますか。
A、まずは戦術うんぬんではなくて、気持ちの部分で絶対に相手に負けないというモチベーションを持つことが大事だと思います。

Q、開幕前に思い描いていた自分のプレーについて、今の時点で手応えはいかがですか。
A、試合に出してもらっているのでもっとやらないといけないですし、それもただ単に守備を頑張るだけではなくて、得点やアシストを求めていけたらチームとしてももっとうまくいくと思います。

Q、次の試合は横浜F・マリノスとの一戦です。どんな印象がありますか。
A、すごく戦術的に確立されたサッカーをしてくる相手で、とてもタフな試合になると思いますが、自分たちも柏に勝ったことでベースを築けていると思うので、この流れに乗って勝ちたいと思います。

Q、あらためて意気込みを聞かせてください。
A、また上位の相手なので、しっかりと勝って、自分たちが上位争いに食い込んでいけるように勝ちたいと思います。


<塚川孝輝選手>

Q、インサイドハーフでプレーしてみていかがでしたか。
A、本当にみんなの距離感が良くて、相手もあまりプレスにこられていなかったので、ボールを保持する時間を作れたと思います。ただ、後半は相手が負けている分、前から来ていたなかで選手同士の距離が離れてしまいました。前半のようなプレーが続けられていれば、失点も減らせたと思います。

Q、中断期間中、チーム内でどういう話をして、今日その効果がどう出ましたか。
A、今までの積み上げがしっかりできていたので、中断期間があったお陰かは分からないですが、全体でまとまりがあり、めざすサッカーに対して近づいていけていると思います。もっとこれから突き詰めていけるようにしていきたいです。今日見ていただいて、このチームの強さが個のサイドでの突破などだと分かっていただいたと思いますが、そういうのも活かしていけるチームだと思うので、もっとすごいチームになれると思います。

Q、右サイドの2人の連携の部分で意識したことはなんですか。
A、お互いにすごう目を合わせながら、周りの選手とポジションを変えながら流動的にプレーすることができました。試合前から話していたので、試合でうまく出すことができて良かったです。

Q、初スタメンで意識したことと要求されていたことはなんですか。
A、意識したことはハードワークをすることで、要求されたことは、ボールをしっかりつなぐことや、チームを落ち着かせることでした。

Q、ボールを上手く引き出せていたと思うが手応えはいかがですか。
A、やはり、みんなが見てくれているので僕が動き出したタイミングでボールをもらい、周りの選手もカバーしてくれていたので、すごくプレーしやすかったです。僕が自分で、というよりは周りの選手が良さを引き出してくれました。

Q、前半の2得点の起点になりましたが、特に2点目のターンをして紺野選手へ縦パスを出したプレーを振り返ってください。
A、感覚的にプレーした部分もありましたが、しっかりゴールにつながったので、あのプレーを増やしていけるよういしていき、インサイドハーフはあそこで縦パスを入れれないと脅威になれないと思うのでもっとそこもこだわっていきたいです。


<ルイス フェリッピ選手>

Q、今日の勝利の要因はどこにありましたか。
A、アウェイのゲームで勝ち切るのはとても難しいことですが、前半を2-0で折り返すことができました。後半は自分たちのミスから失点をし自ら難しい状況にしてしまいましたが、そこから追加点を取ることができたことが今日の勝利につながったと思います。

Q、加入後初ゴールとなりました。そのシーンを振りかえってください。
A、自分はフォワードの選手ですので、ゴールを取ることが仕事です。今日は点を取ることができてうれしく思っています。加入してからあまり時間もない中で点を取れたことはポジティブにとらえています。

Q、初めてのチャンスをゴールに結びつけました。
A、練習から公式戦で点を取れるように、取り組んでいいました。今日の試合は集中して入ることができたことが点に結びついたと感じています。

Q、今日は途中出場という形でしたが、どのような狙いで試合に入りましたか。
A、2-1の状況で入ったので、相手に点を与えると勢いに乗らせてしまうので、一番は失点しないというところ。そして、追加点を取って勝利に導くというところ。その中で今日は点を取ることができ、大差で勝利できました。

Q、次のゲームに向けて意気込みを聞かせてください。
A、自分たちのやらなければいけないことを継続して取り組んでいくことだと思います。それが今日のような結果に結びつくと信じています。


<安部柊斗選手>

Q、途中出場は初めてだったと思いますがどんな狙いを持ちましたか。
A、今回はベンチからでしたが、いつも通りの試合の準備をしてきました。試合に途中から入っていつも通りのプレーを表現できたので、それが結果として出せたと思います。

Q、チームがめざしているサッカーができていたように感じますが。
A、前半は外から見ていた中ですごく良かったと思います。後半は相手が前線に出てきたことによって受け身になってしまう場面もありました。そこはもっとチームを落ち着かせることを自分が出すように言われていました。打ち合いになってしまいましたが、ボールを保持することができましたし、そのなかで得点にも結び付けることができたので良かったと思います。

Q、ハードワークできていたと思います。
A、そこが自分の強みで、そこをやらないと自分がいる意味ないですし、そこは誰にも負けたくないので変わらず今日だけでなく今後も続けていきたいです。

Q、次の試合に向けてはいかがですか。
A、自分はスターティングメンバーだろうがベンチだろうが、変わらずぶらさずにしっかり準備していきたいですし、週末はすごく良い相手と試合ができるので、出場したらチームに貢献できるようなプレーをしたいです。


<長友佑都選手>

Q、次節は首位、横浜F・マリノスとの試合です。強烈なサイド攻撃を持つ相手に対して、意識することはなんでしょうか。
A、まず、1対1で負けないことが大事になってきますが、チームでしっかり連動して、コンパクトな陣形で守りたいと思っています。

Q、チームは7位に順位を上げました。さらに上位を狙うにあたり、負けられない一戦になりますね。
A、前半戦も良い試合をしたものの、結果としては敗れているので、直近の試合では自分たちの攻撃のベースができてきていますし、確実に面白い試合ができると思います。次は、ホームでしっかり勝ちたいと思います。